釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(40)
例年8月は釣りも夜釣り中心で夏休み状態だったのですが、今年は鮎のおかげで休む間がなく嬉しい限りです…
8/2(火)朝から那賀川上流(木頭)に行ってみました。
昨年釣った対岸(右岸)のポイントに渡ろうと竿とオトリ缶・曳舟をもって途中まで渡ったのですが、増水気味で腰まで入ると流されそうになり、這う這うの体で引き返しました。
仕方なく、左岸からシンカー付きの仕掛けを激流に入れてみたのですが、なんと水圧だけで仕掛けがすっ飛んでしまい、早くもオトリ1匹損失。すぐ上にある橋を渡って対岸へ渡ればよかったのですが、道路まで登るのがこれまた大変なので、少し上流の砂地で浅そうなところから対岸に渡ろうと再チャレンジしました。しかし、後10mぐらいのところで、胸まで使ってしまい、携帯を胸ポケットに入れていたこともあり、慌てて引き返そうとしたのですが、既に時遅く、つま先立ちで立ち往生となりました。ウェットスーツ+鮎タビでは泳いだことがなかったので最悪どざえもんになることも脳裏に浮かびましたが、重心が上がって少し流されそうになったので腹を決めて対岸に向けて泳ぎました。実際には10秒足らず、距離にして5メートルちょっとだったと思いますが、竿と鮎船を持ってのスリリングな初泳ぎとなり、対岸で足が着いた時には、本当にほっとしました。そして、慌てて胸の携帯を取り出して携帯の電源を入れてみましたが、こちらも画面が出たので本当にほっとしました(その後、充電不調が続きましたが…)。そして安心したのもつかの間、今度は濡れた体めがけてアブの大群が押し寄せ、帽子に付けた買ったばかりのオニヤンマ君(アブ等の天敵であるオニヤンマを模して造られた虫よけグッズ)を全く無視しての猛攻、こちらもカッとなって次から次へと叩き落とし、10匹ぐらいやっつけたところであまり飛んでこなくなったのでやっと仕掛け作りに…、ところが、ポケットを探してもあと一個残っていたはずの完全仕掛けが見つかりません(泳いだ時に落としたのか?)。で、仕方なく橋を渡って左岸に戻りました(最初からそうすりゃ良かった…)。そして、最初の場所に残してしまっていたオトリ缶回収のため、もう一度川に降りて鮎を曳舟に移そうとしたところで1匹脱走。再度路上まで登り、車で右岸に移動してまた川に入り、激流の中で何とか1匹掛けましたが、あえなくどんぶり放流で午前中にオトリ3匹全滅…(ハァ~⤵)。最悪の午前中を終え、アブを気にしながら昨日買ったマルナカの半額弁当を立ち食いした後、仕方なく那賀川漁協の支所でオトリを買い足して今度は支流の海川に移動しました。しかし、前回同様、今回も群れ鮎はいるもののオトリは完全無視。ここでも鼻カン装着ミスと根がかりで何のアタリもないままオトリ3匹全滅。もう帰ろうかとも思いましたが、このまま帰っても何の収穫もないと思い、後日のためのルート確認も兼ねて海部川への移動を試みました。ところが、車で走ってみると道がくねくねで1時間以上もかかり、結局海部川にたどり着いたのは夕方でした(もう二度と通らん…)。本日3度目のオトリ購入のため上流の荒瀬のオトリ店に寄ってみましたが、叫べども人は出てこず、結局下流まで下ってオトリを2匹購入してまた遡上、17時過ぎから一度入ってみたかった人気ポイントの皆ノ瀬に入りました。増水で垢が飛んでしまっているせいか、時間のせいか、誰もおらず、ダメだろな~と思いながらもやってみたところ、一番強い流れの中で奇跡的に1匹掛かり(21cm)、苦難の1日をねぎらう感動の締めくくりとなったのでした。
多分私は、釣らないことに関して徳島№1の鮎師かと思います…(笑)。
8/4(木)夕方4時から勝浦川の横瀬橋下流に入ってみました。
下流の段々瀬が奇跡的にむじん君だったのでそそくさと入らせてもらい、良型を4回掛けたのですが、どんぶり放流2回とキャッチミスで結局取れたのは21cm1匹でした(恥)。
橋から少し下流の緩やかの流れの中にベテランらしき先客がおり、川の真ん中から岸近くを狙い、泳がせ釣りでコンスタントに掛けておられるようでした。
8/6(土)夕方5時から鬼門の鮎喰川に行ってみましたが、渇水・高水温でオトリがすぐに瀕死の状態になり、それをごまかせるほどの流れもなく、ナマズが一回追いかけてきただけでした。
8/7(日)那賀川リベンジに行きましたが、木頭ではどんぶり放流1回のみ、またしてもオトリを買い足して海川に回りましたが、夕方に18~22cmが3匹掛かっただけで予定通り?返り討ちに遭いました。
今回もアブに手首から先を11か所刺され、おまけにヤマビルにも2か所やられ、帰りはハンドルが血だらけ、1週間くらい痛いわ・痒いわで散々でした…。ヤマビルにやられたのは今回が初めてで、血が止まらずビビりましたが、後で調べてみると、血が固まるのを阻止する成分を持ってるとのことでした…)
8/10(土)今季4度目のシブダイ狙いで甲浦に完徹夜釣りに行きました。
釣具店で車がパンクしていることに気付き急遽JAFFを呼ぶハプニングもありましたが、何とか時間通りにたどり着き、湾内のビシャゴ東(台風の影響で外海は荒れ模様)という磯に上がりました。
3回連続ボーズ中で背水の陣だというのに、開始早々、久々に履いた磯シューズが左右揃って底剥がれとなり、裸足で釣る羽目に….
それでも何とか小型(30~37cm)が2匹釣れてくれヤレヤレでした。
釣友はシブダイはかからなかったものの、釣りたがっていた小型のクエ(47cm)とハマフエフキ(45cm)を両方ゲットしてご機嫌でした。
8/21(日)夕方3時から勝浦川に行ってみましたが、どこも人でいっぱい…なぜかまた横瀬橋下流の段々瀬が空いていたのでそこに入りました。前回のどんぶり放流を反省してナイロン0.4号の水中糸でやってみました(私は貧乏なので複合メタル等は基本的に使えません…(笑))、が、今回は全く気配がなく、唯一掛かった1匹も流心から外してさあ抜こうかとしたところでまさかのどんぶり放流…、ほんとに鮎たちにも申し訳なく思っております…(恥)。
8/25(木)性懲りもなく昼からまた勝浦川に行ってみました。
やはり人は多かったのですが、何とか中央橋上流の前回2桁釣れたところに入ることができました。流れ込みの1番ポイントには前回同様、地元の常連の方が入ってコロガシをしていたので、下流のトロ場に入ったのですが、「増水気味で期待が持てるかも…」と思いながら始めたところ、何と一投目の送り出し(約3秒?)でいきなり掛かり、見事背掛かりで20cm強をゲットすることができました。
いきなりオトリ交換ができたので、今日は爆釣かと思いましたが、その後は無反応で忘れたころにポツン、ポツン…。結局、21~22cmが4匹で、最後に来たのは見事に掛け針をくわえた55cmのナマズ君でした。
8/28(日)夜明け前からタチウオを狙う予定でしたが、前日に借りてきた八つ墓村(古~いDVD)の祟りで朝起きられず、夜明けとともにキスを狙って金磯の横須海岸で投げてみました。天ぷら用のピンギス10匹をノルマにしていたのですが、海が荒れて濁りが入っており、結局2匹のみ。
その後、和田島の自衛隊裏でも投げてみましたが、こちらは更にひどく、アオサ(実際には腐れワカメ)の味噌汁状態+東からの強風でお手上げ…。暑くなってきたこともあり、昼からまた性懲りもなく勝浦川に行きました。いつもの如く、目ぼしいポイントには人が入っており、なぜか今回も横瀬橋下流が空いていたのでそこに入りました(よほど釣れていないのか?)。段々瀬とその下の淵を夕方までしつこく釣って釣果は22~27cmが4匹(どんぶり放流1、外れ2)でしたが、良型揃いで私にしてはマシな釣果でした(子持ちはおらず、味も良かったです)。
8/30(火)どうしても鮎喰川で1匹釣りたいと思い、夕方4時からまた友釣り区の阿川付近?に入ってみました。勝浦川と違い場所は選び放題でしたが、相変わらず水はなく、人もいないが鮎もいない状態(10cmくらいのはたまに見えました)で、前回同様、2時間足らずでオトリはお腹を上に向けて川の流れに身を任せていました。
PS:9/3(土)小松海岸在住のO君が久々にやってくれました。いつものようにお散歩コースでメタルジグを投げ、堂々のマゴチ63cm!そのままに手にぶら下げて帰り、速攻で刺身と煮つけにしたそうです。夏場は全然ダメだったそうですが、また爆釣の予感…?