司法書士法人小笠原合同事務所

「負動産対策セミナー&業者交流会」開催!

25.06.29
セミナーのご案内
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昨年2024年4月に施行された「相続登記の義務化」に伴い、今まで以上に注目を集めている「負動産(ふどうさん)」。
相続しても、住まない・売れない・処分できないなど本来財産である不動産が、「負」の不動産となっている……。
そんな今注目の「負動産対策セミナー」の様子をお届けします!

【開催報告】「負動産対策セミナー&業者交流会」

5月に開催いたしました「負動産対策セミナー&業者交流会」には、数多くの不動産関係者の皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。

今回のセミナーでは、2024年4月に施行された相続登記の義務化を背景に、全国的に関心が高まっている「負動産」への対応策を中心に取り上げました。

「負動産」とは、保有しているだけで税金や管理費などのコストがかかり、活用の見込みもなく、結果として所有者の“負担”となってしまう不動産を指します。

現在、こうした負動産は全国で約410万ヘクタールにのぼり、九州地方を上回る規模に達しています。

セミナー内容ダイジェスト

特別講師には、株式会社KLC代表の小林様をお招きし、以下のテーマでご講演いただきました。

(1)負動産が売れないたった2つの理由
(2)今すぐできる負動産の売却方法 
(3)「フィールドマッチング」による成功事例の紹介

セミナーの様子

事例紹介:「フィールドマッチング」でのマッチング成功例

小林様の講演では、山林を相続した事例が紹介されました。

利用予定がなく、地元の不動産会社にも取り扱いを断られ、民間の引取サービスや国庫帰属制度も条件に合わず断念。

負動産イメージ

そんな中でKLCの「フィールドマッチング」に物件登録を行ったところ、わずか30分でDIY用地を探していた個人から問い合わせが入り、無事にマッチング・売却に至ったというものです。

【株式会社KLCについて】
株式会社KLCは2014年に創業され、東京・赤坂を拠点に「不動産引き取りサービス」や遊休地マッチングサイト「フィールドマッチング」を運営。

山林、原野、空き家、別荘地など、一般の不動産会社が扱いにくい物件を専門とし、年間1,200件以上の相談を受けています。

また、新潟県三条市、静岡県御殿場市など複数の自治体と「空き家・空き地問題解決のための連携協定」を締結し、地域密着型の問題解決にも積極的に取り組んでいます。

▼株式会社KLCのサイト
https://klc1809.com/

セミナーの様子

交流会の様子

セミナー終了後には業者交流会も開催され、参加者同士での情報交換や新たな連携のきっかけづくりが活発に行われました。

実務に直結する知見を得られたと、参加者からも多くのご好評をいただいております。

セミナーの様子

今後も、相続・空き家・負動産問題に関するセミナーを定期的に開催してまいります。

引き続き、皆さまの業務に役立つ情報をお届けできるよう努めてまいりますので、次回もぜひご参加ください。