司法書士法人小笠原合同事務所

釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(62)

24.07.27
釣り人宮崎の釣行記
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完全復活&ついにアユ開幕!

5月下旬には肋骨が完治(多分…)。
申し合わせたように6月1日朝に「ぢ」も完全消失(多分…)。
ということで気持ちよくアユの開幕を迎えることができました(喜)。

6月1日(土)

「解禁日が休日」ということで、当然アユ釣りの準備をしていたのですが、数日前の大雨を考慮して狙いをイカに変更…。

まずは餌を獲りに鳴門の撫佐に行きましたが、肝心の小アジが釣れず、予定をカゴ釣りに再変更…。

のんびりと寄り道をしながら南に向かい、日没後に海陽町の大里海岸に到着しました。

ちょうど海岸横の岩場で釣っていた先客が帰ってきたので、釣果を聞いてみると何と「フカセで35㎝級のグレが入れ食い!」とのこと…。

早速いつもの仕掛け(165円の最安発砲ウキ10号にケミホタル50をつけ、遠投シャトル天秤付きにハリス3.5号2ヒロ、針は合わせちゃダメジナ8号)をセットし、ウキ下4ヒロ強。

エサはボイルオキアミで、闇夜に向けて仕掛けをぶん投げました。

「初めてここでカゴを振ってからもう一年か…」と感慨に耽っていると、いきなり1投目からケミの明かりが闇に消え…。

「浮力調整ミスか?」と思っていると、しばらくして穂先が絞り込まれました。

「嘘だろ?まだマキエ効いてないだろ…」と半信半疑で竿を煽ると「私は魚ですよ~」と言わんばかりに首をふっています…。

糸を出すほどではありませんが、途中何度か強い締め込みがあり、ワクワクしながらリールを巻き、寄せ波に乗せて砂浜にずり上げてみると41㎝の食べごろサイズのマダイ(喜)。

6月1日:マダイ

約1か月休釣により、魚が寂しがっていたようで、その後も34㎝のマダイ、40~50㎝のコロダイが3匹と、退屈しない程度にアタリがあり、6月は最高の滑り出しとなりました。

6月1日:コロダイ

6月2日(土)

車の中で少し仮眠したあと、今年の初アユを拝むべく、海部川に向かいました。

オトリ店で昨日の状況を聞いてみると、「相川の方が本流筋よりもひと回り大きい…」ということで、素直にそちらへ…。

「入る場所あるかな…」と思いながら上っていくと、意外にも「釣場入り口」の標識が出ている場所に車が止まっておらず、「もう釣られた後か?」と思いつつも、とにかく入渓することにしました。

案の定、開始後30分ぐらいは全く魚の気配がなく、とても不安になりましたが、少し下ったところで初めてオトリが追われているような動きを見せ、息をひそめて待っているとついに「今年第1号」が掛かりました。

何とも言えない緊張間の中、落ち着いて体制を整え、慎重に引き抜くと17㎝位のアユが無事タモに収まりました(喜)。

その後、両サイドに木が生い茂る渓流相のポイントだったこともあり、根掛かりやオトリの宙吊り(木に仕掛が絡んで糸を引けばアユが天に昇っていくという情けない状態…)が頻発…。

途中スコールも降って、結構過酷な釣りとなりましたが、何とか2桁には届き(15~19㎝が11匹)、おまけに24㎝のアメゴも混じって自分としては良い開幕戦となりました。

6月15日(土)

前回と同じく、「アジゴが釣れたらイカ、ダメならカゴ、そして翌日はアユ」という夏の贅沢プランでまた南に向かいました。

今回は途中で古牟岐港に寄りましたが、釣り場に到着したとたん豪雨となり、仕方なく車中でギターの練習…(港内の小波止で合羽を着てフカセをしている人がいましたがダメのようでした…)。

夜になってやっと小降りになったので、車のバックドアの下で雨を凌ぎつつサビキを垂らしてみると、何と1投目からエサとなるサイズ(13~14㎝)のアジゴが掛かってきました。

「釣れても豆アジだろ」と思っていたので、予想外の展開にやる気満々…。

10匹ちょっとを確保したところで「アジが居るなら期待大…ここでやってみよう…」とイカ狙いを始めましたが、夜中の2時過ぎまでアジは一回もかじられず、あきらめて鞆の浦漁港に移動して寝ました(泣)。

6月16日(日)

4時過ぎには辺りが明るくなってきて、サーファーの人達が入れ代わり立ち代わり海の状況を見に来ています…。

私はのんびりと構え、車の中が暑くなってきた8時頃から海部川に重役出勤しました(笑)。

今回は本流筋を狙うことにしていたので、とりあえず人気ポイントの皆ノ瀬まで行き、橋の上から川を覗くと上流に1人しか釣り人が入っていません…。

6月16日:皆ノ瀬

「これは釣れてないな…」と思いましたが、オトリ店で「今日は大会が入っている」と聞いていたので、「上流に行ってもポイントが空いてない」と判断し、とりあえず「ガラ空き」の橋下流でやってみることにしました。

前回同様、開始直後は無反応の状態が続きましたが、一時間ほどしたところで、やっと15㎝位の小型が掛かり一安心。

本命ポイント?の橋上流も人の入れ替わりが激しく、あまり釣れていない様子でしたが、下流は私一人の貸し切り状態で、気分だけは上々。

場所を替えようかと思う度にポツンポツンと掛かり、居心地がよいのでついつい最後まで同じ場所で粘ってしまいました。

6月16日:アユ

シーズン初期のせいか、期待した夕マヅメは全然ダメで、結局15~19㎝が8匹しか釣れませんでしたが、渓流相のポイントと違い、開けた河原でアユ船も腰から外してのんびりと楽な釣りをさせてもらったのでこれはこれで良かったです。

6月23日(日)

休みごとに悪天続きでアユは足止め状態…。

それでは…ということで、「ヘラブナの40㎝超」をクリアすべく、松茂の芋畑水路(仮称)に行ってみました(本当のヘラ師は風情のあるダム湖などに行くのでしょうが…(笑))。

6月23日:芋畑水路

ここは川幅も狭いこじんまりとした用水路ですが、(ゴミもいっぱい浮いており)栄養状態が良いのか大きいのがたくさんいます。
(3年前の「ちびっこ釣り大会」の下見に来た時には39㎝が3枚釣れ、1m級のコイも確認しました)

今回も浮草の際にコイの80~90㎝級が数匹浮いていたので、これらが掛かってくることも想定して、延べ竿ではなくメバル用の短竿に磯用スピニングリール、道糸2号にヘラスレ7号を直結、固定のポリカンウキ仕掛けでやってみることにしました。

3年前に使い残したネリエ(イモグルテン+赤ベラ+みどり)を適当に混ぜ合わせ、まずコイが浮草をチュボチュボやっている(多分青汁が体に良いことをコイも知っているのでしょう…(笑))細い水路の方を狙ってみることにしました。

ワクワクしながら浮草の際に投入してみると、ウキがなじむと同時に消し込み、いきなり良型のコイが掛かってきました。

1投目から来るとは思っていなかったので糸がバラバラと出てしまい、浮いている水草やごみが糸に絡まり大慌て…。

魚はお構いなしに前後左右に走り回り、やっと体勢を立て直したと思ったところで針外れ…。

「これは入れ食いか?」と思いましたが、最初のドタバタ劇で浮いていた魚もどこかに消え、2投目以降はまったく音沙汰がなくなりました。
(やっぱり池のコイより賢い?)

仕方なく本流筋(それでも川幅10mぐらいですが…)に狙いを変え、浮いているゴミの際で何度かうち返しを続けているとやがてウキを抑え込まれました。

軽く合わせると今度もコイのようで、また前後左右に走りまくり…。

途中、橋の下に突進されて「ヤバイ」と思いましたが、ゴミ取りネットが張られているせいか途中で方向転換…。

徐々に距離を詰めていくと、やがて茶色の水を割ってゴボッ!と良型のコイが顔を出しました。

6月23日:撫佐

幅のある金色の魚体にくっきりと網目の入った鱗、うつろな瞳に貫禄のあるヒゲ、赤みがかった口元・腹びれ・尾びれ…。

やっぱりコイは他の魚と違った王者の風格?があり、子供の頃の憧れが蘇ってきます…(私見)。

ゆっくりと空気を吸わせ、タモで掬って計ってみると65cmあり、写真を撮って即リリース。

首尾よくコイは釣れたので、気を良くして本命のヘラ狙いに戻りました(…と言っても気持ちだけの問題ですが(笑))。

コイが走り回ったせいかしばらくアタリが途絶えましたが、20分程してまたウキが入り、今度は本命のヘラが掛かりました。

6月23日:ヘラ

難なく浮かせて計ってみると37㎝の良型…。

そして10分後に38㎝…。

次はマブナの37㎝…。

そしてまた10分後、合わせると同時に暴れまわり「小型のコイか?」と思いつつ、浮かせると一回り大きいヘラがギラっと水面で反転しました。

「おお、これは超えたか?」と独り言を言いながらタモを置いた場所に誘導し、速攻で掬い込んで計ってみるとついに念願の41㎝(喜)。

小学生の頃からフナ釣りを始めて(もちろん本格的なヘラ釣りはやったことがありませんが…)、やっと手にした40㎝超…。

大の大人がこんな場所でフナを釣って喜ぶのは恥ずかしいような気もしますが、広大な芋畑の真ん中で人もおらず、人目を気にすることもありません…。

意外と景色は良いので「今度はこっそりと1mの巨ゴイを狙ってみようか」と思ったりもするのでした…(笑)。

その後、予定では吉野川で「夕マズメのフカセチヌ→夜のブッコミウナギ」と、フルコースを満喫するつもりでしたが、あいにく雨が降り出し断念…。

6月23日:長原港内

そのまま帰るのも癪なので、車横づけの長原港内でキビレ狙いをしてみることにしました。

面倒くさいので仕掛けは先ほどのフナ釣り用をそのまま転用、ヒシャクも忘れてきており、ミミズ掘り用に持参したスコップを代用…。

6月23日:ガガネ

500円分のボイルオキアミが無くなるまでやってみましたが、アタリは全くなく、最後の一投(波止際スレスレ)で27㎝のガガネが釣れて終了となりました。
(ここのガガネは釣れても1匹ですが、昨年も28㎝が出ており、意外と大型の穴場なのかもしれません)

6月29日(土)

またしても増水のため、アユ釣りは断念…。

それでは…ということで日没後、前回企画倒れに終わった吉野川の四国三郎橋下流にウナギを狙いに行きました。

冷蔵庫に大事にしまっておいた大関(ミミズ)を持ち出し、何とか1匹釣って栄養を付けたい…と、夜中まで頑張りましたが、今回は外道すらアタリませんでした(泣)。

6月30日(日)

雨予報だったので釣りは断念して家でゴロゴロしていたのですが、午後になっても一向に雨は降ってこず、業を煮やしてとりあえず海に向かいました。
(何か損した気分…)

夕方2時間、往年のオー君ポイント(薬師裏付け根の浜辺)でソフトルアーを振ってみましたが、案の定アタリはありませんでした(泣)。

出足好調の6月でしたが、結局尻すぼみ状態で終了…。

梅雨明けの7月に期待です!