釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(75)
柳の下の2匹目を狙って……
7月は本来アユの最盛期ですが、カラ梅雨の影響か調子は良くないようで、涼みがてらの釣りに終始することになりました。
7月6日(日)
先月マグレで釣れたアメゴが忘れられず、柳の下の2匹目を狙って勝浦川に行きました。
今回も本流筋の釣りやすい場所に入り、前回と同じ淵で22㎝が1匹釣れましたが、あとはカワムツとイダばかりでウンザリ…。
今回、アユ釣りはしませんでしたが、夕方には結構食みアユが見られ、後ろ髪をひかれる想いで川を後にしました。
7月12日(土)
アユ狙いで釣友と勝浦川の沼江(ローソン下)に入りましたが、高水温&渇水で活性が低く、私は午前中釣って17~20㎝が5匹。
(釣友は自称「オトリコロガシ釣法」で深場を探って7~8匹)
昼から思い切って「仕出川合流点」に移動しましたが、こちらもコケ腐れでトロ場を釣った私は全くアタリなし…。
(釣友は川幅の狭い流れ込みに無理やり入って2匹)
ところが17時を過ぎて釣友が早々と竿をたたんだ後、しつこく釣っていた私に突然良型が4連発して我ながらビックリ…。
「あと1匹で2桁に届くけんもうちょっと待って!」と、釣友に泣きを入れて頑張ったのですが、その後、支流から濁った温水が流れてきた途端、アタリがピタリと止み、結局9匹で終了…(泣)。
「魚がいかに環境の変化に敏感であるか」を改めて実感させられた1日でした。
7月13日(日)
下流域は高水温で期待薄のため、もう一度勝浦川上流部にアメゴ狙いに行きました。
今回もカワムツとイダばかりで辟易していましたが、途中、何を勘違いしたのか15㎝ぐらいのアユが川虫を食ってきたので…。
急遽これをオトリにチヌ竿で友釣りをしてみたところ、早速20㎝級の元気なアユが掛かってきました(驚)。
「これは行けるぞ!」と張り切りましたが、その後「群れ鮎」はみられるものの追い気はなく、結局1匹で終了となりました(泣)。
7月18日(金)
時短シフトで、15時過ぎから勝浦川を見に行きましたが、増水して真っ茶色になった川を見てアユは断念…。
翌日からの3連休は所用で釣りに行けないため、「せめて今夜だけでも…」と青虫を100円買って長原漁港に行きました。
水潮のせいか夜中まで全くアタリがありませんでしたが、最後の最後に最奥部の船溜まりのヘチを探って42㎝のキビレをゲット。
持って帰って食べようと思いましたが、よく見ると片眼が少し変だったので怖くなって今回はリリース…。
釣りは何かにつけ危険を伴うものですが、食べる方もそれなりにスリリングです(笑)。
7月24日(金)
この日も時短シフトだったので、15時過ぎから勝浦川に行ってみました。
野上橋下流に入り、チヌ竿+タイコリールでプチコロガシ(3本針)をしてみたところ奇跡的に1匹掛かり、早速友釣りに切り替えて、日没までに15~20㎝を5匹ゲットすることができました。
チヌ竿でアユ釣りをする姿(お恥ずかしながらアメゴ・ハエも最近はこれ…)はあまり人に見られたくないところですが、「時間がないけど~しても竿を出したいとき」や「川幅の狭い場所を車で転々とするとき」にはとても便利で(収納が早い)、だんだん癖になってきている自分が怖いです…(笑)。
7月27日(日)
「修行」と称して波止グレに通っている釣友から、大浦港で釣った30㎝超交じりのグレの写真が届いたので、早速私も行ってみました。
もちろん、釣友のように炎天下、沖向きのテトラの上からマキエをドカ撒きするだけの気力・体力・財力はなく(笑)、港内の船着き場に車を横づけして、バックドア下の日陰から釣り糸を垂れました。
エサも220円のパン粉1袋だけで、海水を振りかけて親指の爪ぐらいの大きさに丸めたダンゴを波止際にポチョン、ポチョン…と落としていくと、早速足下からスズメダイの群れが出てきました。
ここは足下のスリットの中に魚が入っているようで、5分ぐらいすると20㎝超のグレも時折見えるようになってきました。
昼前から日没まで、小魚ウォッチングを楽しみながら、波止際中心にウキ釣りをしたところ、3時間ほどで23~24㎝のコッパグレが2匹、25㎝位の小サバが3匹、その他、チャリコ・サンバソウ・ガガネ・アナハゼ・フグなどが退屈しない程度に釣れてきました。
手のひらに乗っかるサイズばかりでしたが、それでもグレは「漬け」、サバは「酢締め」で美味しくいただくことができ、費用対効果の面でも十分満足…。
どうやらこの釣りも癖になりそうです(笑)。