グッドブリッジ税理士法人

朝活のすすめ

15.05.26
所長の一言
dummy

 所長の大橋よりその時々の話題をお届けするコーナーです。

 今回のテーマは「朝活」。みなさん、何時に起きていますか?早起きは苦手という方でも、早朝の静まり返った少し特別な朝を感じた経験は誰しもあるのではないでしょうか。少しずつ明るくなっていく空とゆっくり流れていく時間、早起きは苦手でも早起きをした時の充実感が忘れられずに万年早起きを目標にしてしまいます。

 寒さも抜け、まだ熱帯夜もないこの季節。早起きするには格好の時季です。明日から早起きされてみてはいかがでしょうか。

 是非、ご一読下さい。

朝活のすすめ

 

 すっかり暑くなってきた最近、日もとても長くなりました。最近「朝活」が話題になっていますが、せっかくの一日を元気に過ごすためにも朝の時間を有意義に過ごしたいものです。

 大手の会社では朝早く出勤してきた社員に朝食をふるまうケースもあります。朝の時間の有効活用は、世界中の成功者がやっていることでもあり、朝早起きをすると想像以上の効果が現れるという結果があるそうです。例えば、イギリス初の女性首相となったサッチャー氏は毎朝5時に起床をしていたそうです。またウォルト・ディズニーのCEOのロバート・アイガーは4時半には起きています。そんな世界の成功者たちが朝、いったい何をしているのかを紹介します。

 

  ①仕事の前に汗をかく

  毎朝5時半から1時間ランニングをする、ヨガのクラスをとる、など多くの成功者たちが朝活に運動をしています。ヨガでもジム通いでも、出勤前にエクササイズをすると達成感が味わえますし、エネルギーを一気に高めてから1日のスタートをきれるようです。

 

  ②1日の計画をたてる

  サッチャー首相は毎朝5時に起きて、1日の計画を立てたといいます。効率的に仕事 を進めるためにはタスク管理は欠かせません。また、その日のスケジュールや目標、なすべきことを確認しておけば自分の能力を最大限に発揮できるでしょう。

 

  ③しっかり朝食を摂る

  朝早起きして時間に余裕をつくり、しっかりエネルギーを補給して1日の仕事に備える。また、朝食は胃を満たすだけのものでなく、心も満たしてくれます。そして朝食時の家族とのコミュニケーションは自分の活力ともなります。

 

  ④瞑想をして頭をすっきりさせる

  特にまじめな性格の人ほどやるべきことで頭がいっぱいになりがちで、心を落ち着かせるのが難しいものです。成功者の多くは忙しい1日を始める前に、瞑想や祈りを行うことが多いそうです。1日の自分の成功を詳細にイメージすることから1日が始まります。

 

  ⑤一番大変なことから片付ける

  誰にも邪魔されず集中のできる早朝の時間は、重要な仕事をするのにもっとも有効な時間です。朝一番に行うことで、他の要因に関心が奪われる前にひと仕事終えることができます。1日の終わりには気を抜いて簡単なタスクをこなせばよいだけにしておけば、リラックスした気分で自由時間を迎えることができます。

 

 

             経営は気概と執念

 

 日本電産の永守重信社長とファーストリテイリングの柳井社長の日経新聞でのある対談のなかで、永守氏は「経営は気概と執念。絶対に成功させようとか、勝とうとか、いいものを作ろうとか、そういう気概と執念がないと成功しない」と、柳井社長は「つらい時こそ経営者は誇大妄想狂になるべきです。トップが夢を実現しようと言わない限り、社員は信用しません」とおっしゃっています。

 こうした言葉からも想像できるように、経営者などのリーダーには莫大なエネルギーが必要です。日々の仕事の中で失われるエネルギーを成功者の習慣に見習って「朝活」で充足してみてはどうかと思います。

 

 朝早く起きるコツはたくさんあると思いますが、大きなポイントは“眠り”でしょう。起きる時間から逆算して90分の倍数で就寝時間を決めるなどは耳にしたことがあります。先日読んだ中村天風氏の本には、就寝の時間は大自然からのエネルギーを体内に受ける時であり、そのエネルギーを寝ているときにしっかり吸収するためにも眠りに付く姿勢がとても大事であると書かれていました。絹で真珠をやさしく包み込むような気持ちで寝床につきなさい、と。

 いずれにしても、大きなエネルギーを蓄えて、一度しかない人生を精一杯楽しく過ごしたいものです。