グッドブリッジ税理士法人

スタッフお勧めの一冊 五日市剛著 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」 岡田ひとみ

13.09.30
スタッフ紹介
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 さて、3回目となりますスタッフお勧めの一冊は、岡田からの紹介です。この本には、工学博士でもある五日市氏が、学生時代の旅行中に出会ったおばあさんから教えてもらった「魔法の言葉」によって、人生が好転していったエピソードが詰まっています。

 すでに120万部を突破したベストセラー。なんと単純計算で日本人口の100人に1人がこの本をてにしていることになります。心からあふれるものが言葉となります。ぜひ、心のこもった言葉だけを口にして日々を送りたいものですね。

 本文から滲み出る、岡田の優しい人柄、母としての一面にも注目です。

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を読んで            岡田ひとみ

 

 私が読んだこの本は小説やエッセイでもなく、作者の経験談を公演で話した事をまとめたものでした。作者の経験と想いが詰まった、楽しい話でした。少し疑わしい感じもしますが、読む者の感じ方で楽しく感じることもできる話でした。

 

 そもそもこの本を選んで読んだのは、次女が東京で就職し単身で生活をしていますが、その娘が、この本を読んで「よかったよ、読んでみたら」と言ってくれたからでした。

 誰でも、「魔法の言葉なんて、本当にあるの?」と思ってしまいます。

 この本にある「魔法の言葉」は「ありがとう」「感謝します」でした。作者がイスラエル旅行の際、泊めていただいたおばあさんが教えてくれた言葉だそうです。いい事があった時も、悪い事があった時も心の中で言うのだそうです。いい事の時は分かるのですが、悪い時も言うと悪い事は続かず、いい時はいい事が続くとの事です。

 それと同時に「クソッタレ」「ばかやろー」「死んじまえ」など汚い言葉を使うとそういう人生を歩み、ツキが無くなるとありました。

 

 ここまで読むと当たり前のように思えますが、実生活の中では汚い言葉を使い、「ありがとう」「感謝します」という言葉のほうが言う機会が少ないように感じます。特に現代は、他人にも自分にも卑下したような言葉が多いように思えます。批判的な言動が、現代の象徴のような気がします。

 

 自分が、人生を楽しくするためには「ツキ」も必要ですが、その「ツキ」を呼び込む不断の努力が必要なのだと思います。ただ、その努力の仕方が判らなく、苦労しているわけですが、まずこの本にある「ありがとう」「感謝します」の言葉を言うことでその「ツキ」が呼び込めると信じ行動し、自分も楽しい人生を呼び込みたいと思います。また、娘もこの本を何度も読み返しているようですが、いつも落ち込んでしまう自分も、そのたびに読み返し、『ありがとう』『感謝します』をいつまでも忘れないようにしたいと思います。