企業資産と個人資産を正しく区別し、現金管理と信頼を確保
中小企業の経営において、企業資産と個人資産は時に混同しがちです。しかし、この線引きがあいまいなままだと、後にさまざまなデメリットをもたらす可能性があります。また、しっかりと区別することにより、金融機関をはじめ外部関係者からの信頼を高められるというメリットもあります。今回は、企業資産と個人資産を区別することの重要性、そして具体的な方法を解説します。
中小企業の経営において、企業資産と個人資産は時に混同しがちです。しかし、この線引きがあいまいなままだと、後にさまざまなデメリットをもたらす可能性があります。また、しっかりと区別することにより、金融機関をはじめ外部関係者からの信頼を高められるというメリットもあります。今回は、企業資産と個人資産を区別することの重要性、そして具体的な方法を解説します。
人材は経営の資本であり、企業の将来的な成長に欠かせない要素であることが広く認識されるようになりました。金融庁では、上場企業などを対象に、人材に関する情報を内外に向けて開示する「人的資本開示」を2023年3月期の決算から義務づけています。一見、中小企業には無関係に思える人的資本開示ですが、今のうちに取り組んでおくことで、さまざまなメリットがあります。人的資本開示の具体的な中身について把握しておきましょう。
キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)は、パートタイム労働者などの社会保険加入にあたり、事業主が労働者の保険料負担を軽減するため「社会保険適用促進手当」を支給したり、所定労働時間の延長や基本給などの増額を行なったりするなど、社会保険加入を促進する取り組みを行う事業主を支援するため、2023年10月に新設されました。2024年10月末時点で、2023年からの3年間に累計約30万人の取り組み予定労働者数が報告されています。2024年10月の社会保険適用拡大も受け、本助成金の利用を検討される企業も増加したのではないでしょうか。
「減資」とは、企業が所定の手続を経ることで資本金を減少させることを指し、企業が財務状況を改善するための施策の一つです。資本金は企業が事業を行うにあたっての運営資金にあたりますが、その減少は、さまざまな効果を生み出します。今回は、減資の基本的な概要とそのメリット・デメリット、そして手続の流れを説明します。
「シェアリングエコノミー」とは、個人が所有している場所やモノ、スキルなどの活用可能な資産を、インターネットを介して他人にシェアする経済活動のことです。フードデリバリーの「Uber EATS」や、フリマアプリの「メルカリ」などもシェアリングエコノミーの一種で、これらのサービスは今や日常生活に欠かせないものになりつつあります。新規ビジネスのヒントになるかもしれない、シェアリングエコノミーの概要を説明します。
新年あけましておめでとうございます。いよいよ2025年がスタートを切りましたが、今年の干支は巳年!ですが、巳年は今年の十二支であって、干支ではないことを知っていましたか?干支は正確には干と支に分かれ、干は10種類、支は12種類あり、この2つを合わせたものが本来の干支と言われるそうです。10干は、もともと中国で一から十までを数えるために使われた言葉で、日本でもなじみのある方もいらっしゃるのではないかと思います。甲乙丙丁(こう・おつ・へい・てい)戊己庚辛壬癸(ぼ・き・こう・しん・じん・き)12支は言わずもがな、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)では2025年の干支はというと、乙巳(きのと・み)の年にあたります。これは、全60種類のうち42番目の年。乙は「木」の要素をもって、植物がしなやかに成長をしていく意味を持ち、巳は神様の使いとして大切にされてきた生き物で脱皮を繰り返すことから不老不死のシンボルとされています。こうしたことから、再生や変化を繰り返しながら成長をしていける年になるそうです。ちなみに昔々に学校で習った645年の大化の改新・は、厳密には乙巳の変に始まる一連の政治制度改革のことをあらわします。 巳(蛇)は昔から財運や繁栄をつかさどる生き物。私も小さいころには蛇の脱皮した皮を財布に入れていたくらいです。さらなる金運アップのため、私も今年参拝予定の縁起の良い神社を紹介します。
美容室はさまざまなメニューを取り揃えて、集客を図ります。たとえば、カットだけでもレディースカットやメンズカット、フロントカットやメンテナンスカットなどのバリエーションを持たせている店は少なくありません。安定してお客を獲得するためには、メニューの作成に力を入れる必要があります。では、いったいどのようなメニューを作ればよいのでしょうか。お客を増やし、売上を伸ばすメニューの作り方について、解説します。
登記とは、国が管理している「登記簿」に不動産などに関する権利関係の情報を登録して、一般に公示する制度のことです。この登記簿に記載された情報は、法務局に「登記事項証明書」を請求して取得することで、誰でも自由に知ることができます。登記には、土地や建物に関する不動産登記以外にも、商業・法人登記や動産譲渡登記、債権譲渡登記や成年後見登記などの種類がありますが、今回は多くの人が関わる可能性のある不動産登記の登記事項証明書について、解説します。
多くの中小企業において、資金繰りのために役員個人のお金を会社に貸し付けることがあります。このように役員が個人として会社に貸し付けているお金を「役員借入金」といいます。この「役員借入金」は、一見すると便利な資金調達の手段に思えますが、相続時に大きな問題となる可能性があります。今回は、役員借入金の基本的な仕組みと相続に関するリスクについて解説していきます。
歯科矯正やスポーツ時の保護、歯ぎしりの改善などに使われるマウスピース(マウスガード)は、歯科医院でつくることが可能です。患者に合わせてつくるマウスピースは、市販のものに比べてつけ心地がよく、安全性も高いのが特徴です。マウスピースのカスタムメイドに力を入れることで、ほかとの差別化を図り、集患に成功している歯科医院も少なくありません。一定のニーズがあるマウスピースの基本を解説します。