釣り人宮崎(債務整理担当)の釣行記(56)
令和6年も健康・安全第一!できれば大物を!
振り返ると令和5年も四季折々、昼夜を問わず、いろんな釣りを楽しませていただき本当にハッピーな1年でした(下記のとおり12月は泣いてばかりでしたが…(笑))。
12月3日(日)
先月淡路でカレイが釣れたので、徳島でも…と淡い期待を抱いて新町川の沖洲旧波止に行ってみました。
が、水温が下がったようで外道も元気がなく、小キビレ、チャリコ、マハゼ、イトヒキハゼ、ミナミホタテウミヘビ(初顔)、海ケムシ(良型)、ヒトデ(良型)等がちょろちょろっと釣れただけでした。
一度家に帰って、雑用と食事を済ませ、今度は夜の満潮を狙って吉野川大下に時期遅れのニベ狙いに行ってみましたが、潮が既に下げに入っており、10~15cmのコッチン(小チヌ)と23㎝のガガネが釣れただけでした(泣)。
それにしても盆明けに釣れるべきサイズのコッチンが今ごろ川筋で釣れるとは、時代(自然環境)も変わったものです…。
12月9日(土)
日没前から、鳴門の竜宮磯南の浜で投げてみました。
浅瀬ですが潮流が速く、以前から気になっていたのですが、この日は全然流れず、虫エサの投げ釣り、沖アミのカゴ釣りともアタリ無し(50m沖でもウキ下が1ヒロちょっとしかないようです…)。
その後、旧吉野川造船ドック対岸に移動しましたが、北西風が強くなり数投で心が折れ、撤退しました(泣)。
12月10日(土)
昨日に続いて晴天無風の上天気の中、昼過ぎから鳴門の明ノ神で投げてみました(エサはマムシと青虫のミックス)。
開始直後、近投の竿を揺さぶるアタリで、実に5年ぶり?となるポン級アイナメ(32㎝)が釣れ、感動しましたが、後が続かず。
日没後に40~45cmの天ぷら用アナゴが2匹釣れただけで、その他はチャリコ・ベラ・トラギス・フグ等の外道ばかりでした。
12月15日(金)
日没後、ネットでよく見かける小鳴門筋の岡崎テトラに行ってみましたが先客あり…。
隣の坂田の波止で2時間ほど投げ釣ってみましたが、根掛かり連発…。
その後、亀浦の護岸に移動しましたが、ここでも根掛かり連発…。
2か所ともアナゴっぽいアタリは数回あったものの針には乗らず、丸ボーズでした(泣)。
12月16日(土)
昨夜に続いて小鳴門筋の新規開拓をするつもりでしたが、予報より北西風の吹き始めが速く、結局風を避けることが最優先となり、島田島の室、内の海の撫佐で投げてベラ1匹…。
私だけかもしれませんが、どうも昨日から魚の活性が低いようです(泣)。
12月17日(日)
この日も県北は強風の予報…。
「毎回(泣)ばかりでは恥ずかしわ!」ということで南へ向かいました。
「昼はグレ、夜にイカ」という欲張り計画を立て、まずはイカのエサ確保のため、古牟岐漁港に立ち寄りました。
水温低下を心配しながら、前回同様、アミをチビチビ撒いてみると、しばらくして筏の下からアジゴが出てきてひと安心…。
サビキを入れると早速掛かってきましたが、今回はすぐに活性が落ち、8匹確保するのがやっとでした。
それでも夜の下準備が済んだので、気持ちをグレに切り替えて、高知県境を越え、前から気になっていた野根~佐喜浜間の地磯の偵察に向かいました。
「駐車場」「海岸線へのルート」「そこそこの水深」「あまり危険でない」etcの条件が揃っているところはなかなか見つからず、とりあえず大きめのゴロタ石が急斜面を形成している場所でやってみることにしました。
まずはカゴを3時間ほど投げてみましたが、打ち寄せる波と、北東の強風に道糸を取られて思ったところに仕掛けを止めることができず、赤ちゃんシブダイが1匹だけ…。
16時過ぎに「これも実験!」と自分に言い聞かせ、一度車に戻りフカセ仕掛けにチェンジしましたが、車中にマキエ杓を忘れてきたり、遠投用のマキエを練ったりで、再び釣り始めた頃には17時を過ぎていました。
山陰の場所だったこともあり、既にウキは見えず、道糸がゴロタ石に掛からないよう注意しながら、夕焼け空に穂先を掲げてアタリを窺っていたところ、何と2投目で穂先が抑え込まれ、そこそこの魚が掛かりました。
ハリスが1.2号(なぜかこれしかポケットに入ってませんでした(恥))だったので、瀬ズレに注意しながら強引に寄せてくると良型クチブトでビックリ!
タモ網を置いた場所までが遠かったため、ゴロタ石の隙間に沿って誘導し、最後は道糸を持って引きずり上げました。
計ってみると35cmあり、地磯としては合格サイズ(喜)。
「これは夕マズメ連発か?」と思いましたが、その後アタリは無く、最後に一発来たものの、掛けた瞬間「これは無理か…」と思う重量感…。
思った通り、ゴロタに巻かれ道糸から飛ばされて終了となりました(泣)。
そして、第2ラウンド…。
誰もいない甲浦港で寒さに震えながらイカを狙いましたが、こちらは全くアタリ無し…(泣)。
途中でアジよし(活きアジの販売店)の店主が現地偵察に来られたので話を聞いてみると、ここ数日、港の中の小アジの数が多すぎて針の付いたアジまでイカがたどり着かず、絶不調とのこと…。
寒過ぎるせいか活かしバッカンの中の小アジもお腹を上に向け始めたので、全部海に放して終了としました。
12月23日(土)
前日に事務所の忘年会があり(私は酒が弱いのでノンアルビールでも酔えます(笑))、そのまま徹夜で釣友と「磯の忘年会」に向かいました。
釣友は、昨日も一人で牟岐大島へ上がっていたそうで(最近釣りクラブに入り、ここのところ徳島県釣連盟の大会で立て続けに準優勝・優勝して調子をこいています…)、この日も私がお抱え運転手として車を出すことになりました(笑)。
向かった先は昨年末と同じく甲浦で、最後の呼出し(前日、朝8時からの電話予約を早く入れた人から順番に当日磯を選ぶシステムになっています)で残った磯の中から2人とも初めてとなる「地のやぐら」を選びました。
私は、先週、上記の「まぐれグレ」を釣っていたので、今回はフカセでイシダイが釣りたかったのですが、瀬上がりしてみると全体的に釣り場は浅く、どうもイシダイ場ではなさそうです…。
潮も動いておらず、逆光でシモリの状態も良く見えないので、のんびりと構えていたところ、30分ぐらいして、高バエ向きのワンドで釣り始めていた釣友が何やら良型を掛けました。
まだ仕掛けも作っていない私は横で指を咥えて見ていたのですが、何と上がってきたのは43㎝のイシダイ…(ゲェ~居るやん!)。
私も早速仕掛けを作って先端から沖向きに釣ってみましたが、ベラ連発(しかもキュウセンベラ、ササノハベラ、オトメベラと釣り分けて、釣友は「ある意味尊敬するわ」と大笑い…)で、そうこうしているうちにまた釣友が竿を曲げ、今度は40㎝のクチブトグレ…(怒)。
自分が目標としていた「イシダイとグレの40cm以上を各1匹」を朝の1時間で先に釣られ、とてもやな気分…。
その後、釣友もアタリが途絶え、私も相変わらずベラばかりだったので、釣友よりもさらに奥のワンドを狙ってみることにしました。
しかし、潮はどんどん下げていき、おまけにアジゴも出始め、釣れそうな雰囲気から遠ざかっていきます…。
「午後からが勝負」といっていた釣友は、昼前には余裕をかまして昼寝を始めましたが、ボーズの私はそうもいかず。
あっちこっちを探っていたのですが、昼前、本来の釣場となるワンドとは逆サイドの入江にサラシが出ていたので手前の沈み瀬に道糸が掛かるのを覚悟の上でその沖目に遠投してみました。
サラシに飛ばされないようウキを3ヒロの固定にして少し沈めたところで、やっと竿引きでまともな魚が掛かりました。
かなり強烈な突込みでしたが「どうせバリやろうし、瀬ズレするだろうな…、けど一応姿だけは確認を…」と思いながら何とか沈み瀬をかわして手前まで寄せてくると、何と底に向かって反転する魚にシマシマが付いているではありませんか!
「うわッ、イシダイじゃ!」ということで、ここから俄然慎重モードに…。
恐らく糸は瀬ズレしており「外れるなよ」「切れるなよ」と、ハラハラしながら何とかタモ入れ成功。
計ってみると38cmのイシダイ(サンバソウ?)で、後2cm足りませんでしたが、一応最低目標は達成(喜)。
報告しても一向に起きようとしない釣友を尻目に柳の下の2匹目を狙いましたが、その後、釣れてきたのは同じシマシマでもタカノハダイでした…(笑)。
期待していた午後の時合いも潮が走ったのは先端の釣友の釣座だけで(さすがに30㎝前後のクチブトを4~5枚追加していました)、私は沈黙…。
結果的には不完全燃焼の釣りとなりましたが、目標のシマシマは釣れたし、恐ろしいほど穏やかな晴天、デラックスになった渡船弁当、珍しく釣友が持ってきてくれたジェット湯沸かし器&水によるカップラーメン、釣友から1,000円で売ってもらったお下がり遠投杓…と、私的には、そこそこ満足のいく磯釣り最終日となりました。
そのまま泊まりでイカ釣りをしたいところではありましたが、この日は釣友が釣りクラブの忘年会(本人は「ワイの祝勝会」と言っておりましたが…)で、かつ、夜は寒波がくる予報だったのであきらめて帰りました。
なお、イシダイは包丁が真っ白になるぐらい脂が乗っており、かなりおいしかったです。
12月24月(日)
昼頃起きてみると、徳島は強風…。
先週、釣り場に置き忘れてきたマキエ杓の回収も兼ねて再び野根のゴロタ石に行ってみましたが、当然マキエ杓は残っておらず、電気ウキで3時間程フカセをやってみましたが、アタリ無し…。
最後の最後に超遠投で何やら大型が掛かりましたが、道糸から高切れでウキごとすっ飛んでジ・エンド…。
クリスマスイブというのに、何ともショボい最終釣行となったのでした(泣)…。