釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(58)
いよいよ出入り禁止になりそうです(笑)。
2月、地球温暖化にもかかわらず、私の釣りは例年以上の厳冬となっております…(笑)。
2月3日(土)
年末から5連続となる甲浦釣行…。
前回は釣友と二人揃ってボーズを食らったので、そのリベンジでしたが、好調の葛島~竹ケ島の磯は既に先客で埋まってしまい、北東の風とウネリを考慮して赤葉島の地磯に上がりました。
釣友が「ワイは腰が痛いけん…」といって、水深のある船着きで釣り始めたので、本命ポイントの「千丈エボシ」に上がるチャンスだったのですが…。
東風をまともに受けるのとポイントまで荷物を担いで移動するのが億劫で、逆方向の歩きやすい地磯を見て回り、唯一シモリの切れ目から釣りになりそうな「ウチコミ?」で竿を出すことにしました。
前面には大きなシモリが顔を出しており、それを避けて風下に向けて斜め右に遠投するような釣りとなりましたが、水深は全体的に浅く。
海溝でも竿1本ちょっとくらいで、船長さんの言う通り、1投目から20㎝ぐらいのコッパオナガが釣れてきました。
その後、遠投・瀬際・サラシ・海溝と何処に投げても、水面から根がかりするまで沈めても25㎝までのコッパとベラばかりでウンザリ…。
釣友も昼までに30㎝ぐらいのクチブト1枚しか釣れておらず、「どうせ釣れんなら…」と午後も同じ場所で通して結局ボーズでした(泣)。
ところが、竿をたたんで船着きに戻ってみると釣友はおらず、「ついに波にさらわれたか…」と思いながら辺りを見回すと、本命ポイントである「千丈エボシ」の方から竿を担いでこちらに戻ってきています。
この時点でイヤ~な予感がしましたが、案の定、タモの中には30㎝超のグレが…。
聞くところによると、場所を代わってから底一杯の深棚でグレが連発、「アタリなしの居食いパターン」で30~36cmを6匹釣ったそうで、私のボーズ報告を聞いて嬉しそうに「もう、釣り止めるしかないな!」とバッサリ…。
渡船屋のおばちゃんも私の釣果を聞いて寂しそうに「ああ、そう…」と一言だけ…。
いよいよ出入り禁止になりそうです(笑)。
2月12日(月)
残念ながら、この3連休は釣りはお休みでしたが、大阪からの帰りに以前から気になっていた南あわじの吹上浜を見に行きました。
情報通り潮流が速く、砂利が多めのきれいな砂浜でいかにも釣れそう…。
早速状況を聞きに行ってみたところ、何と竿掛けに50㎝弱のアイナメがぶら下がっているではありませんか…。
ちょい投げの竿でドラグを緩めにして少しずつ沖に出ていく潮に乗せて底を転がしていくような釣り方をされており(エサはマムシと青虫のミックス掛け)、今や幻となったアイナメ、しかも西日本では最大級ではないかと思うようなサイズに仰天…。
「わざわざ高速を降りて見に来たかいがあった」と、釣った本人より私の方が興奮していました(笑)。
2月17日(土)
グレが釣れないので、今度は那賀川に「泣きのハエンボ(本名:オイカワ)釣り」に行きました。
あっちこっち見て回った挙句、15時ごろから那賀川橋~持井橋間の右岸に立ち込んでみましたが生体反応なし…。
「またボーズか」とあきらめモードでしたが、日没後から水面に波紋が出始め、1回だけチョコンとウキにアタリが…。
それから更に20分ほどして「目の錯覚だったんかなぁ~」と思い始めたころ、ウキが入り、ついに10cm位の小型のハエンボが釣れて来ました(昨年同様40㎝のグレに匹敵する嬉しさ!)。
その後、アタリは続かず、同サイズを1匹追加しただけで終わりましたが、何とか那賀川でも顔が見れたので良かったです。
なお、釣友は一人で牟岐大島の「ノコギリ」に渡って湧きグレと闘い、35~38㎝が2匹とのことでした。
2月18日(日)
午前中は避難訓練で「もやい結び」と「巻き結び」を習得…。
昼から那賀川で昨日の続きをやりました。
天気も上々で、「最低2桁」を目標に、車で河川敷まで入れる「持井橋下」に立ち込んでみましたがまた生体反応なし…。
「これはまずい…」と16時過ぎから昨日と同じ場所に移動しましたが、この日もアタリが出たのは日没後で、しかも水面に波紋が出ても浅ダナでは食わず、たま~に底一杯でエサに触る程度…。
今回はネリエサも持参したものの、アタリが出たのはサバ虫だけで、結局小型2匹で終了…(泣)。
「たかがハエンボ、されどハエンボ」の2日間となりました。
なお、釣友は、この日も「湧きグレを全滅させる」と言って牟岐大島に渡りましたが、見事にボーズだったそうです。
2月24日(土)
せっかくの3連休でしたが、前日は腰痛&雨で釣りは断念…。
この日は唯一晴れ間が覗く予報だったので、上述の吹上浜に行ってみました。
エサのマムシを探して洲本まで行ってみましたが、売り切れで青虫だけ買って南あわじにUターン。
「まあ、居ったら食うやろ」と投げ竿を2本並べてみましたが、またしても生体反応なし…。
夜中まで粘ってフグ1匹とヒトデ2枚という、悲惨な結果となりましたが、荷物を担いで長い砂浜を歩き回り、崖上りまでしたせいか、知らないうちに腰痛が解消されていました(笑)。
2月25日(日)
夕方になって雨が止んだので、性懲りもなく那賀川へ…。
今回は延べ竿を忘れてチヌ竿を使用、マキエも鯉釣り用のネリエを代用…。
17時から前回と同じ場所に入ってみましたが、やはりアタリが出たのは日没後で、しかも後が続かず、またしても2匹で終了となりました…(泣)。