土地家屋調査士法人共立パートナーズ

土地境界確定測量業務において、1番大事なことは・・・

16.08.23
オリジナル記事
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土地家屋調査士の横田教和です。

今回からは測量や登記の事について書いて行きたいと思います!
■まずは土地境界確定測量業務の流れを簡単にご説明したいと思います。


①現地調査・役所調査
    ↓
②ご依頼者様と打合せ
    ↓
③隣接地所有者様挨拶
    ↓
④現地測量
    ↓
⑤測量結果分析・図面作成
    ↓
⑥隣接地現地立会
    ↓
⑦境界標設置
    ↓
⑧境界確認書の取交
    ↓
⑨確定実測図作成・測量成果作成

みなさん!
この流れが一般的ですが、上記業務で1番大事なことは何だと思いますか??

それは・・・
③の隣接地所有者様挨拶です。
弊所ではこの挨拶業務が1番重要と考え、必ず、ご依頼者様にもご同行して頂き、
隣接地所有者様に測量主旨・測量日程・ご協力頂きたい内容等を事前にお伝えしてから
測量作業に入って参ります。
これは私共が創業から1番こだわっていることです。

ご依頼者様にとっては少し煩わしいことかもしれませんが、
この近隣挨拶をして隣接地所有者様にきちんと事前にご説明をしておけば、
ほとんどトラブルになることはございません。

少し細かい解説をいたしますが、正直、いろいろな隣接地の方がおります。
ご高齢で頑固な方・少し癖のある方・非常にお忙しい方・遠方にお住まいの方等
この情報を隣接地所有者様にご挨拶時に、仕入れるためでもあるのです。
そして、その方に当てはまる適宜対応をすることによって、トラブルを回避することが
可能になります。

実際、弊所でも御陰様で年間400件以上の相続・売買における測量・登記を承りますが、
上記のとおり、近隣挨拶をしっかりと行い、
ご依頼者様と隣接地所有者様がコミュニケーションを取って頂いておりますので、
ほとんどトラブルになるケースはございません。

もちろんそれ以外の測量業務もしっかりと対応し、報告・連絡をマメに行い、
ご依頼者様やご紹介様にご安心して頂けるよう日々、精進しております。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

次回は境界・筆界について触れて行きたいと思います。


土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 
代表 横田教和