司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(26)

21.10.23
釣り人宮崎の釣行記
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さらば2021年の鮎釣り・・・。

 10/3(日)7月末から手探りで始めた鮎釣りも勝浦川、鮎喰川、海部川、那賀川と何とか20cm以上の顔を見ることができ、ついに吉野川にチャレンジすることにしました。
 以前、釣具店の方から「吉野川は普通の鮎竿では無理(水温が高く、流れの速い流心か湧水のあるところにしか鮎がいない→場所的に良型を掛けても一歩も動けない→強い仕掛けと竿がいる)」と言われて後回しにしていたのですが、落ち鮎シーズンなら中流のトロ場でも可能性はあるはず…と考え、ボウズ覚悟で出かけました。
 ベテラン鮎師はおそらく池田ダムより上流の激流で尺鮎を狙っているのでしょうが、アメゴ竿ではとても無理なので最初は美馬の角の浦大橋上流の開けた瀬に入ってみました。

  

 しかし、時折魚は跳ねているもののやはり追い気はなく、食み鮎の姿も見られず、あっという間に2時間以上が経過しました。唯一、場所を変えようとしたときに瀬の落ち込みで1匹掛かり、嬉々として取り込んでみたのですが、18㎝ぐらいのウグイでガックリ…、

   

 3時過ぎから場所を三好大橋上流に移動しました。小川の流れ込みに期待したのですが、藪をかき分け合流点まで出てみると流れは弱く、またガックリ…。しかし時間もなく、仕方なく竿を出しところ、夕方近くになって、流れ込みの浅場に向けて泳がせていた仕掛けの目印が一気に横走りしてついに待望の1匹が掛かりました。大事に大事に寄せて掬ってみると22cmの金ピカの鮎で本日の最低目標は達成!結局これ1尾の貧果だったのですが、これはこれで感動ものでした。

 

10/6(水)満を持して那賀川のダム上流に再度足を運びました。

 

 平日のせいか先行客がおらず、前回のポイントより少し上流の最も良さそうな瀬肩に入ることができました。しかも開始早々から23㎝のきれいな鮎が掛かり、今日は絶対2桁いけると確信しましたが、その後はうそのように全く反応がなく、そのうちコロガシの人が何人かやってきて、せっかく残しておいた前回良かったポイントにも先に入られてしまい、結局22㎝を1匹追加しただけで終わってしまいました(今回の外道はカマツカ君)。

 

 地元の方が箱眼鏡を持ってリール付の短竿でコロガシ釣りをしていたので話を聞いてみましたが「10月に入って極端に数が減り、今日はほとんど見えん」とのことで、シーズンの終わりを思わせる釣行となりました。

 

10/10(日)シーズン終盤、鮎も更に下流に下がっている可能性が高いと考え、今度は吉野川の西城大橋下流に入ってみました。流れの緩いトロ場ですが、ぽつりぽつりと良型の鮎が掛かり、結局終日釣って19~24.5㎝が7匹。私にとっては上出来だったのですが、途中どんぶり放流と根がかり3連発で結局残った野鮎は4匹でした。

 

10/12(火)一昨日のポイントにもう一度入ってみましたが、最初首尾よく23㎝の良型が掛かったもののあとは全く無反応。昼から川島潜水橋付近を探ってみましたが、こちらも魚がほとんど見えず無反応。朝から釣っていたというコロガシのベテランの人も4匹だけで、過行く夏、深まる秋を思わせる寂しい1日となりました。

 

10/14(木)昼から逃げるように事務所を飛び出し、大急ぎで鮎喰川に行ってみました。しかし、予期した通り?瀬にも淵にも鮎の姿はなく(場所によっては小さいのは跳ねていました)、一昨日よりさらに寂しい秋の半日となりました。最後の最後、薄暗くなって川から上がる直前に大物が掛かりましたが、なんと鮎を食いに来たナマズ君でした(40㎝位でしたが、タモで掬おうと糸を手に取った瞬間、案の定水中糸と中ハリスの継ぎ目がプッツン…ゴメンなさい…)。

10/19(火)シーズン終了日(産卵のため、10/20から県内河川のほぼ全域が鮎禁漁となります)、最後の挨拶に行くため、仕事は午前中で切り上げ、昼から一目散に吉野川へと向かいました(本当は勝浦川にするつもりでしたが、オトリ鮎売り切れで急遽吉野川に変更)。ここ数日急激な冷え込みで、当日も予報は昼から雨マークでしたが、天の情けか、実際には穏やかな晴れとなり、前回同様、西条大橋の下流の淵に立ち込んでみました。結果は15~23㎝の鮎が3匹でしたが、ボーズ覚悟の最終戦で野鮎の顔を見ることができ、十分満足な半日?となりました。

 

 総括:鮎釣りを始めて2か月、その感想は「もっと若いうちから初めておけば良かった!」です。

                          記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎