付加健診の対象年齢が拡大
令和6年4月から、協会けんぽの付加健診の対象年齢が拡大します。
付加健診とは、35歳以上の被保険者を対象とした一般健診(生活習慣病予防健診)に検査項目を追加した健診のことです。付加健診で追加となる検査項目は、肝臓、胆のう、腎臓といった腹部の様子を調べるための腹部超音波検査や、高血圧・動脈硬化などを見つける手がかりとなる眼底検査で、人間ドックに含まれるような詳細な健診です。
これまで、付加健診の対象年齢は40歳及び50歳でしたが、新たに45歳、55歳、60歳、65歳、70歳も対象となります。付加健診の自己負担額は最高2,689円(一般健診との合算で最高7,971円)と、金銭的負担を抑えて詳細な健診を受けることができます。この健診を活用すると、労働安全衛生法上の健康診断と比較して検査項目が多いため健康管理が充実し、また生活習慣病を早期発見、早期治療することで、従業員の健康増進につながります。年度初めに健診の案内が届きますので、従業員へ周知をお願いします。
全国健康保険協会HP付加健診の対象年齢拡大
全国健康保険協会リーフレット 付加健診でより充実した健康管理を