効果的に集客アップ! 今さら聞けない『スマホ広告』のキホン
今やスマートフォン(スマホ)は持っていて当たり前の時代になりました。
そのため、2000年以前のスマホ創成期から比べると、マーケティングの観点からも、スマホ向けの広告は無視することのできないものとなってきています。
そこで今回は、アフィリエイトやモバイルアンカーなど、さまざまな種類があるスマホ広告について、ご紹介します。
そのため、2000年以前のスマホ創成期から比べると、マーケティングの観点からも、スマホ向けの広告は無視することのできないものとなってきています。
そこで今回は、アフィリエイトやモバイルアンカーなど、さまざまな種類があるスマホ広告について、ご紹介します。
ネット広告はパソコンからスマホ仕様へ
2007年にiPhoneが登場してから十数年、スマホは巨大産業に成長しました。
特に若い世代にとって、スマホは常に手元にある状態です。
総務省の『平成30年版 情報通信白書』によれば、スマホでのインターネットの使用時間が最も長いのは10代で、2013年は平日の平均使用時間が81.7分だったのに対し、2017年には114.9分になりました。
また、次いで20代の平日の使用時間も2013年は平均91.3分だったのに対し、2017年は114.7分と長くなっています。
このように10代~20代は、日常的にスマホでインターネットを利用しており、それに伴い、ネット広告もパソコンからスマホに移行しつつあります。
デジタルマーケティング事業を展開する株式会社D2Cが行った『インターネット広告市場規模調査』によると、2014年までは、スマホ向けよりもパソコン向けの広告が多かったのですが、2015年にはこれが逆転。
全体のネット広告費9,194億円のうち、パソコンの広告費が4,215億円だったのに対し、スマホの広告費は4,979億円と、初めてスマホの広告費がパソコンの広告費を超えました。
これまでパソコンが主体だったアフィリエイトなどのネット広告も、スマホ向けに進化しています。
アフィリエイトの仕組みと始め方は?
アフィリエイトとは、個人や法人のホームページやブログに、企業の広告を掲載するネットマーケティング手法のことです。
そのホームページを見た消費者が広告をクリックした数や商品を購入した数などに応じた報酬が発生するため、『成功報酬型広告』と呼ばれます。
アフィリエイトは、アフィリエイトサービス・プロバイダー(ASP)と呼ばれる広告を配信するサービス・プロバイダーに広告の出稿を依頼するところからスタートします。
ASPは、企業が出稿した広告の情報をサイト上に掲載します。
その情報をもとに、Webサイトの運営者がどの広告を掲載するかを選びます。
その後、初めてその広告は消費者の目に触れることになります。
そして、企業側がASPに出稿費を支払い、ASPからWebサイトの運営者に広告料(報酬)が支払われる仕組みになっています。
アフィリエイトは長らくネット広告の主流であり、ASPは基本的にはパソコン用サイトの広告を前提としていました。
そのため、画面の小さいスマホでWebサイトを見たとき、広告の画像が画面に収まらずはみ出してしまったり、表示されなかったりといった事態が度々起きていました。
この対策として、スマホサイト用のアフィリエイトに特化したASPも出てきています。
たとえば、多くのスマホ用広告を取り扱っているZucks(ザックス)や、成功報酬の単価が高くWebサイトの運営者に好まれているSmart-C(スマートシー)などは、Webサイトのレイアウトやデザインをスマホ用に最適化することができます。
もちろん、これまでパソコンを主戦場にしてきたASPも、スマホサイト用に対応しています。
A8.net(エーハチネット)など、大手のASPも相変わらず多くの支持を得ている状況です。
ASPには、ゲーム分野の広告が得意だったり、通販系に力を入れていたり、それぞれ特徴があるので、自社に合ったASPに依頼するようにしましょう。
ほかにもたくさんある! スマホ向けの広告
パソコンでは、アフィリエイト広告のほか、閲覧中のWebページ上を覆うように新しいブラウザウィンドウを開き、そこに広告を表示する手法である『ポップアップ広告』なども主流でした。
ポップアップ広告に代わるものとして、スマホではモバイルアンカー広告も増えてきています。
モバイルアンカー広告とは、記事の下などにひょっこりと出てくるタイプの広告です。
ユーザーが思わずクリックしてしまう確率が高いため、比較的収益効果が見込める広告といえるでしょう。
しかし、この広告を消すアプリが登場するなど、ユーザーには非常に嫌われている一面もあります。
スマホはパソコンと比べると画面が小さいため、より邪魔に感じてしまうようです。
企業のPR活動や販売促進にとって、逆効果になる可能性があるという点は覚えておきましょう。
ほかにも、検索エンジンを利用して情報を調べた際、キーワードに関連した広告が表示されるリスティング広告や、SNSを使ったソーシャルメディア広告など、スマホに向いている広告はまだまだたくさんあります。
それぞれ方法も効果も異なるため、何が自社に合っているのかを考えながら、広告展開を行ってみてはいかがでしょうか。
※本記事の記載内容は、2019年12月現在の法令・情報等に基づいています。
2007年にiPhoneが登場してから十数年、スマホは巨大産業に成長しました。
特に若い世代にとって、スマホは常に手元にある状態です。
総務省の『平成30年版 情報通信白書』によれば、スマホでのインターネットの使用時間が最も長いのは10代で、2013年は平日の平均使用時間が81.7分だったのに対し、2017年には114.9分になりました。
また、次いで20代の平日の使用時間も2013年は平均91.3分だったのに対し、2017年は114.7分と長くなっています。
このように10代~20代は、日常的にスマホでインターネットを利用しており、それに伴い、ネット広告もパソコンからスマホに移行しつつあります。
デジタルマーケティング事業を展開する株式会社D2Cが行った『インターネット広告市場規模調査』によると、2014年までは、スマホ向けよりもパソコン向けの広告が多かったのですが、2015年にはこれが逆転。
全体のネット広告費9,194億円のうち、パソコンの広告費が4,215億円だったのに対し、スマホの広告費は4,979億円と、初めてスマホの広告費がパソコンの広告費を超えました。
これまでパソコンが主体だったアフィリエイトなどのネット広告も、スマホ向けに進化しています。
アフィリエイトの仕組みと始め方は?
アフィリエイトとは、個人や法人のホームページやブログに、企業の広告を掲載するネットマーケティング手法のことです。
そのホームページを見た消費者が広告をクリックした数や商品を購入した数などに応じた報酬が発生するため、『成功報酬型広告』と呼ばれます。
アフィリエイトは、アフィリエイトサービス・プロバイダー(ASP)と呼ばれる広告を配信するサービス・プロバイダーに広告の出稿を依頼するところからスタートします。
ASPは、企業が出稿した広告の情報をサイト上に掲載します。
その情報をもとに、Webサイトの運営者がどの広告を掲載するかを選びます。
その後、初めてその広告は消費者の目に触れることになります。
そして、企業側がASPに出稿費を支払い、ASPからWebサイトの運営者に広告料(報酬)が支払われる仕組みになっています。
アフィリエイトは長らくネット広告の主流であり、ASPは基本的にはパソコン用サイトの広告を前提としていました。
そのため、画面の小さいスマホでWebサイトを見たとき、広告の画像が画面に収まらずはみ出してしまったり、表示されなかったりといった事態が度々起きていました。
この対策として、スマホサイト用のアフィリエイトに特化したASPも出てきています。
たとえば、多くのスマホ用広告を取り扱っているZucks(ザックス)や、成功報酬の単価が高くWebサイトの運営者に好まれているSmart-C(スマートシー)などは、Webサイトのレイアウトやデザインをスマホ用に最適化することができます。
もちろん、これまでパソコンを主戦場にしてきたASPも、スマホサイト用に対応しています。
A8.net(エーハチネット)など、大手のASPも相変わらず多くの支持を得ている状況です。
ASPには、ゲーム分野の広告が得意だったり、通販系に力を入れていたり、それぞれ特徴があるので、自社に合ったASPに依頼するようにしましょう。
ほかにもたくさんある! スマホ向けの広告
パソコンでは、アフィリエイト広告のほか、閲覧中のWebページ上を覆うように新しいブラウザウィンドウを開き、そこに広告を表示する手法である『ポップアップ広告』なども主流でした。
ポップアップ広告に代わるものとして、スマホではモバイルアンカー広告も増えてきています。
モバイルアンカー広告とは、記事の下などにひょっこりと出てくるタイプの広告です。
ユーザーが思わずクリックしてしまう確率が高いため、比較的収益効果が見込める広告といえるでしょう。
しかし、この広告を消すアプリが登場するなど、ユーザーには非常に嫌われている一面もあります。
スマホはパソコンと比べると画面が小さいため、より邪魔に感じてしまうようです。
企業のPR活動や販売促進にとって、逆効果になる可能性があるという点は覚えておきましょう。
ほかにも、検索エンジンを利用して情報を調べた際、キーワードに関連した広告が表示されるリスティング広告や、SNSを使ったソーシャルメディア広告など、スマホに向いている広告はまだまだたくさんあります。
それぞれ方法も効果も異なるため、何が自社に合っているのかを考えながら、広告展開を行ってみてはいかがでしょうか。
※本記事の記載内容は、2019年12月現在の法令・情報等に基づいています。