司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(39)

22.08.07
釣り人宮崎の釣行記
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カラ梅雨のまま早い梅雨明けとなり、待ったなしで夏の釣りに突入となりました。

   

7/2(土)釣友が調子に乗って2週連続で甲浦の夜釣り予約を入れてしまったのですが、あいにく外海が荒れており、しかも一晩中雨の予報だったので湾内の筏にあがることになりました。16時から、まずは大ギスを狙ってちょい投げをしてみましたが、メイチダイ、オキエソ、トラギス、ヒメジ等がぽつぽつ釣れる程度で、キスのアタリは全くなく夜になってしまいました。

  

夕方にかなりの雨が降りましたが、1時間ほどでやみ、フカセのシブダイ狙いをしてみましたが、底に障害物がないせいか、全くあたりはなく、イカ狙いもエサの小魚が釣れず、両方撃沈。完徹夜釣りは何の見せ場もなくあえなく終了となりました(なお、ビシャゴの人たちはシブダイ、白灯の人たちは40cmがらみでグレを結構釣っていたようです)。

7/3(日)釣友と別れ、その足で海部川に向かいました。悪天のせいか釣り人は少なめで、友釣り専用区にも空きがありましたが、まずは通い慣れた?保勢に入りました。首尾よく瀬釣りで1尾キープしたもののその後が全く続かず、根がかりの連発で午前中でオトリ全滅(釣れたのは結局18~21cmが2匹のみ)…昼過ぎからオトリを買い直して、橋の上から群れ鮎が見えた若松橋下でやってみましたが、夕方まで粘って、小型2匹(11~17cm)を追加しただけでした(涙)。

7/10(日)朝一番に選挙投票を済ませ、今年初の那賀川上流へ向かいました。今回初めてとなる海川に着いたのは10時過ぎで、案の定、場所がなく、うろうろした末、国道沿いの淵が1か所空いていたのでそこに入りました。開始早々20cm位の鮎が掛かり(さすが海川…)、慎重にコントロールよく引き抜いたのですがタモ手前1mのところで掛かり鮎が外れ、サヨナラ…。その後、群れ鮎は一杯いるものの昼過ぎまで全く無反応、上・下流ともに釣り人が入っているので、場所を移動しようかと思っていたところ、国道に車を止めてこっちに向かって叫んでいる人がいます。最初、監視員かと思って日券を振りかざしてみましたが、違う・違うと手を振っています。良くみると何と前々回、海部川でアドバイスをくれたベテランの方でした。よく覚えてくれていたな…、あんな遠くから良く解るな…私の格好がよほど変なのか???などと思いつつ、またしばらく竿を片手におしゃべりしていたのですが、道路の上からなので鮎が良く見えるようで、「ハミ鮎がいっぱいおるけん、曳舟をその辺において竿だけ持ってそこの淵の上の岩からやってみ…」とのこと。言われるままに岩に上って川を覗いてみるとその通り、一面ハミ鮎だらけです。しばらく泳がせ釣りの竿の操作等、アドバイスを受けながらオトリを泳がせてみましたが、やはり全く追ってきません。しばらくして「群れ鮎はなかなか掛からんけど、こんだけ数がおったら、何かの拍子で掛かり出すかも…、ワイも今から別のところで友掛けやってみるけん頑張って…」と言い残して去っていかれました。で、結局、場所替えのタイミングを失い、上・下流の釣り人がいなくなったこともあり、そのまま辺り一帯をしつこく探り続けたのですが、とうとう全く反応がないまま18時となりました。
もう帰ろうかと思い階段の下まで戻ってきたのですが、「せっかくの夕まづめ、もう一回だけ、朝一にバラした瀬肩から続く早瀬をトレースしてみよう」と思い直し、曳舟は階段の下において竿だけ持ってまた川へ入っていきました。15時ごろに一度探ったところなのでホントにダメ元だったのですが、何と段々瀬の中腹に来た時についにガガンと来ました。実に8時間ぶりの手ごたえで、祈る気持ちで引き抜いたのですが、今度は無事タモに収まりました(感涙)。そして、曳舟を取りに行く時間も惜しかったので、タモをベルトから外して交換したオトリを入れて川に浸け、そのままもう少し釣り下ったところ、またガガーンと来ました(今日一日の苦悩は一体何だったのか?)。そして、今度はタモも使えないのでそのまま岸に抜きあげて本日の釣りはめでたく終了(19~20cm2匹)とさせていただきました。(ちなみ新聞では、3日後の7/13にY名人が同じ海川で18~25尾釣っている記事が載ってました。



7/16(土)釣友が、またまた甲浦の夜釣りを入れてしまい、千丈という磯にあがりました。最初、ちょい投げをしてみましたが、3回連続根がかりで断念。次にサラシが出ていたのでヒラスズキ狙いでルアーを引いてみましたが反応なし。次に夜イカのエサ確保のため、サビキをしてみましたが、クサフグだらけで日没まで粘って20cm位のシオ1匹とベラの数匹がが確保できただけ…そして、いよいよ本命の夜釣りとなったのですが、満潮が重なって沖向きは大荒れ、釣友は先端裏向きでシブダイ狙いを始めましたが、私は安全な場所がなく、岩場を何度も往復してやっと裏向きの奥の奥でやっと竿出ししました(確保した活餌をポイントまで運ぶことができず、この時点でイカ狙いも断念…)。憎たらしいことに釣友は一晩釣って釣友は35~42cmのシブダイを4匹仕留めてご満悦、私はたまにネンブツダイが掛かってくるぐらいで根掛連発のふてくされモード…、夜明け前に釣友の隣に入れてもらって1発だけ強烈な当たりが来ましたが即針外れでジエンド…もう最悪の1日となりました(トホホ…)。

7/17(日)今回も釣友と別れ(よっぽど私が哀れだったのか珍しく餞別に一番小さいシブダイを1匹くれました)、海部川に向かいました。雨後にも拘らず水は前回よりも減っており、オトリ店の話でも下流は全く釣れてないとのことで、今回は保勢より更に上流の轟口~くぐるみ間を釣ってみました。他の釣り人もおらず、鮎がいるのか不安でしたが、18時まで釣って13~23㎝が7匹(ハズレ4)。貧果ですが20cm超が5匹で昨日よりはましな1日でした。

7/18(月)一度家に帰って爆睡し、昼前から鮎喰川リベンジに行きました。やる気のある鮎を探して前回より上流の大埜地橋下流で釣ってみましたが、やはり追い気はなく、仕掛けが木に引っかかって仕掛けがブチ切れたのを機に私もブチ切れ、勝浦川に場所を替えました。気になっていた横瀬橋上流を支流に向けて車で探索してみましたが、調整ダムで水が止められて流れがなく、最後はUターンも困難な細道に入ってしまい、そこでスズメバチの群れに車を攻撃されて這う這うの体で退散(鮎にもこれぐらいの気合を持ってほしいものです(笑))、結局16時過ぎから上勝の横峯橋下流に入りました(今季3回目)。前日に大会があったらしく橋の上からは鮎の姿も見えなかったのでボーズを覚悟しましたが、何とか、日没までに19~21cmが4匹(ハズレ1)釣れてくれヤレヤレでした。

7/28(木)たまには新聞でよく見かけるポイントに入ってみようと思い、朝5時から勝浦川の今山橋上流に陣取ってみましたが、水合わせ(川の水温が高過ぎるため、冷たい水で飼われていたオトリ鮎をいきなり入れると温度差で急激に弱ってしまうため、時間をかけて水に慣らしていくこと)せもせずに釣り始めたせいか、最初からオトリが弱く、何のアタリもないまま2時間弱で瀕死の状態となり、再度オトリ店に駆け込む羽目になりました。オトリ店の御主人からアドバイスを受け、気を取り直して横瀬橋周辺に行こうとしたのですが、その前に以前から気になっていた中央橋上流の流れ込みでやってみることにしました。

  

今度はゆっくりと水合わせをし、川幅が狭いので昨年以来のアメゴ竿を引っ張り出して仕掛けの長さ調整をしていると、後から来た常連のお年寄りが瀬肩に入ってしまい、仕方なく下流のトロ場で釣ることになりました。様子だけみてさっさと場所を替えようと思っていたのですが、数投目で20cm級が掛かり、その後、1時間に1尾の気の遠くなるようなペースでポツンポツンと掛かり、高水温でオトリが弱っていたこともあって、「あと1尾…」の連続で、結局夕方までいってしまいました(それでも何とか2ケタに到達)。

 

そして、18時ごろになって、お年寄りが返られたので、瀬肩に向かって釣り上がったのですが、それから嘘のような入れ掛かりとなり、ほんの30分ですが、3連続バラシ(アメゴ竿で引き抜きができないため、タモ入れ寸前に突っ込まれて自分の足に仕掛けを巻かれたり、タモの外に掛かり鮎が引掛かったりでてんやわんや…)も交えてお祭り騒ぎの夕まづめとなりました。
結局、15~24cmが16尾(他、どんぶり放流1、タモ入れ失敗4、ハズレ4~5回)で自己記録更新。6月の新聞にY名人の生涯ワースト記録更新(同じ勝浦川で確か14匹?)の記事が載っていたのを思い出し、「俺もついに自己(最高)記録が名人の(ワースト)記録に肩を並べるまでになったか…」と、感慨に浸るのでした…(苦笑)。