司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(63)

24.08.21
釣り人宮崎の釣行記
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「釣行記」ならぬ「蝉行記」!?セミの〇〇に遭遇

7月になり、長かった梅雨もやっと開けましたが、私の釣果はずっと湿りがち…(笑)。

7月13日(土)

性懲りもなく「アジゴが釣れたらイカ、ダメならカゴ、翌日はアユ」というプランで南に向かいました。

今回も夕方に古牟岐港に到着しましたが、最干潮だったせいか全くアジゴの気配はなく。

サビキに掛かってくるのはベラ・フグ・カゴカキダイ・ネンブツダイetc…、招かれざる客ばかり…。

7月13日:カゴカキダイ

その後、公衆便所でひっくり返ってもがいているセミの幼虫がいたので拾って観察していると、私の左腕(長袖Tシャツ)を上り始め。

二の腕付近で何度も足の爪の食い込みを確認した後、完全に動きを止めてしまいました。

「マズい…ここで羽化が始まったら釣りにならん…けど、どうせ釣れんし、付き合うか…」ということで30分ほど待っていると、背中に亀裂が入り、羽化が始まりました。

7月13日:クマゼミ1 7月13日:クマゼミ2 7月13日:クマゼミ3 7月13日:クマゼミ4 7月13日:クマゼミ5

7月13日:クマゼミ6 7月13日:クマゼミ7 7月13日:クマゼミ8 7月13日:クマゼミ9 7月13日:クマゼミ10

途中、雨が降ったり、蚊に刺されたりして結構大変でしたが21時過ぎに無事に羽化完了…。

やっと別のタオルに移殖して(文字通り手を離れ…)、釣りを再開しました。

潮位も上がってきており、状況が好転していることに期待して釣りを再開しましたがやっぱりダメ…。

しかも、もうやめようかと思った頃、中途半端に2匹だけアジゴが釣れてしまい、イカ狙いをせざるを得ない羽目に…(笑)。

睡魔と闘いながら釣り続けましたが、案の定アタリはなく、1匹目のアジは泳ぎ疲れて夜半に死亡…。

夜中の3時前にやっと2匹目のアジの頭がかじられて上がってきましたが次のエサはなし…(笑)。

未練がましく餌木も振ってみましたが、何の音沙汰もありませんでした。

7月14日(日)

鞆の浦漁港で仮眠して、7時過ぎから海部川を溯上…。

梅雨が明けて朝から猛暑となり、クマゼミの「シネ!シネ!コール」も始まりました(超高速で繰り返すとクマゼミになりますので皆様も是非お試しを…(笑))。

「早く川に入らないとオトリも自分も危ない(熱中症)」ということで、「今日から突きジャクリ漁が解禁になるので(友釣り)専用区がいいかも…」というオトリ店のおばちゃんのアドバイスに従い、運よく空いていた「瀬戸下」に滑り込みました。

ここで午前中に6匹、昼からは先客が帰った「瀬戸」に入って、しつこく探り、何とか10匹(18~20㎝)に到達。

6月に釣った鮎は少し臭みがありましたが、今回のは苔をしっかり食っていて美味しく、少し安心しました。

放流のタイミングや苔の付き具合など、いろんな要素が加わり、「美味い鮎」に当たるのも難しい今日この頃…と、勝手に思っています。

7月20日(土)

毎年恒例の甲浦の瀬泊まりに行きました。

まずは下準備として炎天下の吉野川橋下でカニを100匹採取、次に古牟岐港でアジゴを狙って2時間サビキを振りましたがこちらは不発…。

15時に渡船場につき、釣友と合流して16時頃から「千丈」に上がりました。

7月20日:千丈

早速小型のイシガキ狙いでカニを投げ込んでみましたが、結構海は荒れており、エサ取りも少なく、初っ端から期待外れ…。

夕マズメに瀬際で一回だけ根魚系の大型魚が掛かりましたが、ドラグが緩すぎて糸が出てしまい、道糸が貝に挟まってしまいました。

竿を絞ると、魚の動きが伝わってくるので何とか外そうと30分位頑張りましたが、結局外れず取り込み断念…(泣)。

夜は水道めがけてカゴを投げ続けましたが、流れがない上に、うねりだけは大きく仕掛けのトラブルが頻発(カゴは、ふらつく流れには特に弱いです…)。

そんな私を尻目に、釣友は、裏側の勝手知ったるシブダイポイントで根気良くフカセで粘り、37~42㎝のシブダイを3匹。

全部違うエサ(カニ・キビナゴ・オキアミボイルで各1匹)で釣ってご満悦でした。
(情けで1匹もらって食べてみましたが、やっぱり美味かったです!)

7月21日(日)

朝5時に磯から上がり、釣友と別れて、その足で海部川(鮎釣り)に向かいました。

海がダメなら川で…と思いましたが、日ごろの行いが悪いせいか、こちらも絶不調…。

「チップ工場」で2匹、「保勢」で1匹、「杉宇下」で1匹の計4匹という超貧果で終わってしまいました…。

釣り場の移動中にアユが瀕死の状態になったり(私のオトリはなぜか背泳ぎ・横泳ぎが得意です(笑))、「車が止まっていないから…」と降りてみると、ずっと下から釣り上がってきた人が既に居たりとか…とにかく散々な1日でした(疲)。

7月25日(木)

7月も終盤に近づいたところで、やっと今期初めて勝浦川に入りました。

昼からだったこともあり、平日でも目ぼしいポイントは空いておらず、結局いつもの横峯橋下流に入りました。

7月25日:横峯橋

オトリが値上がりしていたのでケチって2匹にしたのですが、早々に根掛かりで今日も危うい展開に…(笑)。

それでも、「もはやこれまでか…」と思った頃に奇跡の1尾が掛かり、その後、綱渡りのような釣りで夕方までに20㎝前後を4匹(食べる分だけは何とか確保してヤレヤレ)。

7月25日:アユ

潮が良かったので、夜に吉野川で2時間程ウナギも狙ってみましたが、やはり不発。

あまりにも退屈なので、石垣の間をライトで照らしながら川辺の生物の観察をしていると、所々に結構大きな手長エビが…。

次回に向け、また狙いが一つ増えたのでした(笑)。

7月27日(土)

泊まりで那賀川上流に行くつもりでしたが、寝過ごしてしまい、またしても昼からのイカ狙いに変更…。

いつものように古牟岐の小アジポイントでサビキを振ってみると、今回は首尾よく30分ぐらいで小アジが10匹ほど釣れ、早速イカ狙いに切り替えました。

「今回はダメならすぐに場所を替えよう」と思っていたのですが、小波止の先端で釣っていた3人組が良型のアオリを釣ったのを見て、ついついその場に居着いてしまいました。
(これが間違いでした…)

みんな賢いので23時頃には「時合いが過ぎた」とみて全員帰って行かれましたが、アホの私は1人で夜が明けるまでで粘り、結局、体力を消耗しただけでした(笑)。

7月28日(日)

再度、海部川へ向かい、今回もチップ工場が空いていたので、迷わずそこに入りました。

7月28日:チップ工場

前回は、場所移動中にアユが極端に弱ってしまったので、今回は1カ所で粘ってみようと思い、人に出くわすまで下ってみることにしました。

瀬肩(今回は瀬の上流部に集中)や流れ込み(多分ちょっとだけ水温が低い)などピンポイントでアユが付いている場所があり、同じルートを2往復して夕方までに17~21㎝を15匹釣ることができました。

7月28日:アユ

割と退屈しない程度にアタリがありましたが、バラシ(特に針外れ)が多かったので、上手い人なら30匹位は釣っているんだろうなぁ~と思いつつ、反省しながらの帰宅となりました。