一之瀬 渉税理士事務所

記事一覧

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介護事業所における採用の手法とメリット・デメリット

24.04.30
業種別【介護業】

人材不足問題が深刻な介護業界では、その対策として『認証評価制度』や『処遇改善加算』などの取り組みを継続的に実践しており、徐々に介護業界への関心は高まっています。 また、将来的に必要になると考えられる介護職員の必要数は年々増加しています。 しかし、必要人員数との開きはまだまだ大きく、要介護者の増加に伴う「需要」に対して人員の「供給」が追いついていない状態といえます。 今回は人材不足で悩む介護事業所が、人材採用のために行うべき各手法について紹介いたします。

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『働きやすい・働きがいのある職場づくり』に重要な取り組みとは

24.04.02
業種別【介護業】

働き方改革が進むなか、介護業界においても『働きやすい職場』を構築するために労働条件や職場環境の整備に注力している事業所が増えています。 スタッフの意欲の向上や人材の定着を求めるためには、あわせて『働きがいのある職場づくり』にも取り組むことが必要です。 今回は、『働きやすさ』と『働きがい』の違いの理解から、『働きやすい・働きがいのある職場づくり』のために必要なものについて解説していきます。

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介護現場の完全週休3日制! 導入の効果とポイントは

24.03.05
業種別【介護業】

厚生労働省が『2022年雇用動向調査』に基づいて行なった分析によると、入職率から離職率を引いた『入職超過率』が、介護関連分野では、試算を始めた2017年以降、2020年まで1%程度のプラスで推移していたものが、2022年は初めて-1.6%というマイナスに転じたことがわかりました。実数でいうと、約6万3,000人の介護就労者が減少したことになります。 介護を必要とする高齢者は年々増加しているため、今後はより効果的な人材確保対策に取り組む必要があります。 そこで今回は、その方法の一つである『週休3日制』の導入ポイントについて説明します。

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介護事業所に『業務改善』が求められる理由と改善のメリットとは

24.02.06
業種別【介護業】

介護業界は人材不足が深刻な状況にあり、現場で働く介護スタッフの負担はますます増加しています。 しかし、利用者の生命を預かる場所である介護現場において、人材不足であったとしても常に介護サービスの質を維持し、向上を図らなければなりません。 このような状況下で、利用者や家族が安心できる介護サービスを提供するためには、介護事業所における定期的な業務改善と業務効率化が必要不可欠となります。 そこで今回は、介護事業所に業務改善が求められる理由と、業務改善を進めるメリットについて解説します。

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介護施設での夜勤の実態と、その改善策とは

24.01.02
業種別【介護業】

介護業のなかでも特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホームなど施設系の職場において、「夜勤」は必要不可欠な仕事です。 しかし、夜勤に対する不安や負担を感じている介護スタッフも多く、介護施設として何らかの対策をとる必要があります。 そこで今回は、介護業における夜勤の実態と、業務改善のための施策を紹介します。

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介護スタッフの怒りをコントロールするアンガーマネジメント

23.12.05
業種別【介護業】

介護現場は、利用者やその家族と関わる機会が多く、常に人間関係のトラブルが発生するリスクを抱えています。また、人員不足やスタッフ間のコミュニケーション不足等により、思うように仕事が進まずストレスが蓄積してしまうこともあるでしょう。 このように身体的・精神的に負担が大きい介護現場において、介護スタッフは自分の「イライラ」や「怒り」とうまく付き合うことが大切です。 そこで今回は、介護スタッフの感情をコントロールするための『アンガーマネジメント』を用いた対策法を紹介します。

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物価や光熱費の高騰による介護事業所への影響と対応策とは

23.10.31
業種別【介護業】

コロナ禍を経て、我が国の社会経済活動が緩やかに正常化しつつあります。しかし、ロシアのウクライナ侵攻や円安などの影響を受け、今もなおエネルギー価格や物価が高騰しています。これらは個人消費者の生活だけではなく、企業の経営状況にも大きな影響を与えています。 特に介護業界は、利用者の衣食住などの生活に関わる事業であるため物価・光熱費高騰による影響は計り知れず、急速な対策が求められています。 物価・光熱費高騰により介護事業所が受ける影響と、対応策について説明します。

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介護報酬の不正請求が多発! その原因と解決策とは

23.10.03
業種別【介護業】

介護事業所の運営や報酬請求の状況、高齢者の尊厳の保持などに関する理解について、行政が定期的に行う指導を『運営指導』といいます。その指導により、介護報酬の不正請求などの事実が発覚した場合、介護サービス事業者としての指定を取り消されるといった行政処分が行われる場合もます。 しかしながら、介護報酬の不正請求などにより指定の取り消しを受ける事業者は、後を絶ちません。 今回は、介護事業所が不正請求に至ってしまう原因と、解決策について考えていきます。

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2024年にケアマネの『法定研修』が見直し! 新カリキュラムを解説

23.09.05
業種別【介護業】

厚生労働省は2023年2月に告示改正を行い、2024年4月よりケアマネジャー(介護支援専門員)の法定研修のカリキュラムが見直されることになりました。今後、各研修は新カリキュラムに沿った内容に変わります。 法定研修の目的は、ケアマネジャーとして必要な専門知識や技術の修得を図ること、専門職としての能力の保持・向上を図ることなどです。カリキュラムの見直しは、ケアマネジャーが受講する一連の法定研修が対象となります。 今回は、このケアマネジャーの法定研修のカリキュラムの見直しについて解説します。

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知っておこう! 介護事業所における高齢者虐待の現状と予防対策

23.08.01
業種別【介護業】

かねてから問題視されている、介護事業所での高齢者虐待が深刻化しています。 高齢者虐待は暴力行為による身体的虐待だけでなく、暴言や無視などによる心理的虐待、必要な介護サービスを利用させないといった介護や世話の放棄・放任などの行為が含まれます。 高齢者虐待が増え続ける背景には、高齢化社会による介護施設利用者の増加と、慢性的な従業員不足が影響しているといわれています。 今回は、高齢者虐待の要因と、防止するための対策を考えていきましょう。