司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(64)

24.09.28
釣り人宮崎の釣行記
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得意の「乱視釣法」が冴えわたり……自己最高更新!

8月も猛暑続きで、川に入る(アユ釣り)より他ありませんでした…(笑)。

8月3日(土)

「年券買ったのにまだ一回も那賀川に行っとらんぞ!(アメゴは3回行ったけど…)」

ということで、遅ればせながら「木頭詣で」を決意…。

8月3日:加茂谷橋上流

まずはオトリを確保すべく、前日夕方に那賀川下流でコロガシ(針を5~7本付けた引っ掛け釣り)をやってみました。

最初の加茂谷川合流点では、僅か2投目で根掛りしてしまい(怒)、すぐに下流の加茂谷橋に移動…。

半ばあきらめモードでしたが、こちらでは数投目に18㎝ぐらいのが掛かり、日没までにオトリにできそうなサイズを6匹キープすることができました。

引き続き、夜のウナギも狙ってみましたが、昨年同様、ギギ(背びれに毒のあるナマズの親戚)の入れ食いで、2時間足らずで高価なミミズが完売。

アユの入ったオトリ缶を川に沈め、一旦家に帰って寝ることにしました。

8月4日(日)

3時間くらい寝て、家を再出発…。

オトリを回収し、一路木頭村を目指しました。

朝7時頃に到着しましたが、やはり人が多く、北川の日和田橋でやっと空きを見つけて入渓…。

道路の上からは魚が確認できなかったので不安でしたが、とりあえず、昨年釣れた瀬でオトリを泳がせてみると、数投目で16~17㎝級の小型が掛かってきました。

オトリを替えて泳がすと数投後にまた同型…。

その後、「あれ?魚が2匹になっとらんか?」という、得意の「乱視釣法」が冴えわたり、すんなりと2桁をクリア…。

そして実にあっけなく自己最高の1日16匹(恥)も更新…、昼過ぎには30匹を超えました(驚)。

途中、雷雨で2時間ほど待機を余儀なくされましたが、結局日没まで釣って14~21㎝を57匹で終了。

8月4日:アユ

「私のために放流をしてくれた漁協の方々に感謝❣」の一日となりました(笑)。

8月8日(木)

前回の釣果に気を良くして、今度は勝浦川に行ってみました。

釣具店で「みんな那賀川に行きよる…」という話を聞き、「釣れよらんのか?」と思いつつ川を上ってみましたが、イヤな予感は的中…。

沼江では数人立ち込んでいたものの、今山・横瀬・上流の月見谷周辺…と、人気ポイントに釣り人が一人もいません(これほど人がいないのは初めて…)。

川を覗きこんでも魚の姿はなく、まるで鮎喰川状態…(笑)。

そして、更に上ってみると、落合橋より上流は逆に釣り人が一杯で入るとこなし…。

結局、過密地と過疎地の間にある、「いつもの横峯橋下流」に入らざるを得なくなりました。

魚も見えず「どうせあかんわ…」と思いながら始めたのですが、何と1投目の送り出しでいきなり良型が掛かってビックリ!

出足が良すぎて、思わず「まさかスミイチとかならんやろな…」と冗談交じりで独り言を言ったんですが、まさかそのとおりになるとは…。

その後、昼過ぎまで全くアタリがなく、諦めて場所移動…。

昼からはダム下流の「仕出川合流点」でやってみましたが、お湯のような水温で一切アタリはなく、日没まで粘って一度ナマズが掛かっただけ…。
(これでオトリが更にボロボロになり釣場の移動も断念(泣))

結局アユのアタリは「1投目の22㎝だけ」という、恐るべき貧果に終わってしまい、「言霊の恐ろしさ」を感じさせられる1日となりました。

…で、それはさておき、帰りに吉野川の四国三郎橋下流左岸に寄って夜釣りもしてみました。

今回は、ウナギの仕掛けを2本放り込んでおき(エサは安価な半額鳥レバー)、前回から企んでいた手長エビ狙いも同時進行してみました。
(タックルは、穂先にSSサイズのケミホタルを付けた筏竿+タイコリール+巻きっぱなしの1号糸+糸付きサヨリ針+チモト10センチ上に適宜のガン玉+エサは小さくちぎった鳥レバー)

海中電灯で石垣の間を照らししていくと所々に手長エビの姿を確認することができ、少し大きめのヤツを見つけたところで、ライトを消して鼻先に仕掛けを落とし込んでみるとしばらくしてケミホタルが抑え込まれました。

「多分食い込むまでに時間がかかるだろう…」ということで、待っていると時折ツンツンと穂先が抑え込まれます(おぉ!食いよるわ!)。

ところが、しばらくして動きがなくなったのでゆっくりと引き揚げてみるとエサがありません…。

「これは釣れるぞ!」とワクワクしながらもう一度同じところに入れてみると今度はアタリ無し。

少し移動して、また1匹見つけて同じように仕掛けを垂らすとまたケミホタルにツンツンとアタリが…。

今度は少し誘ってみると少し重みが加わって「離すまい!」としているのがわかります(笑)。

少し糸を緩めてしばらく待ってまた誘いあげてみるとまたツンツン…。

合わせてみると空振りでエサはなし(面白い!)。

数回、このようなやり取りを繰り返しているうちにだんだん潮が引いてエビが見つからなくなってきました。

「これはヤバイ!ボウズだけは勘弁…」と思いながら、やっと次の1匹見つけて仕掛けを垂らすとまたツンツン…。

今度は糸を少し緩めて長めに待つこと30秒。

ゆっくりと糸を張ると重みが伝わってきたので10㎝ほど引き上げるとまたツンツン、「離すなよ!離すなよ!」と念じながらそのまま更に10cm引き揚げてもまたツンツン…。

そして、もう10㎝引き上げたところで竿先をピンピンピンと引き込んでいくような動きに変わりました。

「おお、これは掛かったか?」と思いながら引き上げるとついに念願の手長エビが空中でビトンビトンしています(喜)❣

手に取ってライトで照らすと、キチンと口元に針が掛かっており、早速記念撮影。
(手が取れて手長エビでなくなってしまいましたが…)

8月8日:手長エビ

夜も更けたので、この日はこの1匹で終わりにし、帰って塩ゆでにして試食してみたところ、バナメイエビのような臭みも全くなく、かなり美味…。

アタリがあってから掛かるまでに間があるので、釣りとしてもかなり面白く、しかも美味いということで、当然の如く、「マイ釣りジャンル」の正式種目として追加されることになりました(笑)。

8月17日(土)

「勝浦はもうイヤ!」「夢よもう一度…」ということで、再度那賀川へ行くことにし、今回も前日夕方にオトリ取り(コロガシ)に出かけました。

今回はアユの掛かりが悪く、加茂谷川合流点で最初に小型が2匹掛かったものの、その後はチビハエンボばかりとなり(寒バエ釣りの時に釣れろよ!)、仕方なく、なけなしの2匹を入れたオトリ缶を川に沈めて家に帰りました。

8月18日(日)

早朝からオトリを回収して、一目散に前回の那賀川・日和田橋に向かい、朝8時過ぎに到着。

8月18日:日和田橋下流

ラッキーなことに今回も場所は空いており、早速入渓して釣り始めました。

数投目で1匹目が掛かり、ホッとしたのも束の間、引き抜きの際に針外れ…。

今回はオトリが2匹しかいないので、ものすごく嫌な予感がしましたが、それでも、何とか数投目にまたアタリがあり、今度は慎重にキャッチして一安心…。

その後も前回ほどではないものの、ポツポツとアタリが続き、昼過ぎには20匹に到達。

気持ちに余裕ができたので、一度車に戻り、いつもの如く半額弁当を掻き込んだ後、良型を求めて少し下流に移動することにしました。

8月18日:北川郵便局前

途中、余裕をかましてコスモスの撮影などをしながら車を走らせ、昨年、比較的コンスタントに良型が掛った北川橋に到着。

8月18日:北川橋上流

橋の上から上流を覗いてみると、誰もいなかったので、「これはチャンス」と思い、そそくさと入渓しましたが、いざオトリを泳がせてみると全く反応がありません。

それでも「先客に釣られたか…やっぱり場所替えん方が良かったかなぁ…」と後悔し始めころ、突然、静寂を破って20㎝超が勢いよく掛かってきました。
(正に「おどれ、わしの縄張りでなんしよんじゃ!!」といった感じで、久々に豪快なアタックでした(笑))

その後、入れ掛かりとはいかないものの、ポツリポツリと良型が掛かり始め、日没までに19~23㎝を12匹追加…。

型もそこそこ揃い、気分よく釣り場を後にしましたが、帰りの道中、釣友に「鮎いる?」と、ラインを送ったみたところ、すぐさま「いる、いる、いる!」との返信があり、更に寄り道…。

アユをリンゴと梨に替えてもらい、ビタミン不足も解消されてとても良い一日となりました!

8月24日(土)

先週私が持って行ったアユに感化されたのか、はたまた「おサベリ(私のあだ名)に釣れるなら、俺にも釣れるわ…」と思ったのか、海釣り一辺倒だった釣友がやっと重い腰を上げました。

数日前に私も釣具店に同伴し、道具一式を揃え、満を持しての釣行となりました。

「絶対釣れるとこな!」というリクエストにお応えして、またまた那賀川の日和田橋へ…。
(ここは小型主体ですが、魚影が濃く、流れも適当、安全で車からも近い…ということで入門には最適だと思います)

朝8時前に釣り場に到着し、まずは場所が空いていたので一安心。

水量が更に減っており、道中で見かける釣り人も少なかったので不安でしたが、道路上から川を覗くと、淵にいくらかアユが確認できたので、「まあ、やってみよか!」ということで2人で入渓しました。

いつも釣っている特等席に案内し、仕掛け作り(もちろん出来合いの最安ナイロン完全仕掛け)から、鼻カンセットまで一通り伝授し、いよいよ記念すべき「初泳がせ?」を開始…。

最初は、あっちこっちに針をひっかけ、オトリもなかなかセットできず、どうなることかと思いましたが、そこは「徳島県釣り連盟の名人位を目指している」だけあって、センスは抜群…。

30分くらいで要領をつかみ、ついに最初の1匹を掛け、無事引き抜きも完了させました(あっぱれ!)。

その後は何も教えなくても自分で考えながら下流も探り、昼過ぎには2桁に到達…。

「さすがに飲み込みが早いなぁ~」、「10を聞いて1を知るタイプの俺とは正反対やなぁ~」と改めて感心させられました。

とりあえず、私も責任を果たしたので、負けじと少し上流を釣って14~18㎝が26匹(また漁協が気を利かせてくれたんだろか?)。

8月24日:アユ

小型とはいえ、数的には満足したので、2時過ぎに雷雨が来たのを機にこの日は潔く終了。

家に帰って、早速食べてみましたが、苔をしっかり食んでおり、かなり美味。

むしろ小型の方が美味しいような気がしました。