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“オジサン”が楽しいイタリアンの大衆酒場という業態で25坪・月商650万円!

16.07.08
業種別【飲食業】
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「日本一おいしいミートソース」の商品力を活かした業態開発で躍進する(株)イタリアンイノベーションクッチーナ。

イタリアン大衆酒場『東京MEAT酒場』では、中高年のサラリーマンのニーズを獲得し、連日賑わっている。
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■このお店が繁盛している理由!

1.イタリア料理を酒場メニューに落とし込み、独自業態を開発 

2.“日本一おいしいミートソース”の魅力をさらに高めた新名物! 

イタリア料理に和を融合させた『東京MEAT酒場』は、「ワイン以外のお酒でイタリア料理を楽しませる」というコンセプトで、“イタリアン=ワイン”のイメージを刷新した。

経営は、「日本一おいしいミートソース」が看板のイタリアンレストラン『トスカーナ』を展開する(株)イタリアンイノベーションクッチーナが行っている。

2015年7月にオープンした『東京MEAT酒場 新宿三丁目・新宿御苑前店』は、イタリアンの概念を覆し、現在25坪・50席で月商650万円を売る人気店だ。 

ターゲットは、イタリア料理を食べ慣れていない中高年のサラリーマン。屋号を入れたクリーム色のテントに、緑・白・赤のイタリアンカラーの提灯を下げた大衆酒場を思わせるファサードが、来店しやすい雰囲気を作り出している。

さらに、店内ではBGMに演歌や歌謡曲などを流し、“中高年客が懐かしい”店づくりを工夫。 

常時40種類以上揃えるメニューは、イタリア料理に2~3割の和テイストを加えることで親しみやすくし、気軽なちょい飲みからしっかりとした食事利用まで満たす。

名物料理の「牛塩もつ煮」は、フィレンツェで食べたモツ煮料理「ランプレドット」に感動して開発。

同社の看板である「日本一おいしいミートソース」は、どんぶりの底にソース、その上に麺をのせた“のっけ麺”スタイルで提供する。

ドリンクは常時65種類以上を揃え、ハイボール系が12種類、サワー系が11種類と半数近くを占め、酒場感を訴求する。 

また、お客の健康に配慮し、安心・安全にこだわった食材を使用。

さらに、「料理を通して多くの人を幸せにする」という経営理念のもと、“完全無化学調味料化”にも取り組んでいる。


繁盛飲食店のヒット商法最前線 


【記事提供元】
近代食堂2016年7月号(旭屋出版)