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経営者の決算数字アレルギーの正体とは?

21.07.06
【代表コラム】
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20代~40代の若手経営者に共通する悩みとは何でしょうか?
それは、ズバリ“決算数字に対してアレルギーがある”ことです。では、決算数字アレルギーの正体とは一体何で、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

《目次》
1.今の若手経営者の実態
2.決算数字に対してアレルギーがある理由とその正体
3.決算書に対するアレルギーをなくす方法

1.今の若手経営者の実態

自分が見てきた限り、今の経営者で決算書に興味のない人なんていません。20代~40代の経営者は基本的に真面目で勉強熱心ですし決算書の中身も知りたいと思っている方がほとんどです。決算書を経営に生かしたいと思っている経営者がとても多いのです!
そして危機意識も非常にあります。不況が連続して起こる中、これからの時代は勘と経験だけに頼った経営は危ないということも百も承知なのです。しかも面白いことに、ほとんどの経営者は実は数字に非常に強いのです!受注目標、昨日の売上高、商品別の売上数量、各商品別の粗利率、預金通帳の現在の残高等、自分たちが質問しても、これらの数字をほとんど答えられます!にも拘わらず、なぜ経営者は決算数字に対してアレルギーがあるのでしょうか?

2.決算数字に対してアレルギーがある理由とその正体

それは、「自分の経営スタイル=経営資源の選択と集中」 と実際の決算数字が乖離してしまって自分のイメージと合わないからなのです!
これはどういうことか?経営者は、日々会社の経営資源(人・モノ・金・情報・時間)を自分なりに選択してどこかに集中投下しています。その判断の基準は現場の声、顧客の声、社員の声、そして売上目標に対する成果や去年の決算書の数字だったりします。例えば、社長が去年の決算書を見て、利益が薄くキャッシュが残らない原因が、売上増加が原因だと判断し、そのために営業マンを増やし、売上目標管理を徹底して行うとします。1年間行った結果、決算書が申告ギリギリになって送られてきて、その数字をみて愕然とします。また今年も経常利益が薄く、キャッシュが増えていない!何が原因なんだ!?これを毎年のように繰り返します!そのうち、社長は、自分が行っている「経営スタイル=経営資源の選択と集中」が財務数字と合わないため、だんだんと経営判断に迷いが生じてくるようになります。これがいわゆる「決算書に対するアレルギー」の正体です。

3.決算書に対するアレルギーをなくす方法

決算書に対するアレルギーをなくすためにはどうすればいいのか?
このためには、社長の経営スタイルと決算数字を結び付けてあげることが必要なのです。すなわち、社長の経営スタイルや経営戦略を聞きながら、今の財務数字がどのような状態になっているかを親身に聞いて結び付けてくれるパートナー(伴奏者)が必要なのです。SS総合会計は、税理士を超えた経営のパートナー=“経営に強い税理士”であることを最大の強みとしています。
私たちの経営コンサルティング手法は、私たちが主役になって経営改善提案を与えるだけのものではありません。
パートナー型のコンサルティング手法を取っております。
現在稼働経営コンサルティング件数72件という税理士業界トップクラスの実績で安心してお客様にご依頼をいただいております。「決算数字に対するアレルギーをなくしたい」とお考えの経営者の皆様、ぜひお気軽にご相談ください。

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