『カスハラ』と『感染症』が追加! 労災認定基準を理解しておく
『労災』とは労働災害の略で、労働者が就業中や通勤中にこうむった負傷や疾病、死亡などのことを指します。労災が労働基準監督署長によって認定されると、被災した労働者に対して、国が給付金などの補償を行います。 この労災を認定するための基準を『労災認定基準』と呼びます。 2023年9月1日には、心理的負荷による精神障害の労災認定基準にカスタマーハラスメント(以下カスハラ)や感染症等のリスクが新たに追加されることになりました。 労災が起きた際に迅速に対応ができるように、改正された労災認定基準について理解を深めておきましょう。