決算書の『決算修正』を行うケースと修正申告の手続き
事業者はその事業年度における収益と費用を計算して損益を割り出し、資産や負債を確定させる「決算」を行うことが法律で義務づけられています。作成した決算書をもとに、法人税の申告などを行うため、原則として決算書に誤りがあってはいけません。しかし、もし後になって過去の決算書に間違いが見つかった場合は、どうすればよいのでしょうか。決算書の間違いは、「決算修正」という処理によって、さかのぼって修正することができます。会計担当者であれば、知っておきたい決算修正の手順について説明します。