当事者が患者を支える『ピアサポート』について
がんの体験者や難病の当事者などが、同じ境遇になった患者の支援活動を行うことを『ピアサポート』といい、そうした支援活動をしている人を『ピアサポーター』と呼びます。 ピア(Peer)とは、仲間や対等という意味を持つ言葉で、医療従事者とは異なる立場から、患者の目線に立ってサポートを行えるのが特徴です。 同じ経験を持つ人に悩みを話したり、相談したりすることは、患者の精神面に安定をもたらします。また、経営においては、サポートの手厚さを対外的に表現する手段にもなり得ます。 今回は、病院におけるピアサポートについて、紹介します。