誠実と忠誠
おはようございます!
これから確定申告に入っていくので
ゆっくり本を読んでいる時間はしばらくなさそうですが、
藤垣会計では、
火曜日は、早朝読書会の日です。
現在は『7つの習慣』を課題図書として
読書会をしています。
分厚い本ですが内容が完訳版として
昔のものより読みやすくされていて
感動的な分かりやすさです。
書籍の中に、
「誠実」という言葉について触れられていますので
ちょっとその内容をシェアしますね。
「7つの習慣」の著者コヴィー博士は、
誠実とは、忠誠の最高位の形であり、
原則を中心にして生活することだと言われています。
自分の中心に据えるのは、
他人でも組織でも、
家族ですらありません。
あくまで原則なのだと。
「それは他人に受け入れてもらえるか?」
「それとも正しいことなのか?」
正しいと思うことをせず、
他人や組織に忠誠であることを優先してしまえば、
誠実ではありません。
その場では他人に受け入れられ、
好かれるかもしれないし、
忠誠心を得ることができるかもしれません。
しかし誠実さを欠いているなら、
やがてその人間関係にはヒビが入るだろう。
そうコヴィー博士は言っています。
仕事においても、
お客様の言い分をハイハイと聞いて
相手に迎合していれば
その人には好かれるかもしれません。
経費にならないものを経費にしてくれと言われて
誤魔化して経費に混ぜ込んだとしたら、
その場は喜ばれるかもしれませんが、
あとで税務調査があったときに問題となり
人間関係は崩れてしまうでしょう。
信頼関係は、
誠実さの上に成り立っています。
そう考えると短期的な人間関係ではなく、
長期的に信頼されるような人間関係を構築すべく
行動を選択していかなければならないのですね。
人はどうしても目先の快楽に流されてしまいます。
人間関係でも同様です。
本当に相手のためになるのかどうか、
ちゃんと話して理解をしてもらうことが
相手の言い分に飲み込まれないためには重要なのです。
誠実さを実践するためには
7つの習慣における第1~3の習慣が基盤となるので、
あらためて行動を見直していこうと思いました。
あなたは誠実な行動はできていますか?