釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(28)
10/5(金)2日前に早場カレイを狙って里浦海岸に行って予定通りボーズを食らったのですが、その時に海岸からちょこっと出ている波止際に40cmを軽く超えるアイゴ数匹と60cm位のコロダイらしき魚がいたので「これは夜釣りならグレが狙えるかもしれん…300mほど先に浮かぶ粟津離岸堤はグレの好釣場…」と思い、この日も夕方から電気ウキと青虫200円をもって再度夜釣りに行きました。
まともな磯竿は家に忘れてきており、ちょい投げ用の2号4mの磯竿に針は道糸直結という結構いい加減な仕掛けで、タモも車の中に残したまま釣り始めました。
夕マズメから釣り始めてしばらくは何のアタリもなかったのですが、日没後一時間ほどして先端波止際を流していたウキがきれいに入り、合わせると何かかかりました。最初は根がかりのような、のそっとした感じでしたが水面まで来て思い出したように沖に走り始めました。遠浅の砂浜で沖には何も障害物はなく、タモも車の中なので、あえて糸を出して沖に走らせながら自身は波止の根元まで戻り砂浜に出ました。「止まることなくしっかり引いているのでエイではない…沖に向かうし、大きさからしてグレやアイゴ、根魚ではない…スピードはないので青物ではない…とすると特有の首振りはないもののやっぱりチヌかキビレか?…だとすると40cm後半は堅い…」などと考えながら内心はもう獲れた気でいました。ところが…波打ち際まで寄せてきたところであっけなく針外れ(実はチモト切れ)となりました(涙)。夜なので姿を見ることもできず、しばらく呆然とした後、一人でグチグチ言いながら釣りを再開しましたが、今日の私はいつもと一味違いました。
もう一度、同じところを流していると数投目にまた同じような当たりで、今度もウキが潤んだまま止まっています。少し糸を張ってやると少し押さえ込んだので思い切って合わせるとまた掛かりました。引きは先ほどと全く同じで、また沖に走らせてゆっくりゆっくりと寄せ、徹底的に弱らせた上で最後は波打ち際に横たわる形に持ってきました。月あかり越しにのぞきこんでみるとそれは予想外のハネ(スズキ)で「なるほど、その手があったか~」と1人で納得しました。

ハンドランディングで取り込んで計ってみると66cmの良型で、正体が判明して本当に良かったです(バラしたままで終わっていたら、アレは何だったのか?と一生考え続けるとこでした)。きれいな魚体で、確かこの時期のハネは美味しかったので、持って帰って食べようかとも思いましたが、針を飲んでいなかったのとクーラーが小さかったので深々と感謝の意を伝えた上で、海にお帰りいただきました。

そして、その後は小型のメバルとカサゴが釣れただけで、本日の釣りはこれにて一件落着となりました。
PS:味を占めて土曜も日曜も(ルアーまで持って)出かけましたが、もう2度と魚は振り向いてくれませんでした…

記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎