グッドブリッジ税理士法人

年頭にあたり

16.02.29
所長の一言
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所長の大橋よりその時々の話題をお届けするコーナーです。

 今回は、今年の干支[丙申]の干支の字義についてです。

 是非、ご一読下さい。

 (写真は、今年1月に京都の京セラ本社の隣接している「稲盛ライブラリー」にて。)

 皆さん、御挨拶が遅くなりましたが、本年も宜しくお願いします。

 私の大好きな実業家のSBIホールディングスの北尾吉孝が、例年「年頭所感」でその年の年相を干支で見通していますが、今年も丙申(ひのえさる)の干支の字義について下記のような内容のコメントをされています。

 まず「丙」の字義からですが「夏に陽気がぐっと伸長して、万物が繁茂し光り輝く」意味があり、物事が盛んになり伸長する年であり、希望のもてる年であると言えるそうです。また「申」についてですが、色々な新たな勢力や動きがある種の激しさを伴って伸びるということを意味するそうです。総じて「丙申」の年は、基本的に陽気に満ちて大いに発展できる年ですが、善悪様々な勢力や、動きというものが出てあきらかになってきて、これまでの努力が結実して成果となって現れたり、時として大問題が逆に表面化する年となります。こういう年には得意淡然・失意泰然という言葉の通り、物事がうまくいっても油断をせず、驕り高ぶることなく、上手くいかなくてもゆったりと構えて次節到来を待つということが大切です。また今年のような「陽極まりて陰生ず」という変革期となる可能性の高い年回りでは、特に時代の趨勢を見極め、目先のことに振り回されないような的確な判断と責任ある行動が求められるということです。

 さて、そうすると昨年までの活動の成果が今年は如実に現れる年といえるのかもしれません。そうした意味では過去に努力したか否かの成果が、今年の業績に大きな影響を及ぼしそうです。好業績となっても油断して驕ることなく、また業績が悪くなるならば、過去の行動を反省・見直し新たな気持ちで2016年という年を航海していきたいものです。

 年末年始とメルマガの納得のいくメルマガが書けていませんが、今年もこのメルマガを通して、来たるべき時代への経営のヒントとなる情報を発信していきたいと思います。宜しくお願い致します。