司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(74)

25.07.29
釣り人宮崎の釣行記
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今年もアユの季節が来ました!

遊漁券をどうするか、年明けからずっと悩んできましたが、とりあえず近場の勝浦川だけは年券を購入…。
今年も猛暑は間違いないと思うので、死なない程度に水に浸かって光熱費を浮かせたいと思います(笑)。

6月1日(日)

アユの解禁日が日曜日と重なり、早速釣友と勝浦川に行くことになりました。

経費節減も兼ねて今年から仕掛けを自作することに決めていましたが、根がズボラなため、前日の夜に慌てて作り始め、試行錯誤しながら徹夜でやっと1セットだけ完成(疲)。

4時に釣友を迎えに行く約束だったので慌てて家を出ようとしましたが、年券が見当たらず、朝から一人(小声で)怒鳴り散らし…(笑)。

結局1時間遅れで、ブツブツ文句を垂れる釣友をあやしながら6時前に下流域に到着しましたが、既に目ぼしいポイントは人だらけで、場所を探して上流へと車を走らせるうちにとうとう上勝の高畑付近まで上ってしまいました。

6月1日: 高畑

川を覗いてみてもハミ跡らしきものはなく期待薄でしたが、水が綺麗で人もいないのでちょっとだけやってみることにしました。
(釣友は「どうせ釣れんわ」ということで車中で爆睡継続…)

そそくさと着替えて川に入ってみるとさすがに水は冷たく、震えながら50mほど釣り下りましたが、やはりアタリは無く30分経過…。

「やっぱり居らんか…」ということで、仕方なく入渓地点まで戻り、未練がましく最初のポイントに仕掛けを入れてみたところ、初めてオトリが追われる気配があり、しばらくしてついに待望の1匹目が掛かりました。

「まさかイダっ子ではないだろな…」と思いつつ、慎重に引き抜き、タモに収まった魚を確認すると紛れもなくアユ(喜)。

今季第1号は15㎝位の小型でしたが、初めて完全自作仕掛けで釣った魚でもあり、また、一か八かの上流域で釣れたこともあってとても感動的でした。

そして、車中の釣友に報告し、釣り場に戻ってオトリを交換して泳がせると続けて17㎝級がヒット。

「ひょっとしてこれから入れ掛かり?」と、期待が膨らみましたが、その後アタリはなく、しばらくして釣友も起きてきたので場所を譲って今度はアメゴを狙ってみることにしました。

エサの川虫が取れず苦労しましたが、やっと大き目のオニチョロ?が取れたので、チヌ竿0.8号にタイコリール、道糸1号にチンタメバル7号直結、針上20㎝にガン玉5Bというアメゴに失礼な?仕掛けで底を這わせるように流してみたところ、数投目にゴツンとアタリがあり、次の抑え込みで合わせると何やら良型が掛かりました。
(お恥ずかしながらアワセのタイミングは渓流釣りというより筏釣り…)

シャープな引きで何度も下に突っ込まれましたが、糸も太く、リールまで付いているので、外れないことだけを祈りながらじっくりと竿をためていると、やがてパールピンクの魚体がギラリと反転しました。

嬉々としてアユダモで掬い込んでみると尺近いアメゴ(後で計ってみると29㎝)で、予想以上の結果に大満足!

6月1日:アメゴ

ただ、アユもアメゴも魚影は薄いようで、その後アタリは無く、昼過ぎにメジャーポイントの横瀬橋まで戻りましたが、こちらも釣友が所属する釣りクラブの名手たちが午前中釣って1人1~2匹という最悪の状況…。

既に釣人もまばらとなっていたので、釣友と2人で空いてるところに入って夕方まで粘りましたが、やはりダメでした。

6月7日(土)

解禁日以降不調が続いているせいか、勝浦川のダム下流域は釣り人が少なく、7時過ぎでも釣友と2人、沼江のローソン下に入ることができました。

予想通り朝方は全くアタリがありませんでしたが、10時を過ぎてから、一つ下の瀬で釣っていた釣友が20㎝級の良型を交えてコンスタントに掛け始めました。

私の方は全く気配すらなく、ふて腐れモードでしたが、それでも12時の鐘と共に下からアユが上ってきたのか、突然3連発で掛かりヤル気復活⤴。

ところが、これからという時に釣友から電話が掛かってきて、「ワイ、明日連盟のイサキ大会やけん、13時で帰ろ…」とふざけたことを言っています。

とりあえず、14時まで「待った」をかけ、必死で釣って7匹になったところで一旦納竿…(怒)。

釣友を八万町の自宅まで送り届けた後、一人で川に引き返し、ちょうど空いていた長柱橋下流に入りました。

6月7日:長柱

初めての場所でしたが適度な流れと岩があり、「これはおるゾ!」とワクワクしながらオトリを送り出すと最初の1投目からオトリが逃げるような動きを見せ、間もなく立て続けに3匹ゲットすることができました(喜)。

その後アタリが遠のきましたが、2桁に到達したので、気持ちに余裕を持って下流を探り、夕方までに3匹を追加して納竿。

6月7日:アユ

サイズはこの時期にしてはまずまずでしたが、放流直後なのか、あまり苔を食っておらず、残念ながら味は今一つでした。

なお、釣友は翌日の大会で優勝し、「もうすぐ名人位や!」と浮かれていました(笑)。

6月22日(日)

勝浦川はまだ不調が続いているようで、この日も釣友と2人、昼前から今山橋上流に入ることができました。
(釣友は最近新車を購入し「底を擦るのがイヤ!」という理由で、毎回私に車を出させますが、お駄賃としてオトリをもらっているので文句は言えません…)

私はこの場所に過去2回入っていずれも丸ボーズを食らっており(恥)、内心「今日も全く人が居らんし、ダメやろな…」と思っていたのですが、先に入った釣友がいきなりアユを掛けてビックリ…。

「おぉ、居るやん!」ということで、期待を持ってひとつ下の瀬に入りました。

一番流れの強い瀬肩から始めましたが全く気配がなく、嫌なムードでしたが、下流の深みでやっとアタリが出て、ついにこの場所での初アユをゲットすることができ一安心…。

そして3匹ほど追加した後、上流の釣友と場所をチェンジしたのですが、その途端、釣友がコンスタントに良型を掛け始めて不愉快千万…。
(釣友は複合ラインを使って底を引き摺る自称「オトリ付き底コロガシ釣法」をやっているとのこと…)

私が入った上流にも瀬はあるのですが水深がなく、掛っても型が小さめで、結局夕方まで粘って17㎝までの小型が9匹でした(泣)。

ただ、今回のアユは苔をしっかり食っているようで前回よリも香りが良く、久しぶりに旨いな~と思いながらありがたくいただきました。

6月28日(土)

夕方から石ゴカイを200円買って、松茂の月見ヶ丘公園を偵察に行きました。

現地で道糸直結5本バリ仕掛けを作り、チヌ竿で南向きの護岸とそれに続く砂浜を探りましたが、キスは15cmが1匹だけ…。

仕方なくテトラの間を探って20㎝までのガガネとササノハベラを数匹追加した後、日が暮れてから長原漁港に移動しました。

6月28日:長原東波止

今回は主に東波止の先端と内側を筏竿で探って、15~17㎝のメバル2匹と23㎝のキビレ1匹を追加…。

6月28日:メバル 6月28日:キビレ

何とか食べる分だけは確保して終了となりました。

6月29日(日)

釣友は「次の大会の下見」と称して愛媛の日振島に行っており、自由の利く単独釣行となったため「今日はコロガシでオトリ確保からやっちゃろう!」と、野上橋下に入りました。

走行距離18万キロ超の愛車ワゴナール(ワゴンR)に鞭打って何とか河川敷に乗り込みましたが、渇水状態で川幅が狭く、「初めての試み」としてチヌ竿+タイコリール+針3本のプチコロガシ仕掛けを試してみることにしました。

しかし、茹だる様な暑さの中、水遊びをしているファミリーから少し離れて仕掛けを引いてみたものの、全く魚の気配はなく、早々に場所を変えることに…。
(リールに糸が巻き込めるので、移動は楽チンです…)

上流に向かって車を走らせてみると、人気ポイントである友アユ(オトリ店)下流付近に誰もいなかったので、そこでやってみることにしました。

6月29日:友アユ下流

ここも初めての場所で、早速白泡の立つ流心を中心に仕掛けを引いてみましたが全く掛からず、30分程して流心を外したトロ場でやっとアユらしき魚を掛けましたが無情にも針外れ…。

その後も上流に移動しながら節操なく辺りをシャクリ倒しましたが、根掛かり、藻掛かりが連発し、たまに掛ってくるのはミニハエンボだけ…(悲)。

日没も近づき、敗戦ムード満開で元の場所に戻ってきましたが、浅めのトロ場でアユらしき跳ねが見られたので、その周辺を引っ張ってみるとやっと小型が1匹掛かりました。

しかし、喜んだのも束の間、よく見るとお腹に針が掛って内臓が出ています(泣)。

「アカン時はこんなもんじゃ…」と思いつつ、気を取り直して同じ所を引いてみるとしばらくしてまたヒットし、今度は少し大きめのアユで、顔に針が掛っています…。

時間もないので、残り1時間をこの1匹に託すことにし、仕掛けだけを張り替えて友釣りを開始しました。

やはりタフコンディションなのか、アタリはなかなか出ませんでしたが、それでも周辺で一番深い淵から瀬肩にかけて底を這うようにオトリを泳がせていると、ついにゴツンとアタリがあり、一気に目印が下流に飛びました(喜)。

竿を立てると結構良型のようで、流れに乗って下流に走られましたが、今回はリールがついているので慌てずに糸を出して体勢を立て直し、慎重に浅瀬に誘導したあと、無事チヌ竿で引き抜きました。

タモに収まったのは体高のある20㎝級の良型で、5号の自作小針が見事に背掛かりになっています…。

オトリを交換して泳がせると続けて17㎝位のが掛かりましたが、残念ながらここでアタリは途絶え、ちょうど釣友から「イサキやるわ」とのラインが入ったのを機に気分よく納竿しました。

帰りに釣友宅によってイサキとオナガ交じりのグレをもらいましたが、こちらも脂が乗ってとても美味しく、釣果の割には中身の濃い?良い1日となりました。