司法書士法人小笠原合同事務所
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釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(30)
21.12.19
釣り人宮崎の釣行記
令和3年度 長期九州遠征 (後編)
※もう一回少し佐多岬(愛媛)も
11/24(水)この日も北西風で波は抑えられ、また水島1瀬に上げてもらえました。
ただし、この日は10人程度の地元釣りクラブの予約が入っており、一番最後に空いていたワンド奥の便所というマイナーポイントに入りました。本来アラが狙えるポイントらしいので、昨日の魚の活性の低さから返って良いかも…と思いながらじっくりエサの撒きこみを開始しました。
昨日同様、9時を回るころから魚が出始め、しかもこの日は昼前の数時間はベタ凪となったため、活性は低いものの半ヒロぐらいまで魚が浮いてくることもあり、目の保養になりました、というか、目の保養だけで終わりました(私が見るに40~60cmのサイズでオナガとキツが半々ぐらいの割合でいたように思います)。で、結局、この日もバラシは7~8回あったものの1回もとることはできず、強風になった午後に裏向きで釣ったタカノハダイ1匹で終了となりました。この日はビギナーの人が多かったせいかベストポイントの船着きでも全く竿が曲がらず、私の知る限りでは、40cm位のサバとエギングでアオリイカが1パイ釣れていただけでした(なお、高台からの底物狙いでは1m弱のアラが上がっていました)。
11/25(木)この日も波は低く、水島3瀬に上げてもらえました。この日は船長さんの曰く「オナガハンターが来るよ…」とのことで、少々緊張しながら渡礁しました(3瀬は瀬が少し低く1瀬以上に滑りやすいとのことでしたが、案の定、渡礁直後に滑ってこけてしまいました…恥)。
この日は鹿児島・宮崎の離島を中心に大型オナガや底物をメインにしている若手グループが来ており、最初のジャンケンでは2番になったもののあえて場所を譲って自分は安全な場所を選んでもらい、そこに入らせてもらいました。
結局、この日も本命は釣れず、アオブダイ・サンノジとバラシ4~5回で終了となりましたが、朝方リーダー格の人の横について30分ほど話しながら釣りを見させてもらい、とても参考になりました。さすがハンターと言われるだけあって「今日は全然ダメ」と言いながらも44㎝を頭にオナガを4~5匹ゲットしており、今日は少し潮が流れたので、その中で釣ったのかと思っていましたが、44cmは瀬際のサイトフィッシング(いわゆる高知の沖ノ島・鵜来島でよくあるパターン)だったそうで、恐れ入りました(とにかく、目が良い、細部にまで神経が行き届いている、見切りが早い、そして親切…)。
11/26(金)前日の釣行後、自分のヘボさに嫌気がさし?逃げるように九州を北上しました。
佐賀の馬渡島を目指しましたが、時間的・体力的に余裕がなかったので、途中から進路を変えて再びイシガレイを狙って国東半島に入りました。
昼から往年の名ポイントである伊美港に行ってみましたが釣り人は一人もおらず、おまけに北西風が非常に強く、内波止のテトラ際にうずくまるように釣りましたが、小型のキスとクロソイが釣れただけでした。
11/27(土)さらに半島を回って、富来港で投げてみました。
30年前に来た時には30cmまでの小型ながらイシガレイが10匹釣れたのですが、もはや見る影もなく、7時間粘って24cmのチャリコが2匹釣れただけでした。
先に来ていたメッキ狙いの若者に聞いてみても「カレイは全然釣れなくなった、今年は10月に友達が安岐港で30cmのマコガレイを釣っただけ…」とのこと。あとから来たカサゴ釣りのおじいさんに聞いても同様の返答で、夕方4時には竿をたたんで佐賀関のフェリー乗り場に向かいました。
11/28(日)いよいよ、最終日、予定通り?目的の魚は1匹も釣れず、最後の望みをかけて初日に訪れた佐田岬に再チャレンジしました。
この日は潮も小さく、他の客も2人だけだったので激流の流れるハカセバエという磯に、これまた1人で上げてもらいました。
適度な本流が佐田岬の先端に向かって流れ、釣座は選び放題、天気は晴れ、風は追い風という絶好の状況でしたが、残念ながらオナガの姿はなく、一面ウスバハギとアイゴだらけでマダイのタナまでエサを届けることも不可能…、結局、朝方に釣った35㎝までのクチブトが数匹とイサキ・ウマズラという、お決まりのパターンで終わってしまいました。
総括:今回は最高のコンディションにもかかわらず目標の魚を1匹も釣ることができず、本当に自分のヘボさを改めて実感させられる釣行となりました。しかし、下手の横好きは趣味の王道、魚のシッポはいくら追いかけてもストーカーで捕まることはありませんので、このような豪遊?を許してくれる周囲の皆様と自然に感謝しつつ、これからも精進したいと思います(笑)。
記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎