246911(ニシムクサムライ)月はなぜ31日ではない?
子どもの頃に、カレンダーを見てふと、1ケ月はどうして30日だったり31日だったりするの? と疑問に思われたことはございませんか?
その疑問について調べてみました。
●カレンダーの起源と歴史
現在使用されているグレゴリオ暦といい、ユリウス暦に基づいています。ユリウス暦
は、ローマ帝国のジュリアス・シーザーによって紀元前46年に導入され、1年を
365.25日とし、4年に1度の閏年を設けました。ユリウス暦では、1月と2月を短い
月にして、残りの月を31日としましたが、後にグレゴリオ暦に改良され、現在の形
になりました。
元々は、月の周期に基づくカレンダーが使用されており、月の満ち欠けが
1ヶ月を定義していましたが、天文学や農業の観点から、より正確な時間の計測が
求められるようになりました。
『年』という漢字は、稲がみのることを表しています。1年は地球が太陽の周りを
ぐるりと1周する期間です。1年かけて稲を育て、米を収穫するため、その期間を
『年』と表したと言われています。

●月によって日数が異なるのはなぜ?
カレンダーにおける月の日数の違いは、歴史的な理由によるものです。
古代ローマでは、月を12等分し、最初はすべての月を30日と設定しました。
しかし、1年を365日として計算した結果、1ヶ月が31日である月をいくつか
設ける必要が出てきました。そのため、31日月と30日月が交互に配置されること
になりました。
そして、古代ローマでは、1年の始まりが3月で2月は年の終わりの月とされていた
ため日数が少なくなりました。
●2月28日の月と29日の月がある意味
2月が28日となる理由は、ローマのカレンダー改革にあります。元々、ユリウス暦
では2月を最短の月として設定し、閏年に1日を追加することで調整しました。
現在のグレゴリオ暦でも、このシステムはそのまま受け継がれており、4年に1度の
閏年で2月は29日になります。

●最後に
日数が短い月の覚え方で246911(西向く士)のほかに、自分の拳(グー)
甲側の凹凸で、骨の出っ張り部分の凸が日数の多い月・骨と骨との間の凹みは日数の
少ない月と考えます。
最初は人差し指の凸を1月として、次に人差し指と中指の間の凹みを2月として、
中指3月凸・4月凹み・薬指5月凸・6月凹み、小指の凸が7月、その折り返しで、
そのまま小指の凸を8月として、最後、中指の凸が12月という見方もあるようで
す。