釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(61)
近年稀にみる約1ヶ月の「休釣月間」
ゴールデンウィーク前半のアバラ骨折(釣行記60参照)に続き、連休明けには突然彗星の如く「ぢ」が出現。
(朝起きたら突然、扉のちょっと外にそら豆大のコブができており、しかも痛い…。ほんとにびっくりしました…)
もはや恥ずかしいなどと言っとる場合ではなく、急遽病院へ直行し(幸か不幸か午後出勤でした)、とりあえず塗り薬で様子を見ることになりました。
ということで、5月前半は「笑ったり、くしゃみ・咳をする度に脇腹と尻が同時に痛い」という情けない状態となってしまい、おまけに前回釣友の車にぶちまけたオキアミの匂い(釣行記60参照)が一向に取れず、「車買取り」も考えねばならぬ憂鬱な日々…。
更に九州で学生時代のアルバイト先の同窓会があったり、町内会のどぶ掃除があったり…で、近年稀にみる約1ヶ月の「休釣月間」となりました。
5月25日(土)
阿鼻叫喚となった釣友の車は、釣友の必死の努力により、何とか人が乗れるレベルまで復活…。
「釣友の不要となった釣具を超安価で私が買い取る」という温情示談が成立したのですが、「それだけでは申し訳ない」ということで。
私から再度「全額私持ちの中泊ツアー」に誘いました。
(結局、餌代と渡船代は釣友が自分で払ってくれましたが…)
今回は無理をせず、初日は午後からの釣りとし、松山経由で昼前に中泊港に到着…
時間があったので港内を見て回りましたが、さすがは西海。
波止際や船の係留ロープには、60~80㎝位のコロダイやブダイ系の魚、40㎝オーバーのグレなどが付いており、とても良い目の保養になりました。
そしてようやく13時となり、沖に向けて出船。
「1ヶ月ぶりの釣行なので、さぞかし魚運が溜まっているだろう」と期待しながら、「コデの瀬戸」という場所に上げてもらい、私は水道、釣友はワンドの引かれ潮狙いで釣りを開始しました。
ところが…、というよりやっぱり、私の方は外道(多分)のバラシが4~5回あっただけで、何と下げ潮で釣れたのは31cmのコバンザメ1匹だけ。
(厳密に言うと7㎝位のアカハタも釣れました)
更に、満ち潮に変わってからは私を慕って足元に3m弱のサメが出現し、期待の夕マズメはほとんどアタリすらないまま終了(泣)。
釣友は55㎝級のフエフキ2匹に良型イサキを数匹釣っていました(バラシは多数)が、今回はオナガは出ませんでした。
なお、今回もリッチに?ビジネスホテルを予約し、前回と同じ所に泊まりましたが、滑らないよう細心の注意を払いながらシャワーを浴びたことは言うまでもありません。
5月26日(日)
この日は朝から東の強風が吹き(なぜか中泊は2日目に天気が崩れます…)、船長さんの勧めで「コデの西」に上礁。
前回、釣友がマグレで尾長を釣った場所なので期待しましたが、この日は前日にも増してほとんど魚が見えず、10時までにバラシが2回(これも多分大型の外道)あっただけ…。
釣友も前半はボーズでしたが、潮が引くのを待って、ちゃっかりと前回尾長を釣った磯の先端部に移動し、開始早々から「こっちは魚がおる!足元に40㎝オーバーのグレが乱舞しよるけどカガミができて仕掛けが入らん!」と叫んでいます。
(ウキを外したり、投入点や仕掛けを替えて頑張っていたようですが、結局良型イサキ1匹に終わったようです)
私は、釣友が朝方釣っていた場所に移動してウキ下8ヒロで大遠投し、2回ほどイサキらしき竿引きのアタリがありましたが、さすがは「合わせちゃダメジナ」、2回とも針に掛からず。
その後、潮が飛ぶような横流れになり、天下の中泊で完全丸ボーズという偉業を達成してしまいました。
そんなこんなで、今回も「ちょっと普通の人には真似できない」ぐらいの超貧果でしたが、人生初のコバンザメも釣れたし、アバラも折らなかったし、竿も折らなかったし、沖アミもこぼさなかったし、痔も小さくなってきたし…。
6月のアユ解禁を前に、良いリハビリ釣行となりました‼