働きやすさとやりがい重視が、顧客満足度向上のカギ
スタッフ一人ひとりができるサービスには限界があります。
サロンを発展させていくためには、スタッフの力、チームワークがとても大切です。
今回は、多くのスタッフをまとめることに成功したサロンの取り組みを、いくつかご紹介しましょう。
サロンを発展させていくためには、スタッフの力、チームワークがとても大切です。
今回は、多くのスタッフをまとめることに成功したサロンの取り組みを、いくつかご紹介しましょう。
スタッフの定着が売上げ安定につながる!
ユーザーの多くは、「このスタイリストにお願いしたい」という気持ちでサロンを選んでいます。
スタッフが定着すれば顧客が定着し、売上げの安定につながるのです。
では、スタッフが気持ちよく働けるサロンにするには、どうしたらよいのでしょうか。
神奈川のあるサロンでは、スタッフの技術練習の時間を、営業後ではなく営業前に行うようにしました。
これにより、スタッフの生活が、以前に比べて健康的になったほか、時間を効率的に使う意識がアップしたといいます。
また、時間帯ごとの客数を把握し、予約を詰め込みすぎないようコントロールしました。
瞬間的な売上げを追い求めることでスタッフを疲弊させ、結果として顧客満足度を下げることのないよう配慮したのです。
また、予約客の情報を、朝礼の際にスタッフ全員で共有します。
このことによってサロンのスタッフが一体となった、特別感のあるサービスにつなげることに成功しました。
これらの工夫により、5か月でのトータル再来店率95~97%を実現したといいます。
手帳でサロンの理念を共有
千葉で3名の小さなサロンからスタート。
14年間で3店舗を展開、100名規模のスタッフを抱えるまでに成長させた事例を学んでみましょう。
代表は、独立当初からスタッフの教育に力を注いできました。
ただし、昔ながらの“がんばり主義”は若手には受け入れられません。
そこで代表は経営塾などに通い、しっかりと組織づくりを学びました。
その一環として導入したのが、サロンの理念や目標をスタッフが理解するための“手帳”です。
手帳はスタッフ全員に配られ、毎年のようにリニューアルしています。
また、スタッフの目標や取組みを幹部に提出。
幹部は改善点などについてのコメントとともに返却するという仕組みを作り、スタッフのやりがいにつなげています。
サロンとスタッフ、双方の目標を共有することで離職は激減。チーム意識も芽生えました。
短期的な収益にとらわれずES(従業員満足度)を重視する──。
それがCS(顧客満足度)の向上、そしてサロンの発展につながるといえるでしょう。
となりのヘアサロン
【記事提供元】サロンオーナー 2017年11月号(理美容教育出版)
ユーザーの多くは、「このスタイリストにお願いしたい」という気持ちでサロンを選んでいます。
スタッフが定着すれば顧客が定着し、売上げの安定につながるのです。
では、スタッフが気持ちよく働けるサロンにするには、どうしたらよいのでしょうか。
神奈川のあるサロンでは、スタッフの技術練習の時間を、営業後ではなく営業前に行うようにしました。
これにより、スタッフの生活が、以前に比べて健康的になったほか、時間を効率的に使う意識がアップしたといいます。
また、時間帯ごとの客数を把握し、予約を詰め込みすぎないようコントロールしました。
瞬間的な売上げを追い求めることでスタッフを疲弊させ、結果として顧客満足度を下げることのないよう配慮したのです。
また、予約客の情報を、朝礼の際にスタッフ全員で共有します。
このことによってサロンのスタッフが一体となった、特別感のあるサービスにつなげることに成功しました。
これらの工夫により、5か月でのトータル再来店率95~97%を実現したといいます。
手帳でサロンの理念を共有
千葉で3名の小さなサロンからスタート。
14年間で3店舗を展開、100名規模のスタッフを抱えるまでに成長させた事例を学んでみましょう。
代表は、独立当初からスタッフの教育に力を注いできました。
ただし、昔ながらの“がんばり主義”は若手には受け入れられません。
そこで代表は経営塾などに通い、しっかりと組織づくりを学びました。
その一環として導入したのが、サロンの理念や目標をスタッフが理解するための“手帳”です。
手帳はスタッフ全員に配られ、毎年のようにリニューアルしています。
また、スタッフの目標や取組みを幹部に提出。
幹部は改善点などについてのコメントとともに返却するという仕組みを作り、スタッフのやりがいにつなげています。
サロンとスタッフ、双方の目標を共有することで離職は激減。チーム意識も芽生えました。
短期的な収益にとらわれずES(従業員満足度)を重視する──。
それがCS(顧客満足度)の向上、そしてサロンの発展につながるといえるでしょう。
となりのヘアサロン
【記事提供元】サロンオーナー 2017年11月号(理美容教育出版)