まさに“日本酒のフルコース”! 新しい売り方と旨い肴で大評判の純米酒場
2011年2月、東京・五反田にオープンした『酒場 それがし』。
“5000円でどこまで楽しめるか”を追求した酒肴14品と日本酒10種で構成する「それがしコース」が大好評だ。
現在、五反田と恵比寿で3店舗を展開し、いずれも連日賑わいを見せている。
“5000円でどこまで楽しめるか”を追求した酒肴14品と日本酒10種で構成する「それがしコース」が大好評だ。
現在、五反田と恵比寿で3店舗を展開し、いずれも連日賑わいを見せている。
繁盛飲食店のヒット商法最前線
■このお店が繁盛している理由!
1.酒肴14品と日本酒10種で構成する「それがしコース」が大好評
2.おすすめの純米酒を、飲み方も併せてスタッフがお客と相談しながら注ぐ
3.一人5000円で様々な酒と料理を楽しめるお値打ち感が口コミを呼ぶ
「もっと沢山の人に、日本酒に親しんでもらいたい」。
そんな志から、種類豊富な純米酒をカジュアルに楽しませる店づくりを追求。
開店から3年半経った現在まで、右肩上がりに売上を伸ばし続けるのが五反田の『酒場 それがし』だ。
同店を経営する(株)JO代表の尾山淳氏は、アルバイト時代から様々な業態を経験。
当初はワインに傾倒していたこともあり、ヨーロッパを旅してみると、そこには自国の酒や料理に心から誇りを持つ人々がいた。
“自分も日本の酒で勝負したい”と思うに至り、数々の酒屋や専門店を訪れて研鑽を積み、独立を果たした。
現在、店の看板と言えるのが料理14品(3500円/税込・以下同)に、純米酒10銘柄(1500円)を組み合わせた「それがしコース」だ(3時間制・前日までに要予約)。
前菜からサラダ、刺身、珍味、〆のご飯もの、汁椀などの一式を、アラカルトの半分~約4分の1と酒肴に適した程よいボリュームで提供。
それぞれの味わいを最大限に引き出すおすすめの純米酒を、飲み方も併せてスタッフがお客と相談しながら1銘柄75ml前後で注いでいく。
少人数でも一人5000円で様々な酒と料理が楽しめるため、かなりのお値打ち感があり、口コミで評判を集めた。
「本格的な日本酒専門店には、間口の狭い高級店もあり、初心者には入りづらい印象も。また、“日本酒は悪酔いする”といった先入観を持つ人もいます。そうした中で、日本が誇るべき酒をいかに多くの人に親しんでもらうか。厳選した日本酒を、旨い肴と共に、うちにしか提供できない価値を添えていかに楽しんでもらえるか。それがしでは常にそこと対峙しています」と尾山氏は語る。
昨年5月には、鳥料理専門の2号店を五反田にオープン。
続けて今年6月、デートや接待の客にも対応した『それがし』3号店を恵比寿に構えた。
様々なシーンで、世代を超えて多くの人に日本酒に出会ってもらいたいという思いを柱に、今後も国内外で挑戦を続ける意気込みだ。
【記事提供元】
近代食堂2014年9月号(旭屋出版)
■このお店が繁盛している理由!
1.酒肴14品と日本酒10種で構成する「それがしコース」が大好評
2.おすすめの純米酒を、飲み方も併せてスタッフがお客と相談しながら注ぐ
3.一人5000円で様々な酒と料理を楽しめるお値打ち感が口コミを呼ぶ
「もっと沢山の人に、日本酒に親しんでもらいたい」。
そんな志から、種類豊富な純米酒をカジュアルに楽しませる店づくりを追求。
開店から3年半経った現在まで、右肩上がりに売上を伸ばし続けるのが五反田の『酒場 それがし』だ。
同店を経営する(株)JO代表の尾山淳氏は、アルバイト時代から様々な業態を経験。
当初はワインに傾倒していたこともあり、ヨーロッパを旅してみると、そこには自国の酒や料理に心から誇りを持つ人々がいた。
“自分も日本の酒で勝負したい”と思うに至り、数々の酒屋や専門店を訪れて研鑽を積み、独立を果たした。
現在、店の看板と言えるのが料理14品(3500円/税込・以下同)に、純米酒10銘柄(1500円)を組み合わせた「それがしコース」だ(3時間制・前日までに要予約)。
前菜からサラダ、刺身、珍味、〆のご飯もの、汁椀などの一式を、アラカルトの半分~約4分の1と酒肴に適した程よいボリュームで提供。
それぞれの味わいを最大限に引き出すおすすめの純米酒を、飲み方も併せてスタッフがお客と相談しながら1銘柄75ml前後で注いでいく。
少人数でも一人5000円で様々な酒と料理が楽しめるため、かなりのお値打ち感があり、口コミで評判を集めた。
「本格的な日本酒専門店には、間口の狭い高級店もあり、初心者には入りづらい印象も。また、“日本酒は悪酔いする”といった先入観を持つ人もいます。そうした中で、日本が誇るべき酒をいかに多くの人に親しんでもらうか。厳選した日本酒を、旨い肴と共に、うちにしか提供できない価値を添えていかに楽しんでもらえるか。それがしでは常にそこと対峙しています」と尾山氏は語る。
昨年5月には、鳥料理専門の2号店を五反田にオープン。
続けて今年6月、デートや接待の客にも対応した『それがし』3号店を恵比寿に構えた。
様々なシーンで、世代を超えて多くの人に日本酒に出会ってもらいたいという思いを柱に、今後も国内外で挑戦を続ける意気込みだ。
【記事提供元】
近代食堂2014年9月号(旭屋出版)