社会保険労務士法人レイナアラ

記事一覧

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派遣先企業が派遣労働者を直接雇用するメリット

22.06.28
ビジネス【労働法】

労働者派遣法では、派遣先企業の同一の課や部署において、一部の条件を満たす者を除き、3年を超えて同じ派遣労働者を受け入れてはいけないことになっています。 この決まりは、いわゆる『3年ルール』と呼ばれています。 派遣先企業は、3年を経過した派遣労働者に対して、課や部署を異動させることで派遣労働者として引き続き働いてもらうこともでき、正社員や契約社員として直接雇用することも可能です。 派遣先にとって、派遣労働者の直接雇用は、雇用の安定化や優秀な人材の獲得などのメリットにつながります。 そこで今回は、派遣労働者を直接雇用する際のポイントについて解説します。

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仕事のパフォーマンスが向上する「勤務間インターバル制度」に注目!

22.06.07
ビジネス【労働法】

従業員が仕事上で能力を最大限に発揮するには、しっかりと生活時間や睡眠時間を確保する必要があります。 働き方改革の一環として、『労働時間等設定改善法』が改正され、2019年4月から、『勤務間インターバル制度』の導入が事業者の努力義務となっています。 これは、1日の勤務の終業時刻から翌日の始業時刻の間に、一定時間以上の休息時間を設ける制度で、従業員の生活時間や睡眠時間の確保を推奨するものです。 従業員のワークライフバランスを保つためにも有効な勤務間インターバル制度を紹介します。

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労働法違反になるかも!? 退職希望者を引き止めるときの境界線

22.05.24
ビジネス【労働法】

労働者自身の意思表示による退職については、労働法ではなく、民法の定めにより進めることになります。 そもそも憲法では『職業選択の自由』が認められており、企業にこれを侵害する権利はありません。 自社に必要な人材であればあらゆる手段を講じて引き止めたくなるものですが、強引なやり方をすると法令違反になることもあります。 退職希望者を引き止める際、行ってはいけないことについて解説します。

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有期労働契約にまつわる基準とは? 雇い止めが無効になるケースも

22.05.10
ビジネス【労働法】

労働者の解雇は、労働基準法では少なくとも30日前の予告、または30日分以上の平均賃金の支払いが義務づけられています。しかし、労働契約法では客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性が要件となっているため、現実的には厳しい制限だといえます。したがって、会社側が安易に一方的に解雇を行うことはできません。 解雇とは異なりますが、同じく退職のひとつとして有期労働者の雇い止めがあります。今回は、有期労働契約の基準と、雇い止めについて解説します。

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配置転換に注意が必要な、勤務場所を限定した労働条件とは

22.04.26
ビジネス【労働法】

昨今では、転勤がなく、同じところで勤務を続ける『地域限定社員』が増えています。 基本的に、従業員の配置転換・転勤については、会社側に大きな裁量権が認められています。しかし、採用時に「勤務場所を限定する」と取り決めていた場合は、その従業員を勝手に、別の事業所に異動させることができず、従業員の合意が必要になります。そこで今回は、従業員とのトラブルになりやすい勤務場所を限定した労働条件について解説します。

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『やりがい搾取』とは何か? 発生原因と実例を解説!

22.04.12
ビジネス【労働法】

「やりがいのある仕事をしたい」とは、誰しもが思うことではないでしょうか。 近年、『やりがい』は、仕事のモチベーションを支える動機として重視されるようになりました。 一方で、企業がその風潮を利用し「やりがいのある仕事です」と求職者を誘って、不当な低賃金労働や、長時間労働をさせてしまうケースも見受けられます。 今や『やりがい搾取』は、ハラスメントや不当解雇などと並ぶ労働問題の一つとなっているのです。 今回は、やりがい搾取が起きる理由や、やりがい搾取の実例について説明します。

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育児・介護休業法が改正! 長く働いてもらうための休暇制度の整備

22.03.29
ビジネス【労働法】

人手不足の企業が増える一方で、介護や育児で休業する労働者が増えており、会社のためにも、また本人のキャリアのためにも、長く働き続けてもらえるような休業制度の整備が求められています。そこで政府は『育児・介護休業法』を改正し、2022年4月1日から段階的に施行されます。 施行にあたって、事業者は就業規則の見直しを行う必要もあります。 今回は、改正育児・介護休業法のポイント、事業者が行うべき取り組みや、就業規則の変更箇所について解説します。

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女性が活躍できる職場に! 一般事業主行動計画の策定義務が対象拡大

22.03.08
ビジネス【労働法】

これまで従業員数が301人以上の企業には女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定や情報公開が義務づけられていました。 2022年4月から、この対象が、労働者数101人以上の企業に拡大されます。 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(行動計画)とは、企業における女性の活躍を推進するための計画書のことで、計画期間や数値目標、取組内容や取組の実施時期などが盛り込まれています。 新たに対象となる企業が取り組むべきことを説明します。

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無期労働契約に転換する企業側のメリットと導入方法

22.02.22
ビジネス【労働法】

2013年に施行された改正労働契約法によって、『無期転換ルール』が定められました。 このルールは、有期契約社員との労働契約が5年を超えて更新された場合、従業員からの申し出があった場合に限り、期間の定めのない『無期労働契約』に転換されるというものです。 従業員にとっては、有期労働契約から無期労働契約に転換することによって安定的に働けると共に、長期的なキャリア形成を図ることができます。 では、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 改正労働契約法における無期転換ルールの詳細と併せて説明します。

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2022年4月から中小企業でも義務化! パワハラ防止法

22.02.08
ビジネス【労働法】

2020年に、パワーハラスメントの防止措置を企業の義務とする、改正労働施策総合推進法が施行されました。この法律のなかの『パワハラ防止の措置義務』については、これまで大企業が対象でしたが、2022年4月からは中小企業も義務化されます。 すでに、職場におけるセクシュアルハラスメントについては、男女雇用機会均等法によって事業主に防止措置を講じることが義務づけられていますが、今後は、セクハラと併せてパワハラについても防止策を講じていくことになります。 “パワハラ防止法”とも呼ばれるこの法律の対応策について紹介します。