司法書士法人小笠原合同事務所
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釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記⑮
21.04.25
釣り人宮崎の釣行記
4/4(日)、釣友と協議の結果、再度マダイ狙いで日和佐に行ってきました。
前日から釣友が実績の高い平家(磯の名前)を予約してくれていたのですが、他船に先を越され、結局、地方寄りの横バエという磯に上がる羽目になりました。
そして、更に磯に上がってから重大な事実が発覚…なんと持参したクーラーの中にリールが入ってないではありませんか(またやってしまった…)。しばらく途方に暮れた後「まあ、俺様にはこれぐらいハンディがあってちょうどええ、男らしく延べ竿で釣ったるわ」と開き直りましたが、そこで釣友が憐れんでリールを貸してくれました(帰りにラーメンという条件付きでしたが、やはり持つべきものは友です…)。
早速、気を取り直して釣り開始。今回も場所の問題で最初からマダイはあきらめ、狙いをチヌ(浅いので今回はイシダイも無理)に絞りました。
タックルはハリス1・2号、針はヘラスレ7号、エサはオキアミの半ボイル(但し、今回も低水温でエサ取りは皆無であろうと考え、マキエはなんと半ボイル1角(3キロ)しか持ってきませんでした)で開始。
全体的に浅い上にどうせ潮は通さないので、周囲のシモリを丁寧に探っていこうと考えていましたが、釣り始めてみてまた重大な事実が発覚…なんと磯の周囲は一面フグに包囲されているではありませんか…おまけにエサはちょっとしかないし(マキエでチヌを寄せてフグを追い払うという方法が取れない)…この時点で既にボウズの3文字が頭をよぎりましたが「乗っ込みだし、多少荒れ気味でサラシも出ているので、何とか1枚ぐらいは拾えるだろう」と自分に言い聞かせ、辛抱強くフグ釣りを続けました。
そして、11時過ぎ、磯際ギリギリのウキ下1ヒロで初めてエサが残ってきました。そしてウキ下を半ヒロ下げた次の一投でもエサが残り、「これはもしかして???」と期待が膨らんできました。
そこで、なけなしのマキエを多めに打って、1ヒロのハリスはそのままにウキ下だけを一気に3ヒロ強まで下げて投入、サラシの切れ目で仕掛けを止めて待つこと約90秒、仕掛けがなじむと同時に綺麗にウキが入っていきました。本日唯一のまともな当たりで合わせるとゴン!一瞬根がかりかと思いましたがすぐに海底をゆっくりと沖に動き始めました。
最初は引きが鈍くかなり重量感があったので「あちゃ~コブ(80センチを超えるベラ科の外道)かぁ~?」と思いましたが、根に入ることもなく、途中から鋭い突込みと首振りが入り始め、チヌであることを確信(しかも結構デカそう…)、シモリが多いので強引に浮かせ、サラシにてこずりながらも何とかタモ入れとなりました(計ってみると49cm)。まだ産卵前のきれいな魚体で丁寧に絞めて釣友に献上しました(この時点でラーメン条約は撤廃)。
そして、その後はケチケチと撒いていたエサもついに底をつき、用意していたハゲ専用の3本胴突き仕掛けに青虫を付けて頑張ってみました(前回の釣行で季節外れの本ハゲを5~6尾釣っていた人がいたのでちゃっかりと準備していました、リールは忘れたけど…)が、ベラとキタマクラが釣れただけであえなく終了となりました。
本来、乗っ込みチヌはそこそこ数がでるものですが、当たり外れが多いのも事実で、今回は見事に外れでした。でも、まぐれとはいえ、1匹釣れたので良かったです。
ということで、今回もめでたし・めでたし…
記事担当:債務整理担当 釣り人宮崎