藤垣会計事務所

理と利の統合

23.06.20
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おはようございます!

月末が近くなり、

決算報告など出かける予定が続きます。





さて、

藤垣会計のクレドの中には

社会にクオリティカンパニーを輩出することを

事業の中核に置いた事業展開をすることを謳っています。

私たちが社会とともに歩む会計事務所として

高業績と良好な人間関係を両立する理想の高収益企業である

クオリティカンパニーを輩出することにこだわっていきます。






でね、

業績が良い会社は世の中にたくさんあります。

また、

人間関係がよいと思われる会社もたくさんありますよね。

でも本当に人間関係が良いとはどういうことでしょうか?

会社が社員を大切にしているって誰が決めますか?

とても抽象的ですよね

だからこそ、

社員さんたちにアンケートを取って客観的な数値によって

分析できるんですよ。

理念浸透サーベイと言いますが、

これを読み解き社員を育成しながら

会社が企業理念を実現することと

社員が自己実現をしてく舞台が会社となり、

これらが重なっていくことで理想の会社に近づいていくのです。
 





まさに企業理念を体現する中で

結果として利益を生み出すことができていくのです。

あくまでも利益は目的ではなく結果である。

1980年代にアメリカで始まった営利主義。

これを追求しすぎてしまうと、

会社で働く人は利益を生み出すための道具となってしまいます。

そんな結果、

「熱意溢れる社員」調査で日本は139か国中132位という結果となったのです。





人を中心とした人軸経営がこの調査結果を変えていくと信じて

クオリティカンパニーを輩出することを企業理念に入れているのですね。





「理」と「利」の統合、

つまり、

理念、理想、真理の理、

利益、利潤、営利の利。

この理と利を統合した経営をすることが

理念が浸透して、かつ、好業績の企業となるのです。

二宮尊徳は、

『道徳なき経済は犯罪であり、

経済無き道徳は寝言である。』

という言葉を残されました。

まさに道徳とは理念、経済とは利益です。

どちらも両立しなければダメなんです。





でね、

藤垣会計では去年からMQを社員の目標設定に活用しています。

MQとは粗利のことです。

藤垣会計のバリューを体現することを通して

結果としてMQを高くできる人財をめざしているのです。

MQとは仕事において高い価値を提供できている証です。

仕事の精度が高いということも価値です。

高い報酬をいただけるということも価値です。

一定の時間の中でより多くの仕事をこなすことができるのも価値です。

これらの価値を表せる共通の数値がMQというわけです。





どれだけ丁寧に仕事をしたとしても

その結果が企業に利益を残すことに貢献できなければ

価値が足らないのです。

どれだけ早く仕事をこなしても、

間違っていれば結果的に損害賠償などのリスクを残すわけで、

そこにも価値はありません。

理念だけでは企業は生き残れません。

あくまでも利益がなければ企業はいずれ倒産することになるのです。

だからこそ結果にはこだわる。

誰一人として利益を上げなくてよい人は会社にはいないのです。

MQは愛だと私の同志でもある税理士の先生は言われますが、

結果としてMQを上げることが、

より多くの人を豊かにしていることにつながるので、

MQは「愛」。

まさにそうだと思います。

今年はMQにこだわっていきます。