司法書士法人小笠原合同事務所
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釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記⑱
21.06.06
釣り人宮崎の釣行記
県内で40cm超のオナガグレを釣るべく、ゴールデンウィークから牟岐大島通いが続いています。
5/26(水)は貴重な平日の休みで、いつも利用している金毘羅丸の釣り客は私を入れて3人。大島に向かう船中でジャンケンしたところ、私が1番(他の2人はベテランらしく、グー出しの連続でわざと勝ちを譲ってくれました)で、初めて牟岐大島に来た時以来、2度目の全体抽選(各船の代表として)に臨むことになりました。平日なので船も全体で5隻程度しか来ておらず、「今日こそ念願の4番区」と祈りを込めて抽選の割り箸を引きましたが、残念ながら引き当てたのは2番区でした(この時点でオナガはあきらめ、イサキ&クチブトグレ狙いとなりました)。
天気はまずまずでしたが、ややうねりが残っており、満潮時と重なっていたため上がれる磯が少なく、私は船長の勧めでチエバという磯にあがりました。釣り始めは良い流れが左前方に抜けていたのですが、すぐに緩んでしまい、あっという間に沖向きはエサ取りだらけ(手前はコガネスズメダイ、沖には巨大イズスミがボイル)なってしまいました。仕方なく、裏向きのワンドを2ヒロで探ってみたのですが、ここで以外にもいきなり竿をひったくられて34cmのクチブトが釣れてきました。
ボウズを逃れてほっとしましたが、その後は20cm以下のいわゆるコナガやブダイしか釣れず、10時の見回り船でイサキ狙いの好ポイントであるフンドシという磯に瀬替わりしました。
5~6年前に釣友と上がった時には小型のイサキが連発したので期待をしましたが、当て潮と大量のエサ取りで、イサキは全くあたらず、思惑は見事に外れてしまいました(でも上手い人は釣るんでしょうが…)。それでも幸い追い風だったので「手前に集魚剤入りのマキエを大量に撒いて、沖に半ボイルの沖アミをパラ撒きする」というオーソドックなエサ取り対策で粘っていたところ、何とか昼前に42cm(帰港後の検寸台では40.5cm)のクチブトをゲットすることができました。
しかし、それはやはりマグレだったようで、それ以降はイズスミの連発モードとなり、あえなくそのまま終了となってしまいました(結構型の良いアオリイカも何杯か見えていましたが、こういう時に限って餌木は持ってきていないのです、トホホ…)。
5/30(日)は釣友と2人で釣行しましたが、またしても微妙な5番区となり、やはりオナガは期待薄…。しかし、沖にはイサキ狙いと思われる船がたくさん集まってきており、期待は持てそうでした。釣友は1年ほど前にイシダイも交えてイサキが良く釣れた西の牙に渡礁、私は少し離れたところにあるキムラという磯に上がりました。イサキ狙いということで気持ちをのんびりモードに切り替えてゆっくり竿出しにかかりましたが、なんと、釣友は朝一番から入れ食いモードになったようで遠目にもよく竿を曲げ、その都度タモが入っているようでした(外道でない証拠)。
それにひきかえ、こちらはスズメダイとキツ(イズスミ)がたまに見える程度でまともなアタリは全くなし…。左隣の無名磯(2人組)、右隣のチュウデン、その奥のヒジカケも見たところではほとんど竿が曲がってないようでした。
それでもめげずに「釣友爆釣、俺ボウズ」の最悪のシナリオだけは避けたいと頑張ってたのですが、9時を過ぎてやがて潮はあて潮に…。「もう最悪やんけ~」と完全にふてくされモードに入りましたが、以外にもその当て潮と手前のよどんだ潮との間の壁?で本日初めてのまともなアタリが来ました。
1発目はキツだったらしくあえなくチモト切れとなりましたが、数投目にもアタリがあり、「今度はなかなか切れんな~」と思いながら浮かしてみるとなんと37cmのクチブトでした。
そして、ボウズを逃れて気を良くした数投目にもまたアタリがあり、今度はさらに強烈な引き…、「さすがにこれはキツだろう…」と思いながら強引に浮かしてみるとこれも良型のクチブト。こいつはしたたかな奴で「もう私は死んでますぅ~」といわんばかりに水面に横たわったくせにこちらがタモを手にしたとたん、いきなり反転しで磯際に突っ込み、かなり慌てさせられましたが何とかタモ入れに成功しました。
計ってみると43cm(帰港後の検寸台では41cm)でグレについてはもう満足…。その後も35cmを追加しましたが、ちょうど10時の見回り船がきたので瀬替わりしました。できればイサキの狙えそうな磯に上がりたかったのですが、空いてなかったので魚ウォッチングも一興と考え、あえて港内にあるタコという磯に上がりました。足元から水深があり、潮の流れはほとんどなく、エサを撒くとキツ・サンノジ・アイゴ・グレ・アオブダイ・イラ・スズメダイ等がわんさかと湧いてきて、予想通りの水族館状態でした。しかしベタ凪の状態で見える魚を釣るのはやはり難しく、グレも30cm位のものがたまに見えていたので勉強のつもりでチャレンジしましたが、25cmを1匹釣るのがやっとでした。
なお、家に帰ってから渡船屋さんのHPを見ると、隣のチュウデンで釣っていた人はグレ3枚の他にイサキを10匹ほど釣っており「そのままキムラで釣っとけばよかった…」とちょっと後悔させられました。また、釣友の方も昼前からアタリが止まり、同様の釣果でした。
ということで、今回(2回)の釣行も、結局、オナガはおろか、イサキさえも釣ることができなかったのですが、それでも両日ともクチブトの40cm超が釣れてくれたので、私としては上出来でした。
PS:クチブトグレは本来「寒グレ」の時期が旬で、「梅雨グレ」の時期は味が落ちると言われていますが、今回釣ったものは白子が入って油のりのりで、予想に反して大変美味でした。
釣友にもらったイサキも、皮目の香ばしさと皮下脂肪の多さはさすがにイサキ独特のものがあり、確かに美味しかったのですが、まだ身のほうまで油が回っていない感じがしました(気のせいかもしれませんが…)。
梅雨が明けるまでの短い期間(しかも天気次第)ですが、もう、しばらく第1望オナガ、第2希望イサキで磯通いをしようと思います。どんなに下手でも行かないと絶対に釣れませんから…。
記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎