総務・経理中村の考察コラム 第1回
除「菌」スプレーはコロナ「ウイルス」に有効なの?
一時品切れになったアルコールスプレー。デスクには除菌ハンドジェル、自宅には除菌スプレー、日に数回は除菌シートで周りを拭きふき。そのほとんどがアルコール製品です。今日もお世話になりますアルコール。
シュシュッ・・・ん?そもそも菌とウイルスって別物では?抗生物質は菌に効くけれど、ウイルスには無効って聞いたことがあるような。
気になったらすぐ調べろとの恩師の言葉を思い出し、ネットで検索してみました(恩師は確かこうも言いました「インターネット検索は調べるとは言わない!」)。結論から言いましょう、コロナウイルスに対してアルコールは有効です!(ただし濃度にご注意下さいますよう)
使用中の除菌アルコールスプレー製造元いわく、コロナウイルスに対して塗布して1分後の残存率、わずか0.02%だとか。
しかしながらノロウイルスに対して無効。理由はウイルスの構造の違いで、「エンベロープv」か「ノンエンベロープv」かによると。エンベロープって封筒のことかな?検索っと・・・ウイルスの遺伝子情報を包む膜のようなものを指す?コロナウイルスはエンベロープウイルスで、脂質で出来たその膜をアルコールが融解することから菌類の細胞膜破壊に似た作用を起こすと言える。
ふむふむ・・・?さらに菌類は大きさと構造からいくつかに分類され、自己増殖できる。いっぽうウイルスはRNAかDNAのどちらかの遺伝子しか持たず?自己増殖できず?宿主に寄生して・・・?深い!謎が謎を呼ぶ7月の初夏なのでした。
(記事担当:総務・経理 中村)