“アトラクション感覚”で楽しむ飲食店が人気!
2017年3月、大阪・梅田のグルメ激戦区にオープンした『薪焼き肉バル Crackle(クラックル)』。
“SNS映え”するメニューがグルメな地元の人を虜にし、たちまち人気店へと上り詰めました。
今回は、その大胆かつ美味しい“大阪ならでは”ともいえる商売テクニックをひも解いていきましょう。
“SNS映え”するメニューがグルメな地元の人を虜にし、たちまち人気店へと上り詰めました。
今回は、その大胆かつ美味しい“大阪ならでは”ともいえる商売テクニックをひも解いていきましょう。
大胆に調理する姿を
サービスの付加価値に!
観光客が集う東梅田商店街の入口にある同店。
飲食店が立ち並ぶ激戦区の中でも好立地に位置しているだけあり、約54坪の店内で、ランチタイムには約50人、ディナータイムには約150人の集客に成功しています。
店に近づくと、まず目に飛び込んでくるのが、調理場の焼き台から上がる炎。
エントランスの外からでも中の様子が見えるように設計してあり、通行人の興味を惹きつけています。
入店するとすぐに漂ってくるのが、一番のウリである“薪”で焼き上げた肉の香ばしさや食欲をそそる薫香。
オープンキッチンで30cmもの火柱を上げて調理する演出も、テーブルに着く前のデモンストレーションです。
見た目で興味を引く、こうしたパフォーマンスも、サービスの付加価値として提供しているのです。
SNSで拡散したくなる
ビジュアルが肝心!
1日で約200人を集客する人気店へと押し上げたのが、同店名物の『薪焼き肉』です。
串を吊り下げて盛り付けるプロシェットや、食べたい分だけ量り売りするステーキのような『厚切りローストビーフ』。
さらに、粗塩や黒コショウの佃煮、粒マスタードなどを添えて味の変化も楽しめるシンプルな薪焼き肉も人気です。
インパクトのあるお皿がテーブルに運ばれてくると、その場はたちまち撮影会状態に!
さらに、食事をしながらオープンキッチンの方へ目をやると、パチパチと薪が焼かれる音も聞こえてきます。
こうした“ショー空間”のような雰囲気は、グループ利用や二次会で使い勝手が良いと評判も上々。
写真や動画などがSNSで拡散されることで、店の周知にもつながっています。
メニューを開発する際は、こうした徹底的なフォトジェニック作戦が功を奏すともいえるでしょう。
店内の目につく場所に
ウリとなる“資材”を配置
店の要となる“薪”は、火力やコスト面でバランスの良いクヌギの木の薪を使用。
資材選びは、肉の風味を損なわず、ちょうどいい薫香が立つものを重視しています。
メニュー表にもイラストで薪焼き料理をアピールし、店内ではインテリアのように薪を陳列。
外にも薪を並べ、店舗が一番得意とする料理をビジュアルでPRすることに成功しました。
もちろん、薪焼き肉だけでなく、SNSで映える色彩を活かした一品料理も豊富に提供。
特にクラフトビールやお酒が苦手な人向けのノンアルコールドリンクを多く用意しています。
この名物+αのアイデアが、人気の肉バル業態の中でも幅広い層に支持される新規店として一歩リードできた秘訣といえるでしょう。
客単価は4,000円とそれほど高くないものの、グループ利用が見込める店づくりで確実に収益を上げています。
老若男女が五感で楽しめる演出を考え抜き、徹底的に工夫を凝らすこと。
それこそが、オープン1年目でも激戦区で勝ち抜ける秘策なのです。
繁盛飲食店のヒット商法最前線
サービスの付加価値に!
観光客が集う東梅田商店街の入口にある同店。
飲食店が立ち並ぶ激戦区の中でも好立地に位置しているだけあり、約54坪の店内で、ランチタイムには約50人、ディナータイムには約150人の集客に成功しています。
店に近づくと、まず目に飛び込んでくるのが、調理場の焼き台から上がる炎。
エントランスの外からでも中の様子が見えるように設計してあり、通行人の興味を惹きつけています。
入店するとすぐに漂ってくるのが、一番のウリである“薪”で焼き上げた肉の香ばしさや食欲をそそる薫香。
オープンキッチンで30cmもの火柱を上げて調理する演出も、テーブルに着く前のデモンストレーションです。
見た目で興味を引く、こうしたパフォーマンスも、サービスの付加価値として提供しているのです。
SNSで拡散したくなる
ビジュアルが肝心!
1日で約200人を集客する人気店へと押し上げたのが、同店名物の『薪焼き肉』です。
串を吊り下げて盛り付けるプロシェットや、食べたい分だけ量り売りするステーキのような『厚切りローストビーフ』。
さらに、粗塩や黒コショウの佃煮、粒マスタードなどを添えて味の変化も楽しめるシンプルな薪焼き肉も人気です。
インパクトのあるお皿がテーブルに運ばれてくると、その場はたちまち撮影会状態に!
さらに、食事をしながらオープンキッチンの方へ目をやると、パチパチと薪が焼かれる音も聞こえてきます。
こうした“ショー空間”のような雰囲気は、グループ利用や二次会で使い勝手が良いと評判も上々。
写真や動画などがSNSで拡散されることで、店の周知にもつながっています。
メニューを開発する際は、こうした徹底的なフォトジェニック作戦が功を奏すともいえるでしょう。
店内の目につく場所に
ウリとなる“資材”を配置
店の要となる“薪”は、火力やコスト面でバランスの良いクヌギの木の薪を使用。
資材選びは、肉の風味を損なわず、ちょうどいい薫香が立つものを重視しています。
メニュー表にもイラストで薪焼き料理をアピールし、店内ではインテリアのように薪を陳列。
外にも薪を並べ、店舗が一番得意とする料理をビジュアルでPRすることに成功しました。
もちろん、薪焼き肉だけでなく、SNSで映える色彩を活かした一品料理も豊富に提供。
特にクラフトビールやお酒が苦手な人向けのノンアルコールドリンクを多く用意しています。
この名物+αのアイデアが、人気の肉バル業態の中でも幅広い層に支持される新規店として一歩リードできた秘訣といえるでしょう。
客単価は4,000円とそれほど高くないものの、グループ利用が見込める店づくりで確実に収益を上げています。
老若男女が五感で楽しめる演出を考え抜き、徹底的に工夫を凝らすこと。
それこそが、オープン1年目でも激戦区で勝ち抜ける秘策なのです。
繁盛飲食店のヒット商法最前線