釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(29)
令和3年度 長期九州遠征 (前編)
※少し佐多岬(愛媛)も
年に一度の長期休暇がやってきたので、10日間かけて九州方面に釣行しました。実は、私は昔九州(佐賀~久留米)に住んでいて、そのころに「昼間のフカセ釣りで九州・四国各県(沖縄と離島・及び香川のグレは除く)でチヌ・キビレ・マダイ・クチブトグレ・オナガグレの40cm以上を揃える」という目標(自分の身の丈に合わせたショボい目標ですが…)を立てたのですが、達成できないまま10年ほど前に故郷徳島に帰ってきました。
そこで、毎年、その願を成就するため、九州遠征をしています(ちなみに、まだ達成できていないのは宮崎・大分・福岡・佐賀・愛媛・徳島のオナガと福岡・愛媛のマダイです)。
11/19(金)前夜から徹夜で高速を走ってまずは愛媛県佐田岬の馬の背という磯に上げてもらいました(途中、高速道路に2か所も通行止め区間があり、下道に降りたところで力尽きて寝てしまっていたのですが、運よく警察に起こしてもらい、時間ギリギリで出船に間に合いました)。船長の話では数日前に50cmのオナガが出たらしく、気合を入れて渡礁しましたが、朝方に34㎝までのクチブトが数枚出たのみで、オナガらしきアタリはありませんでした。そして、日が昇ってからはウキ下を竿3本前後とってマダイに狙いを替えてみましたが、25cmのチャリコが1匹釣れただけで、その他はハマチ・イサキ・アイゴ・ウマヅラ・ハマダツと、外道ばかりで終了となりました。
11/20(土)オナガを狙って大分の深島に上がる予定でしたが、前日が徹夜だったのと出船が夜中であることを考慮して無理せず磯は1日休むこととし、佐伯市の番匠川で幻のイシガレイを狙うことにしました(こちらはもはや絶滅危惧種?なので岸からの投げで40cm以上が目標です…)。
しかし、釣具店に聞いても地元の釣り師に聞いても釣れたという情報はなく、ダメ元で2か所ほど回ってみましたが、キビレ・チャリコ・メッキアジ・マハゼが各1匹釣れただけでした。
11/21(日)前日、佐賀の馬渡島に電話をかけてみましたが満員御礼、延岡の門川でも一度断られたのですが、その後キャンセルが出たので、二つ返事で予約を入れ、オナガの可能性のある大ビロー島に上げてもらいました。
こちらも数日前に40cm程度のオナガが出ていたのでほのかな期待をしていたのですが、当日は波が高く、安全第一ということで本命ポイントから外れたブリバエという青物場に上げてもらいました。グレ(特にオナガ)のポイントは限られており、船長さんの「ここはグレはあまり釣れん…」という言葉のとおり、ウスバハギとアイゴのオンパレードで、唯一海溝狙いで41cmのイシダイが釣れたにとどまりました。
11/22(月)釣行前から悪天の予想となっていたので、この日は最初から宮崎県南への移動日に充てていました。
宮崎市を過ぎるといわゆる日南海岸で、地磯からでもグレやイシダイが狙えるポイントが並んでおり(この辺が徳島と違います)、それを横目で眺めながら南下、夕方に日南市についたので、油津港の湾奥で1時間ほど釣って、43cmのキビレが1枚出ました(思い返せば、狙い通り釣れたのはこの1匹だけでした…涙)。
11/23(火)今回メインと考えていた宮崎県№1の釣り場である水島1瀬、しかも最高ポイントの1つであるインキョという釣座に一人で上げてもらえました。
前日には並びの水島3瀬で55cmのオナガが出ており、期待してエサ撒きから始めたのですが、1時間してもオナガの姿はおろか、キツ(イズスミ)さえも出てこず、おまけに正面からの強風と極度の当て潮で悪戦苦闘となりました。延々とエサを撒き込んでいるうちにやっと2ヒロ程度のところに数匹50cmぐらいの魚が見えるようなりましたが、出てはすぐに消えてしまうような状況で、サシエは全くとらず(たまに頭だけ無くなる)、結局30cmのクチブト1匹で終わってしまいました(仕方なく極端な瀬際狙いをして、4~5回はハリスを飛ばされましたが、たぶんキツだったと思います)。
この日は、1瀬高台の底物狙いで40~50cmのイシダイが2枚上がっていましたが、その他はパッとしないようでした。
(後編へ続く)
記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎