土地家屋調査士法人共立パートナーズ

「土地の面積の測り方」について

17.06.20
オリジナル記事
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土地家屋調査士の横田教和です。

 

今回は、「土地の面積の測り方」について、書きたいと思います。

 

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登記簿に記載されている土地の面積(地積)は、どのようにして測るのでしょうか?
また、土地の面積に関して、注意する点があれば教えてください。

 

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土地の面積は、まず境界をはっきりさせるための測量を行い、その測量結果に基づいて計算します。
面積の計算は、現在は、測量で求めた境界点の座標から、方程式により算出する、
座標面積計算(ざひょうめんせきけいさん)が主流
のようですが、
以前は、土地を三角形に区切って、それぞれの三角形の面積を足し合わせる、
三斜面積計算(さんしゃめんせきけいさん)が主流
でした。


さて、今まで単に「面積」と表現してきましたが、土地の面積は、水平投影面積(すいへいとうえいめんせき)と呼ばれる面積が使われます。

水平投影面積は、傾斜地があっても、水平に置き換えて計算します。
つまり、その土地を真上から見たときの面積ですので、実際の見かけ上の面積とは違うことに注意してください。

 

また、土地の面積を実際に測ると、登記簿の面積(地積)と違う場合があります。
このような場合には、登記簿を正しい面積に直す手続が必要になります。

ちなみに、実際に測った面積が大きい場合を縄延び小さい場合を縄縮みと呼びます。



その他「土地の面積」についてお知りになりたい場合には、弊社までおたずねください。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。



土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 

代表 横田教和