本物に触れる~秋山木工セミナー開催!~
所長の大橋よりその時々の話題をお届けするコーナーです。
今回の所長コメントのテーマは4/14に開催いたします秋山木工代表・秋山利輝によるセミナーのご案内と、「徴税から財産を守る・人の力を味方につける」です。皆様のどなたにとってもこのテーマは他人事ではありません。
誰しも徴税とは無縁ではあり得ませんし、時間の制約・限界に頭を悩ませておられる方も多いことでしょう。
私ども会計事務所も確定申告業務で大変多忙な時期ですが、所長の言葉にあるように‘お客様の財産を徴税から守る気持ち’で日々取組み、また忙しい中だからこそ‘人の力を味方につける’ことがとても重要なのだと思います。
是非、ご一読ください。(写真は4/14(月)講演会講師、秋山氏の著書と共に)
本物に触れる ~秋山木工代表~
情報テクノロジーの発展でSNSやYouTubeなどの新しいメディアも増え、情報を得るには全く便利な時代になりましたが、反面、あまりの情報の多さに何が正しい情報なのかを選択することが難しくなっていることも事実です。しかし、いつの時代にも「本物」というものが存在することは確かです。
今回「経営者の学び場」では、皆さんに「本物に触れてもらいたい」との趣旨から、「一流の人材育成」で有名な秋山木工の秋山社長をお呼びして、人材の育成についてたっぷり三時間共に勉強をしたいと思います。
一流の人材を育てる一流の指導者の一流のお話を聞いて何を感じることができるのか、皆さんにとって今後の経営に役立つ貴重な機会になると思います。皆さん是非奮ってご参加下さい。
テーマ:秋山木工代表 秋山利輝氏「一流を育てる」
日時:4月14日(火)午後2時~5時
会場:沼津リバーサイドホテル
申込み:チケット制 3,000円
税金の負担が過去最高43.4%に
~徴税から財産を守る~
みなさん‘国民負担率’をご存知でしょうか?‘国民負担率’とは‘国民の所得に占める税と社会保障費の割合’のことです。つまり、企業や個人が稼いだ利益のうち、一定割合が税金や社会保障として国に徴税されますが、なんとその割合が43.4%であるということなのです。
単純化して一つの中小企業を例にとってみましょう。会社の利益が500万円、個人の所得が500万円と、会社と法人を合わせた合計の所得が1000万円の場合、何らかの形で434万円の税金が課されていることになります。これは法人税や住民税などの所得に応じた税金や、消費税など物を買うときに支払う税金、給料から天引きの社会保険料、自動車を保有することに係る自動車税、飲食代金の受領の際の印紙代など様々な形で皆さんのお財布から徴税されています。
1000万円のうち434万円を徴税されたら、残りの可処分所得は566万円です。これは会社と個人を合わせた可処分所得ですので、この566万円から会社の安定した経営のための内部留保を行い、個人では食事代や子供の学費、車のローンや住宅のローンを支払うことになります。
さてこの国民負担率ですが、フランスやドイツといった欧米諸国ではすでに50%を超えています。日本の国民負担率も遠からずこの50%の水準へ引き上げられていくことに間違いはないでしょう。稼いだお金の50%が国に徴税されるということです。
この平成27年1月からは相続税の負担が上がりました。そして来年にはマイナンバー制度が整備され、益々国の管理のもとに徴税をしやすい環境が整えられていきます。当然、納税は国民の義務ですが、稼いだお金の50%が税金となると、お金を稼ぐということだけでなく、どうやってお金を残していくのか、どのように財産を守っていくのかを考えるためにも、比重が益々重くなる税金という要素をしっかり押さえなければならない時代なのです。お客様の財産を徴税から守る気持ちで仕事に取り組みたいと思います。
やりたいことに主体的に取り組む
~人の力を味方につける~
ものごとを実行する場合に、切羽詰って慌てて仕事をするというケースが少なくないです。どうせやるなら主体的にものごとに取り組みたいとは思っていますが、ふと最近の出来事を思い出しても主体的にものごとに取り組めている時間が少ないことに気付きます。やらなければいけない仕事、つまり緊急性の高い仕事に追われ日々が過ぎ去っていく。いうならば、外的な環境の必要性に迫られ働かされているようなものです。
当然自らが主体的に取り組んでいる仕事でない場合、そこから受けるストレスも相当なもので疲れが蓄積されていくのを感じずにはいられません。本来ならば、前向きにやりたい仕事へ時間を割くべきですが、いつしかやらなければいけない仕事に撲殺されています。主体的にものごとに取り組むための時間を作りだすためにはどうしたらいいのでしょうか。
新しいことに挑戦するならば、現在の20%のことを止める必要があるということを読んだことがあります。確かに、時間には物理的な制約があり、これもあれもやれる時間はありません。新たなことに取り組むためには、現在取り組んでいることのいくらかを捨てる覚悟が必要です。現在やっていることの一部を見切ることが一つのポイントなのです。
では、取り組んでいる仕事が全て大切な場合にはどうしたらいいのでしょうか?こうした考えは、自分で自分の限界を決めているにすぎません。自分のやっていることは、自分にしかできないと考えたらそこで時間は有限となり、成長は限界点に達することになります。人は誰しも無限の可能性を持っていると考え、知識や技術そして知恵は、自分にしかできないものではなく誰かに代替可能と考えることが必要なのでしょう。とはいっても代替が簡単にいかない現実をどうすればいいのでしょうか?
自分にしかできない理由は、それが暗黙知のうえに成り立っており、自分にしかわからないが故です。この暗黙知で理解していることを文章に起こすなどして形式知に置き換えることで、この問題のほとんどの解決を図ることができます。当然、深い経験に裏打ちされた感覚などはこの域ではありませんが、「暗黙知を形式化することで人の力を活用させてもらうことができる」ようになります。主体的に取り組む時間をどう捻出するか、将来に向けた創造的な取り組みをするための大切なベースではないでしょうか。
立春も過ぎ、いよいよ春到来です。暖かい季節に向かうときには気持ちがウキウキしますね。私ども会計事務所は多忙な確定申告業務の第三コーナーに突入です。ゴールの先にある春に触れるのを楽しみにがんばりたいと思います。
本物に触れる ~秋山木工代表~
情報テクノロジーの発展でSNSやYouTubeなどの新しいメディアも増え、情報を得るには全く便利な時代になりましたが、反面、あまりの情報の多さに何が正しい情報なのかを選択することが難しくなっていることも事実です。しかし、いつの時代にも「本物」というものが存在することは確かです。
今回「経営者の学び場」では、皆さんに「本物に触れてもらいたい」との趣旨から、「一流の人材育成」で有名な秋山木工の秋山社長をお呼びして、人材の育成についてたっぷり三時間共に勉強をしたいと思います。
一流の人材を育てる一流の指導者の一流のお話を聞いて何を感じることができるのか、皆さんにとって今後の経営に役立つ貴重な機会になると思います。皆さん是非奮ってご参加下さい。
テーマ:秋山木工代表 秋山利輝氏「一流を育てる」
日時:4月14日(火)午後2時~5時
会場:沼津リバーサイドホテル
申込み:チケット制 3,000円
税金の負担が過去最高43.4%に
~徴税から財産を守る~
みなさん‘国民負担率’をご存知でしょうか?‘国民負担率’とは‘国民の所得に占める税と社会保障費の割合’のことです。つまり、企業や個人が稼いだ利益のうち、一定割合が税金や社会保障として国に徴税されますが、なんとその割合が43.4%であるということなのです。
単純化して一つの中小企業を例にとってみましょう。会社の利益が500万円、個人の所得が500万円と、会社と法人を合わせた合計の所得が1000万円の場合、何らかの形で434万円の税金が課されていることになります。これは法人税や住民税などの所得に応じた税金や、消費税など物を買うときに支払う税金、給料から天引きの社会保険料、自動車を保有することに係る自動車税、飲食代金の受領の際の印紙代など様々な形で皆さんのお財布から徴税されています。
1000万円のうち434万円を徴税されたら、残りの可処分所得は566万円です。これは会社と個人を合わせた可処分所得ですので、この566万円から会社の安定した経営のための内部留保を行い、個人では食事代や子供の学費、車のローンや住宅のローンを支払うことになります。
さてこの国民負担率ですが、フランスやドイツといった欧米諸国ではすでに50%を超えています。日本の国民負担率も遠からずこの50%の水準へ引き上げられていくことに間違いはないでしょう。稼いだお金の50%が国に徴税されるということです。
この平成27年1月からは相続税の負担が上がりました。そして来年にはマイナンバー制度が整備され、益々国の管理のもとに徴税をしやすい環境が整えられていきます。当然、納税は国民の義務ですが、稼いだお金の50%が税金となると、お金を稼ぐということだけでなく、どうやってお金を残していくのか、どのように財産を守っていくのかを考えるためにも、比重が益々重くなる税金という要素をしっかり押さえなければならない時代なのです。お客様の財産を徴税から守る気持ちで仕事に取り組みたいと思います。
やりたいことに主体的に取り組む
~人の力を味方につける~
ものごとを実行する場合に、切羽詰って慌てて仕事をするというケースが少なくないです。どうせやるなら主体的にものごとに取り組みたいとは思っていますが、ふと最近の出来事を思い出しても主体的にものごとに取り組めている時間が少ないことに気付きます。やらなければいけない仕事、つまり緊急性の高い仕事に追われ日々が過ぎ去っていく。いうならば、外的な環境の必要性に迫られ働かされているようなものです。
当然自らが主体的に取り組んでいる仕事でない場合、そこから受けるストレスも相当なもので疲れが蓄積されていくのを感じずにはいられません。本来ならば、前向きにやりたい仕事へ時間を割くべきですが、いつしかやらなければいけない仕事に撲殺されています。主体的にものごとに取り組むための時間を作りだすためにはどうしたらいいのでしょうか。
新しいことに挑戦するならば、現在の20%のことを止める必要があるということを読んだことがあります。確かに、時間には物理的な制約があり、これもあれもやれる時間はありません。新たなことに取り組むためには、現在取り組んでいることのいくらかを捨てる覚悟が必要です。現在やっていることの一部を見切ることが一つのポイントなのです。
では、取り組んでいる仕事が全て大切な場合にはどうしたらいいのでしょうか?こうした考えは、自分で自分の限界を決めているにすぎません。自分のやっていることは、自分にしかできないと考えたらそこで時間は有限となり、成長は限界点に達することになります。人は誰しも無限の可能性を持っていると考え、知識や技術そして知恵は、自分にしかできないものではなく誰かに代替可能と考えることが必要なのでしょう。とはいっても代替が簡単にいかない現実をどうすればいいのでしょうか?
自分にしかできない理由は、それが暗黙知のうえに成り立っており、自分にしかわからないが故です。この暗黙知で理解していることを文章に起こすなどして形式知に置き換えることで、この問題のほとんどの解決を図ることができます。当然、深い経験に裏打ちされた感覚などはこの域ではありませんが、「暗黙知を形式化することで人の力を活用させてもらうことができる」ようになります。主体的に取り組む時間をどう捻出するか、将来に向けた創造的な取り組みをするための大切なベースではないでしょうか。
立春も過ぎ、いよいよ春到来です。暖かい季節に向かうときには気持ちがウキウキしますね。私ども会計事務所は多忙な確定申告業務の第三コーナーに突入です。ゴールの先にある春に触れるのを楽しみにがんばりたいと思います。