藤垣会計事務所

記事一覧

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『ウッドショック』、どんな影響がある? 今後の見通しは

21.11.30
業種別【建設業】

『ウッドショック』とよばれる世界的な木材不足と価格の高騰が続いています。 アメリカ政府の低金利政策により、住宅建築需要が増加したことがそもそもの原因であるといわれており、木材の多くを輸入に頼っている日本の建設業界にも大きな影響を与えました。 外国産材は、国産材に比べても価格が安く、一方の国産材は生産者の高齢化などで簡単に増産できません。そのため、ウッドショックも長引くのではないかといわれています。 今回は、建設業界にとって無視できないウッドショックとその影響について説明します。

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改正建設業法に基づく『著しく短い工期の禁止』の運用について

21.11.01
業種別【建設業】

2020年10月に施行された改正建設業法では、『著しく短い工期の禁止』が定められています。 これまで建設業界では工期を優先するあまり、現場の労働者に長時間労働を強いるケースが多く見られました。 そのため、働き方改革を促進させ、労働者の長時間労働を是正する目的で、改正建設業法に著しく短い工期の禁止が盛り込まれたという経緯があります。 今回は、違反した場合のペナルティと併せて、法律に定められた、著しく短い工期の判断基準について、説明していきます。

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現場のキーマン・施工管理技士、採用の動向とポイントについて

21.10.05
業種別【建設業】

施工管理技士の資格を持つ人材は、建設工事に必要な専任の技術者として現場に配置することが可能です。 しかし、建設業界は高齢化や若者の業界離れなどによる慢性的な人材不足で、特に施工管理技士の有資格者は不足しがちです。 一方で、多くの建設業者は施工管理技士の採用に力を入れており、 “売り手市場”となっています。 また、ほとんどの企業で資格手当を支給するなどして優遇しているため、流動性が低いのも現状です。 今回は、そんな施工管理技士採用の動向と、採用のためのポイントについて説明します。

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人材不足解消にもつながる多能工の育成方法

21.08.31
業種別【建設業】

慢性的な人材不足を背景に、建設業界では複数の作業を遂行する能力を有したマルチクラフター、いわゆる『多能工』と呼ばれる人材に注目が集まっています。 多能工は、工種の入れ替えがないため、工期の短縮につながり、同一の現場に同一の人材を配置することによる品質の向上なども期待できます。 建設業界においては多能工の育成が急務となっており、多くの企業で多能工のための研修やOJTが行われています。 人材不足の解消にもなる多能工の可能性を具体例なども交えながら紹介します。

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行政と民間企業が連携! PFI事業のメリットと課題とは

21.08.03
業種別【建設業】

自治体と民間企業が連携して公共サービスを提供することを、『公民連携(PPP)』といいます。その代表的な手法の一つが、『PFI(Private Finance Initiative)』です。PFIとは、従来は自治体が行ってきた公共施設等の設計、建設、維持管理・運営から公共サービスの提供までを、自治体と連携して、民間企業が行うことをいいます。 今回は、公民連携事業の事例をあげながら、その概要を説明します。

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建設業における見積りに関するルールを確認しておこう

21.07.06
業種別【建設業】

建設会社が工事を受注する際には、事前に工事に必要なおおよその費用を算出し、発注者に向けて見積りを出します。この見積りについては、建設業法で基本的なルールが定められています。見積りは、発注者が業者を比較するうえで貴重な情報源であり、その後の信頼関係構築のためにも必要なものです。 今回は、国土交通省の『発注者・受注者間における建設業法令遵守ガイドライン(第2版)』をもとに、見積りに関するルールを確認していきましょう。

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現場では要注意! 熱中症の予防と対策について

21.06.01
業種別【建設業】

屋外での作業が基本であり、長時間にわたり炎天下で作業することも多い建設業。 気温が上がる夏場は、熱中症や脱水症状などによって体調を崩さないように特に注意が必要です。建設業で発生する労働災害では熱中症が多く、これまでに厚生労働省などでも、さまざまな対策が考えられてきました。 今回は、厚生労働省による熱中症予防キャンペーンをヒントに、熱中症による事故を防ぐための方法と対処法を説明します。

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若者の仕事観から紐解く、人材採用にまつわる建設業の課題

21.04.30
業種別【建設業】

募集をかけても若者が集まらず、担い手の高齢化が進んでいる建設業界。 現場の技能者などは、特に若い人材の採用が難しく、人手不足が深刻化しています。 また、若手を採用できたとしても離職率が高いことが悩みの種、という会社も多いようです。 今回は、若い世代の仕事観に響くような、建設業の魅力を発信する方法について考えます。

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要注意! 現場監督が抱えるストレスとメンタルのリスク

21.04.06
業種別【建設業】

建設現場で、工程管理や安全管理、事務作業といった多様な業務を一手に引き受けている現場監督。 施工管理業務には、自分の知識と経験を活かし、先頭に立って現場を動かしていくというやりがいがある反面、責任が重く、労働時間が長くなりがちな傾向があるため、体調やメンタル面に問題を抱えてしまう人もいます。 今回は、そんな現場監督に気持ちよく働き続けてもらうために、現場監督が抱えるストレスと、メンタルヘルス対策について解説します。

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どうすればよい? 実は重要なWebでの情報発信のコツ

21.03.02
業種別【建設業】

建設業界では、現場の仕事に集中するあまり、自分たちの会社や技術についての情報発信にまで手が回らないという悩みをもつ会社が多くあります。「職人の指導はできても文章が書けない」「Web関係のことは苦手」など、発信するまでのハードルが高いという実態もよく耳にするのではないでしょうか。しかし、Webでの情報発信は、規模が小さい会社でも、コロナ禍で対面での営業活動に制限があるなかでも取り組みやすく、新規顧客獲得などの効果が期待できるものです。そこで今回は、Webサイトの見直しについて解説します。