司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(36)

22.05.08
釣り人宮崎の釣行記
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継続は釣果なり!(であってほしいと願います・・・。)

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釣れようが釣れまいが行かないと後から後悔します…季節はどんどん流れて待ってくれません…4月もショボい釣果でしたが、行くだけは行ってきましたのでご報告です。

4/2(土)内の海の堀越橋に一番近い筏に釣友と3人で上がりました。
早場のマダイとアイナメを狙い3人で申し合わせてエビ撒きメインで釣ることにしていたのですが、寒いこと寒いこと…。面倒くさがりの私は結局持ってきた底撒き器は一度も使わず、ちょい投げとサビキでズボラ釣りをやっていたのですが、突然サビキに大型のサヨリが掛かり大慌て。すぐにフカセに変えましたが残念ながらサヨリ用の針がなくてなかなか掛けることができず、そうこうしているうちに激流が走り出し、あえなく時合い終了となりました。

    

根気良くエビ(5合)の底撒きをしていた釣友は潮が緩い午前中に50㎝のマダイを1枚とちょい投げで22~26㎝のカレイを4枚、午後から上撒きに変えて35~45㎝位のハネを4匹釣っていました。私は持ってきたエビ(3合)がもったいないので納竿近くになってドカ撒きしたのですが、潮下の釣友のハネ釣りを手助けしただけに終わりました(泣)。なお、もう一人の釣友は男らしく?午前中の2時間でほとんどのエビ(5合)を撒き切って見事にボーズでした(笑)。

4/5(火)潮が良い(満潮の潮止まりが21時頃なので仕事が終わってから行ける)ので大型アイナメを狙って小鳴門の土佐泊渡船場で3時間ほど投げてみましたが冷たい東風にさらされただけでアタリ無し。電気ウキで小型のガガネが2匹釣れただけでした。

  

4/6(水)小鳴門の高島の小波止で投げてみたところ1投目で(本)メイタガレイの31㎝が釣れました。

 

高校生の時に隠岐島の夜投げで小さいのを釣って以来、夜釣りでカレイを釣ったことはなかったので驚きでした。気を良くして日付が変わるまで頑張ってみましたが後はお決まりのアナゴとガガネだけでした。メイタガレイは煮つけにしましたが、期待通り(美味)でした。

4/7(木)この日は長原突堤の先端まで歩いて行ってみました。先端ではシーズン終了間際のシラスウナギ漁の小舟がいっぱい集まってオレンジ色の光を灯しています。夜は危険なので少し手前の堤防上から投げてみましたが、やっぱりアナゴとガガネでした(先端テトラでルアーによる根魚狙いをしていた若者がいましたが全くダメとのことでした)。ガガネは26㎝の良型が1匹釣れたので持って帰ってみそ汁にしましたが、これも期待通り(美味)でした。それにしてもアイナメおらんなぁ~。

 

4/10(日)内の海の撫佐寄りの筏に釣友と2人で上がりました。

 

2人で性懲りもなくマダイと大型アイナメを狙って1升のシラサエビを巻き込みましたが、釣れるのは沖向き(水道向き)に釣っていた釣友ばかり(30㎝ちょいまでのチャリコをぽつぽつ)でした。そして、更に悪いことに納竿近くになって釣友が念願の大型アイナメ(35~41㎝)を2匹連発させてしまい、うるさいこと…。



なお、途中良型マイワシの回遊があったので(これは私が頑張って寄せたのですが…)、サビキで各自30匹ほど釣って持って帰りましたが、これが産卵間近で油が良く乗っており、1月に釣ったものよりはるかに美味。「釣りすぎても後が大変…」と思い1時間ほどでやめたのですが、もっと釣っとけは良かった…釣友からも後日同じ後悔談がありました(期待のアイナメは思ったほどおいしくなかったそうです)。



また、この日は帰りに八木の鼻によって釣ったイワシを捌いたのですが、水深50㎝ほどの砂浜に捨てた腸(はらわた)に5㎝ぐらいのカレイ・メゴチ・ハゼの赤ちゃんが一杯寄ってきてとても感動しました。特にカレイ(温暖化のせいで?減少著しい)の数が多くて嬉しかったです。

4/14(木)先日のイワシの味が忘れられず、シーズン終了までにもう一回、ということで内の海の撫佐寄りの筏に1人で上がりました。ところがこの日は期待していなかったサヨリの回遊がみられ、サヨリとイワシが入れ替わる度に釣り方を変えたのですが、結局どっちつかずになり数を伸ばせませんでした。「イワシはいつでも釣れる(イワシを寄せるとサヨリが散る)」と高をくくってイワシを足止めしなかったのが間違いで、昼からは両方とも全く姿を見せなくなりました。この日は筏まわりに良型のウマヅラが何匹もついており、これも狙ってみたのですが、たまにアミに反応するだけで結局釣れたのは間違えてサビキを吸い込んだ1枚だけでした(それでも37㎝あり、しっかり血抜きをした肝和えは美味でした)。そして昼からはオキアミのフカセでマダイを狙ってみましたが、25㎝までのチャリコと30~32㎝のチヌが釣れただけで大型は出ませんでした(チヌは小さくても卵を持っており、程よく脂が乗って臭みもありませんでした)。

 

なお、終始筏の下にカレイ用の仕掛けも入れていたのですが、これに木っ端ガレイが良く食って、持ち帰って素揚げにしたところ、こちらもなかなかの美味でした。(本来ならリリースしないといけないサイズですが全部針を飲んでいたので…)

4/17(日)小松島の北防波堤に3人で上がりました(昔は陸行できたのですが、今は間に私有地が入り渡船でないと行けなくなっています…)。

 

朝まずめに先端でルアーを投げた釣友の釣友が65㎝のスズキ、その後中間部沖向きの投げ釣りで私が38㎝のチヌと22㎝のキス。

 

ここまでは良かったのですが潮が下げに入った途端、パッタリと生体反応が無くなり3時の納竿までフグしか釣れませんでした。この日は台風通過後で期待大だったのですが、かえって水温が下がったのか、全般的に食いは悪かったようです。

4/23(土)干潮前後の2時間、ダメ元で和田島の自衛隊裏で投げてみましたが、ヒトデ2枚のみ。雨が降り出して早々と撤収しました。

 

4/24(日)いつまでたっても雨がやまないので竿の代わりに傘と長靴をもって鮎喰川の雨乞いの滝の更に上流を見に行きました。

 

歩けども歩けどもはるか下の方に川の音が聞こえるだけで汗びっしょり…やはり、源流部を釣るならロープとヘルメットと遺書は用意していった方が良いようです(笑)。昨日のエサが残っていたので日没後2時間ほど旧吉野川で電気ウキを流してみましたが、小メバル2匹。やはり川筋は型が小さいようです。

 

4/30(土)悪天かつETCの休日割引なしということで、前日から下道を走って愛媛の佐多岬までフカセのマダイ狙いに行きました。

  

「釣れてないし、船が出せるかもわからん…」という船長さんの話でしたが、思い切って決行し、爆風の中、港から5分の馬の背という磯に1人で上がりました(ゴールデンウィークというのに釣り客はなんと私だけ…)。朝一番から瀬際で2回大型を掛けましたがバラシ(多分エイとコブダイ)、その後、昼前にウキ下12ヒロで100mほど流したところでついにマダイらしき魚をかけましたが半分ほど寄せてきたところであえなく針外れ…おそらく50㎝ぐらいで確実に取れると思ったのですが、もう、ショックでへたりこみそうでした。その後気持ちを切り替えて2匹目を狙いましたが、瀬際で50㎝のコブダイをかけただけに終わり、結局もう一泊車中泊をせざるを得なくなりました。

  

5/1(日)昨日の暴風も収まり、同じく佐多岬のハカセバエという磯に上がりました。

 

満ちの本流が灯台方向に向けて流れており、地磯との水道をウキ下8ヒロで150mほど流したところ、数投目で36㎝のイサキが釣れましたが、その後はほとんど餌もとられず沈黙。仕掛けとマキエの投入点、オモリ・ハリ・ウキ下etcいろいろ変えながら試行錯誤していたのですが、8時を過ぎてやや流れが緩んで左沖のカガミに仕掛けが吸い込まれなくなったときに思い切ってウキ下を14ヒロで流してみたところ、100mほど先でついに竿先が絞り込まれました(この瞬間が堪らない…)。よっしゃー!と竿をあおると竿が胴から曲がって昨日外れた奴と同じ引き(この瞬間も堪らない…)、何度か沖に出ようとする特有の強い締め込みはありましたが、獲れるサイズだと確信していたので瀬ズレ(道糸ハリスともに2号)と針外れ(グレ用スレ7号)をしないよう祈りながら、慎重に慎重に時間をかけて引き寄せてきました。やがて、ウキ止めが見え、ウキが水面に出てついにその下にピンクの魚体が…(この瞬間も堪らない…)。前日、タモの柄のネジがバカになっていることが判明しており、予定どおり浅瀬に寄せて直接タモ枠を手に持って救おうとしたものの、波もありなかなか掬えず最後までハラハラしました(気合を入れた釣行の割には妙なとこが間抜け…)。が、最後はうまく波に乗せて無事掬うことができ、1人でガッツポーズ。早速計ってみると54㎝で見事目標達成(涙)。



そのあとは潮が変わってベラしか釣れませんでしたが、苦労が報われたこの1尾で大満足…これで今後は愛媛もオナガ1本に照準を合わせることとなりました。

   

PS:事務所のO君(小松海岸在住)が、散歩がてらに何度か師裏突堤~小松海岸をルアーで探り歩き、何と41㎝のアイナメ・46㎝のヒラメ・60㎝のマゴチ…と大型高級魚を連発させました。ガソリン代も渡船代も餌代も使わず、時間も最小限でいい魚を効率的にゲットするO君…。マゴチは尻尾に掛かっていたそうですが、「できる人」・「持ってる人」というのはやっぱり違うんやなぁ~と痛感させられました。