生産年齢2.36人で高齢者1人の社会保障支える-過去最大の減少
生産年齢2.36人で高齢者1人の社会保障支える
日本人は1億2,616万3,576人 過去最大の減少
―総務省
総務省は7月1日、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態 および世帯数」(2015年1月1日現在)を発表した。住民基 本台帳法に基づく2015年1月1日現在の住民票に記載されて いる人の数と世帯数ならびに2014年1月1日から12月31日ま での間の人口動態を取りまとめたもの。
日本人は1億2,616万3,576人 過去最大の減少
―総務省
総務省は7月1日、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態 および世帯数」(2015年1月1日現在)を発表した。住民基 本台帳法に基づく2015年1月1日現在の住民票に記載されて いる人の数と世帯数ならびに2014年1月1日から12月31日ま での間の人口動態を取りまとめたもの。
<人口動態統計とは>
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の各事象について、各種
届出書等から人口動態調査票が市区町村で作成され、これ
を収集し集計したものである。
速報の数値は調査票の作成枚数であり、日本における日本
人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以
前に発生した事象を含むものである。
そのうち、日本における日本人についてまとめたものが人
口動態統計月報(概数)であり、この月報(概数)に若干
の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。
<人口6年連続減少>
全国の人口(日本人住民と外国人住民の総計)は前年比21
万1,530人減少 (0.16%減)し、1億2,822万6,483人。
このうち、日本人住民は前年比27万1,058人減少し、1億
2,616万3,576人。2009年をピークに6年連続で減少しており
調査開始(1968年)以降最大の減少となった。
<出生者数は最少>
日本人住民の出生者数は100万3,554人で、調査開始以降最
少になり、死亡者数は127万311人で、調査開始以降最多。
自然増減数(出生者数から死亡者数を差し引き)は26万6,
757人減で、自然減少数が8年連続拡大して調査開始以来最
大の減少幅だった。
<年齢別では>年少人口(0~14歳)は1,631万18人(構成比
12.93%)、生産年齢人口(15~64歳)は7,717万2,787人
(同61.17%)、老年人口(65歳以上)は3,268万764人(同
25.90%)。
<生産年齢2.36人で高齢者一人を支える>
年少人口は1994年以降毎年減少しており、生産年齢人口も
、1996年以降毎年減少。
一方、老年人口は1994年以降毎年増加しており、初めて年少
人口の2倍以上になった。単純に生産年齢人口を老年人口で割
った場合、生産年齢2.36人で高齢者1人の社会保障を支えるこ
ととなる。
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の各事象について、各種
届出書等から人口動態調査票が市区町村で作成され、これ
を収集し集計したものである。
速報の数値は調査票の作成枚数であり、日本における日本
人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以
前に発生した事象を含むものである。
そのうち、日本における日本人についてまとめたものが人
口動態統計月報(概数)であり、この月報(概数)に若干
の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。
<人口6年連続減少>
全国の人口(日本人住民と外国人住民の総計)は前年比21
万1,530人減少 (0.16%減)し、1億2,822万6,483人。
このうち、日本人住民は前年比27万1,058人減少し、1億
2,616万3,576人。2009年をピークに6年連続で減少しており
調査開始(1968年)以降最大の減少となった。
<出生者数は最少>
日本人住民の出生者数は100万3,554人で、調査開始以降最
少になり、死亡者数は127万311人で、調査開始以降最多。
自然増減数(出生者数から死亡者数を差し引き)は26万6,
757人減で、自然減少数が8年連続拡大して調査開始以来最
大の減少幅だった。
<年齢別では>年少人口(0~14歳)は1,631万18人(構成比
12.93%)、生産年齢人口(15~64歳)は7,717万2,787人
(同61.17%)、老年人口(65歳以上)は3,268万764人(同
25.90%)。
<生産年齢2.36人で高齢者一人を支える>
年少人口は1994年以降毎年減少しており、生産年齢人口も
、1996年以降毎年減少。
一方、老年人口は1994年以降毎年増加しており、初めて年少
人口の2倍以上になった。単純に生産年齢人口を老年人口で割
った場合、生産年齢2.36人で高齢者1人の社会保障を支えるこ
ととなる。