斉藤会計事務所

8月11日「山の日」について

19.08.22
事務所記事
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こんにちは、斉藤会計事務所です。
残暑厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年のお盆休みは、8月11日の「山の日」が日曜日のため8月12日(月)が振替休日となり、一般的なお盆休み期間13日(火)~16日(金)、連休の土日を合わせると
10日(土)~18日(日)の最大で9連休となりました。
今回は、いつからか日本の国民の祝日となった「山の日」についてお話したいと思います。


*「山の人とは」
山の日とは2014年に制定され、2016年1月1日施行の改正祝日法で新設された、
現時点でもっとも新しい国民の祝日です。
祝日法第2条によれば「山の親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とされています。
山の日が制定されるきっかけとなったのは、作曲家の船村氏が
「海の日があるのに、山の国である日本の山の日がないのはおかしい」という提言でした。

*なぜ8月11なのか
山の日には祝日制定の根拠となる出来事があったわけではないため、
「夏山シーズン前の山々がもっとも輝く月」として、6月第1日曜日が提言されていました。
また、「8月13日からお盆につながる、夏山シーズン」を狙った、8月12日を推す声もありました。
しかし、8月12日は「御巣鷹山日航機事故」という悲劇があった日でもあり、
慰霊の日を祝日とすべきでないというから、最終的に8月11日とされたそうです。

*2020年の「山の日」は移動
東京五輪のある2020年は、山の日を含めた祝日の移動が行われます。
これは、オリンピックに伴う観光客の増加を見越したもので、
開会式の前後を4連休、閉会式の前後を3連休とし、交通混雑を緩和させるための措置です。
これによって海の日7月23日(木)へ移動、スポーツの日へと名称変更される体育の日が、
オリンピック開会式当日7月24日(金)へ移動され、週末をあわせた4連休となります。
また山の日は、オリンピック閉会式となる8月9日(日)の翌日、8月10日へ移動され、
週末とあわせた3連休となります。


2016年の施行以来、さまざまなイベントが山の日前後に行われるようになり、
これを機会にみなさんも各地のイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。