司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(52)

23.09.11
釣り人宮崎の釣行記
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全くアタリがないまま2時間経過……

8月は台風等で釣行回数が少なく、己のヘボさを再認識することになりました。

8月3日(木)

風速7mの強風だったので、オトリを買わずに午後から勝浦川の偵察に…。

しかし川を覗くと釣り人はいっぱいおり(みんな気合入ってます!)、星谷橋上流で帰り支度をしていた先客に聞いてみるとまずまずとのこと…。

こうなるとオメオメと引き下がるわけにもいかず、小松島までオトリを買いに戻り、16時過ぎから同じ場所に入ってみました。

しかし、風は収まったものの私がやると全くアタリがないまま2時間経過…(笑)。

薄暗くなって、下流のコロガシ釣りの人が全員帰ったので、橋の下を潜ってそちらに移動し、死にかけのオトリを早瀬の中に入れてじっと待っているとやっと小型(17㎝)が1匹…。

「オトリが替わったけん何とかもう1匹…」と欲を出して少し下流に入れると今度は良型が掛かり、丁寧に流心から外して抜き上げると22㎝。

8月3日:アユ

レベルの低い話ですが、釣れてホントに良かったです。

8月5日(土)

釣友と鳴門方面に夜釣りに行くことになり、夕方、待ち合わせの長原漁港でソフトルアーを引いてみましたがアタリは無く、キビナゴで波止際を探ってみるもアタリ無し。

その後、釣友と合流し、長原突堤に移動。釣友がキスを狙っている間、ソフトルアーを投げ続けましたが、これまたアタリ無し(なかなかオー君のようにはいきません…)。

その後、日出湾の北波止に移動して、横殴りの強風の中、夜中の2時まで頑張りましたが…。

私はカゴで21~23㎝のトツカアジ(マアジ)が4匹だけ(小型ながら程よく脂が乗って味は良かったです)。

8月5日:トツカアジ

釣友はサビキで、豆アジを約100匹(20㎝級3匹含む)でした。

8月6日(日)

終日悪天の予報だったので、この機を逃さず、昼から免許の更新に行きました。

「釣りはお休み」の予定だったのですが、講習を終え、運転免許センターから出てみると予報に反してギンギンの夏日が続いており、仕方なく勝浦川へ…(笑)。

珍しく人気の今山橋上流がガラ空きだったのでダメ元で(人がいないということは釣れてないということ…)入ってみましたが、案の定アタリはなく。

最後にガツンと来たものの、魚は下流に走らず対岸のテトラに向かってまっしぐら(恐らくナマズ)…。

結局テトラに入って動かなくなり、強制終了となりました(泣)。

8月19日(土)

釣友と鳴門の八木の鼻へ、夜釣りに行きました。

私は沖向きでマダイ狙いのカゴ釣りをするつもりでしたが、堤防に上るハシゴが撤去されており、仕方なく港内の波止際でチヌ狙い。

一応夜中までがんばりましたが、20㎝のコッチン(小チヌ)とガガネのみでした(泣)。

8月19日:コッチン

先端でフカセをしていた釣友は、途中「UFOの編隊見た!これマジ!明日ぐらい地震が来るかもしれん!核戦争が起こるんかもしれん!」などと真顔で大騒ぎしながらも(どうやらスターリンク衛星だったようですが…(笑))、35㎝位のマダイを釣っていました。

不完全燃焼の私は、釣友と別れた後、撫養川の合流点から小鳴門海峡向きにカゴを投げてみましたが、丁度満潮の潮止まりで全くアタリ無し。

挙句の果てにはウキのパイプが取れてケミホタルが飛んで行ってしまい、またもや強制終了となりました(泣)。

8月20日(日)

15時過ぎから慌てて勝浦川に向かい、下流から川を見ながら車を走らせましたが、台風明けのダム放水が続いており釣り人もまばら…。

「上流のほうがましかもしれん」と思い、上勝まで行ってみましたが、こちらもアユの姿は確認できず、初めからあきらめモード…。

8月20日:横峯橋下流

それでもオトリを買っていたので、とりあえず17時過ぎからいつもの横峯橋下流に入りました。

すぐに根がかかりで終わるだろうと思っていたのですが、根性のあるオトリが増水の中でも頑張って泳いでくれ、そうこうしているうちに得意の「ゴミかと思たらアユだった…」のパターンで奇跡の1匹をゲット…。

8月20日:アユ

結局、4回アタって22cmを2匹ゲットすることができ、私としては嬉しい大誤算となりました。

8月24日(木)

昼からアユ狙いに行きましたが、前日の豪雨で勝浦川も那賀川も水は赤茶色で大増水、あきらめて一度家に帰り、タチウオの道具に替えて赤石ふ頭を目指しました。

8月24日:赤石ふ頭

夕方、釣場に着くと平日というのにファミリー交じりで既に30人ぐらいが並んでおり、何とか一人分のスペース見つけて、そこに入れてもらいました。

慌てて家を出たので太目の糸を巻いたリールを忘れてきており、0.8号のチヌ竿に道糸2号、3号の電気ウキ、100均で買ったタチウオ1本バリ仕掛けに。

エサは「3回ぐらい冷解凍を繰り返したキビナゴ」、仕掛に付けるケミホタルは省略、という、かなりいい加減なもので開始しました。

1時間ほどして、辺りが暗くなると闇の中に色とりどりの電気ウキが並び、タチウオ釣り独特の幻想的な雰囲気が漂い始めました。

「タチウオ釣りは風情があってええなぁ~、そういえば去年は豪雨の中、一晩粘ってボーズやったなぁ~(令和4年9月号参照)」などと感慨に耽っていると型は小さいながら、私だけを除いて(笑)ポツポツと両サイドで竿が曲がり始めました。

右隣の人は竿を2本出して遠近投げ分け、左隣の人は仕掛けを立てないようにオモリを替えたり、時折マキエらしきものを撒いたりしています…。

「こりゃいかん、俺もせめて発光体ぐらいは付けんと…」と、急遽、投げ釣り用穂先ライトをつけてみたところ、ついに私にもアタリが来ました(ウキの光が潤んでいく瞬間、そしてタチウオ独特の食い込みまでの長~い間、これが堪りません…)。

しかし「離すなよ!食い込め!ズーンと持っていけ、ズーンと…ほれほれ…」とのつぶやきも虚しく、しばらくしてウキは水面にぽっかり…(残念)。

その後も両サイドの釣り人の5分の1位のペースでウキにアタリは出るものの、全部途中で放れる始末…。

ボロエサ(完全に溶けてはらわたが少し出てます(笑))の形のキープと端をかじった時の掛かる率を上げるため、ついに出し惜しみしていた水平3点針仕掛けを取り出しました…(遅ッ!)。

そうこうしているうちに時間は23時を回り、右隣の釣り人が「先帰るけん、広々と釣ってよぉ~」と言い残して去っていき、ついにエサも残り3匹に…。

「俺だけボーズか、ホンマに赤ッ恥やな…」と自嘲しながらも場所が空いた右沖の潮目の向こうに投げ込んだところ、ウキが馴染んですぐにウキがシモリました。

「おー来たぞ!もうこれがラストチャンスぞ!食い込め…、食い込め…」と念じているとウキがプカリ…。

「あ~またか!くそったれ!」と思った次の瞬間、またウキが入り今度はきれいに沖に向かって持ち込んでいきます。

「そのまま行け、そのまま行け…」と念じているとついにウキの明かりが完全に消え、更に待っているとついに竿にゴツンときました。

祈る気持ちで竿を煽るとチヌ竿が胴から曲がり、ついに初ヒット(喜)。

今度は「外れるなよ、外れるなよ」祈りながら寄せてくると足元でバシャバシャ…。

チヌ竿でしたが、型が小さいので難なく引き抜くと待望のタチウオ(後で計ると指2本ちょいの62㎝)で、針は3本とも喉の奥まで飲み込んでいました(釣れる時は意外とこんなもんです…)。

8月24日:タチウオ

本日もかろうじて1匹をゲットし、「最小限の1匹を感動的に釣るという意味では俺は天才やな~」などと独り悦に入りながら、帰路に着きました(帰ってすぐ刺身にしましたが、やっぱり美味かったです)。

8月30日(水)

午後から断続的な豪雨となり、「こりゃダメだろ…」と思いながら勝浦川の偵察に…。

しかし川を覗くと釣り人はいっぱいおり(毎度恐れ入ります!)、オトリを買って私も参戦…。

今回は雨の降り始めで、下流も比較的水位は安定していましたが、釣ってる途中でダム放水が始まる可能性もあると考え、やっぱり上勝まで行きました。

8月30日:角谷橋下流

15時頃から角谷橋下流に入ってみたところ、アユの姿は全く見えないものの、追加放流のせいか魚は残っているようで、夕方までに5回掛かって22~23㎝を3匹ゲット(ヤレヤレ…)。

8月30日:アユ

今回はケチらず、水中糸を複合メタルにしてみましたが、途中、仕掛けの結節に手間取り、川の中で30分程立ち往生した挙句、何とか繋いで最後の1尾を掛けましたが。

接着剤止めをサボったせいか、すっぽ抜けでどんぶり放流してしまい、反省しきりの強制終了となりました。


PS:ルアー班のオー君も8月は玉砕だったそうですが、まあ夏休みということで良しとしましょう!