中小企業とは何が違う? 新たな分類『中堅企業』の狙いとは
2023年11月7日に経済産業省は、常時使用する従業員の数が2,000人以下の企業を「中堅企業者」と定義する方針であることを発表しました。日本の企業は従業員数や資本金などの規模によって分類されており、中堅企業は中小企業と大企業の中間に位置します。企業の分類によって適用される制度や使える補助金などが異なるため、事業者は自社の分類を把握しておかなければいけません。では、なぜ中堅企業という分類が新設されたのでしょうか。企業の分類に関する基準と、中堅企業を新たに設けた経済産業省の狙いについて解説します。