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立ち食いボロネーゼ&バルの二毛作で月商200万円 ビジネス街で勝ち抜く、飲食店成功の秘訣とは?

17.11.02
業種別【飲食業】
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ビジネス街で激化しているランチ戦争。
これを勝ち抜く方法のひとつが、“スピーディに料理を提供し回転率を上げる”ことです。 

今回は、昼のメニューを立ち食いボロネーゼに絞ることで成功した東京・神田の『寿 -KOTOBUKI-』をご紹介します。
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独自システムで、本格パスタを5分以内に提供! 

スーツ姿の会社員が行き交う街、東京・神田。
その一角、神田バル横丁に『寿 -KOTOBUKI-』はあります。 
広さ4坪、立ち利用で15名収容と小規模店ながら、月商200万円を超える繁盛店です。 


ランチタイムに提供するのはボロネーゼのみ! 

男性に満足してもらえるパスタを……と悩んだ結果、 
「肉をたっぷり使った、ボリュームのある本格パスタを、高コスパで提供するボロネーゼ専門店を考え付きました」 
そう語るのは、同店を経営する株式会社ジェイ・イシカワの代表取締役石川潤治さんです。 

ラグーソースは、牛肉をたっぷり使用し、香味野菜と赤ワインを合わせて長時間煮込んだもの。 
生パスタは、デュラムセモリナ粉を使った太めのビゴリ。
弾力が強く食べ応えがあり、ソースが絡みやすいよう表面にざらつきがあるのが特長です。 
この本格パスタを、注文からなんと5分以内で提供。
それを可能にしているのが調理の効率化です。 
生パスタは自社工場で製造、ソースはセントラルキッチンで仕込み、店舗では注文後に生パスタを1人前ずつゆで、ソースと絡めるだけ。 

この独自システムによるスピード感こそが会社員の人気のポイントであり、また回転率アップの秘訣にもなっているのです。 


夜はバルに変身 

夜はボロネーゼのほか、ランプレドット(香味野菜とギアラの煮込み)などのバルメニューを提供。
ドリンクは、珍しい銘柄を中心としたワインと洋酒を各40~50種類用意しています。 

そしてカウンター席ならではのスタッフとお客さまの距離感を生かし、アルコールと会話を楽しめる雰囲気を作り上げています。 

株式会社ジェイ・イシカワでは、この『寿 -KOTOBUKI』での成功を足掛かりに、今後はフランチャイズ店舗『BIGOLI』や、ソースと麺の提供を行うメニューライセンス店舗を増やしていく予定です。 



繁盛飲食店のヒット商法最前線