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親子で通いたくなる歯科医院に! 親子参加型の予防歯科のすすめ

18.10.04
業種別【歯科医業】
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子どもの1歳半検診で母親・父親が来院したとき、どのような対応をしていますか? 
診察が済んだら、「半年後にまた定期検診に来てくださいね」とお伝えするだけで、終わってしまっていませんか? 

実は、子どもの歯科検診は、家族揃って虫歯予防に取り組むとても良いチャンスなのです。 
誰でも、我が子には虫歯で痛い思いはさせたくないもの。 
今回は、子どもの通院をきっかけに始められる“親子参加型の予防歯科”についてご紹介します。
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子どもの虫歯予防には家族で取り組む

山口県宇部市にある歯科医院では、家族ぐるみで虫歯予防に向き合うことの大切さを知ってもらう取り組みを行っています。
それは、母親、父親をはじめ、家族の方々に口内検査を受けてもらうことです。
周囲の大人が検査を受けることで、大人から子どもへの感染リスクを知ってもらうことができます。
また、実際に歯周病や唾液の検査を行うことで、治療や定期的な検診へとつなげることができます。

大人の方で、歯医者に良い思い出がある方は少ないのではないでしょうか?
虫歯ができて歯を削ったり、歯を抜いたり、歯茎が腫れたりと痛い思いをしているはずです。
“自分が辛い思いをしたので、子どもには同じ思いをさせたくない”というのが親心。

「予防を始めるのはできるだけ早いほうが良い」
「子どもの頃から習慣づけておくと、大人になっても無理なく続けられる」

ということをしっかり伝えて、家族での診察を促すことが大切です。


子どもが12歳までは予防処置を無料に

“家族揃って虫歯予防に取り組む”と言っても、通院する理由や利点がなければ難しいかもしれません。
また、子育て世代の方々は忙しく、これから成長していく子どもにお金がかかることも心配されているでしょう。

ここで、神奈川県相模原市で開業している歯科クリニックが、家族向けに行っている支援をご紹介します。
それは、12歳未満の子どもに、予防のための処置を無料で提供するというものです。
施している処置は『シーラント』と『フッ素塗布』で、これらは通常は保険が適用されず、患者が自費で負担するものです。
このサービスは、家族がメンテナンスに通院中で、合わせて子どもも予防に通う場合に提供しています。
こうした支援は、子育て世代の家族にとって大きなメリットとなるのではないでしょうか。

母親や父親に、自身の口と体の健康を実感してもらうことは、たいへん意味のあることです。
親子一緒に通うことで、まずは家族が予防の大切さについて理解し、子どもに伝えることができるからです。
定期的に予防処置をしておくと、今後、治療のための時間や費用が抑えられるといった将来的なメリットもあります。
家族の方へはこのような説明も行い、通院をすすめるようにするとよいでしょう。


家族の“デンタルIQ”の向上を目指す

デンタルIQとは、“歯や、歯にまつわる病気についての知識”のことをいいます。
自分が理解できていないことについて、子どもに正しく伝えることはできません。
子どもと一緒に予防歯科に通うことで、“生きた知識”や “新しい知識”が増え、デンタルIQが向上します。

親子で一緒に通院すると次のような利点があると、茨城県水戸市の歯科クリニックでは伝えています。

・ご家族とご自身のメンテナンスができる
・お母様やお父様と一緒なので、お子様が不安なく診察を受けられる
・お子様の状況を把握することで、予防について適切な手法を学び、伝えることができる

親子で通える予防歯科として、患者に向けてさまざまなアプローチがあると思います。
何より、健康な天然歯が揃ったまま大人になるということは、親子共に嬉しいことでしょう。

子どもの歯科検診時には、“天然歯を維持する大切さ”“虫歯予防やメンテナンスの重要性”についてアドバイスするようにしましょう。
そして、予防をおすすめする際には、親子揃ってサポートを続けていくことをしっかり伝えるようにしましょう。



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