税理士である前に
私の仕事は税理士業ですが、
お客様との関係性について
考えさせられることがありました。
税理士とクライアント様との間には
絶対に不可欠なものがあります。
それは、、、
信頼関係です。
ある経営者の方は、
仕事に使った領収書を税理士に提示すると
その支出は本当に仕事につかったものなのか?
そうやっていつも疑いの言葉をかけられていたそうです。
税理士に依頼しているというより、
税務署にみてもらっているようだと話されていました。
まさに、
その通りですよね。
税理士法には、
『税理士は、
税務に関する専門家として、
独立した公正な立場において、
申告納税制度の理念にそって、
納税義務者の信頼にこたえ、
租税に関する法令に規定された
納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。』
と書かれています。
第1条の使命です。
ここには独立した公正な立場とあります。
私たちは、
確かに正しく納税してもらうために
経営者を教育することもありますが、
そのまえにお客様と強い信頼関係があることが
大前提なんですよね。
経営者は不安です。
この先お金がショートするんじゃないか?
ちゃんと来年も売上が維持できるのか?
社員に給料を安定して払っていけるのか?
すべての取引にはお金の出入りが伴います。
不安なんですよ。
経営者の良きパートナーとして
支えてあげることが私たちの役割。
経営者が安心して仕事に集中できるよう環境を整備し、
その会社が成長発展することで
その社員さんたちやステークホルダーである
周囲の人々が豊かになります。
こうして地域は豊かになるのです。
あらためて
何のために誰のためにこの仕事をしているのかを
考える機会をいただきました。
しっかり目の前の方に寄り添っていきます(^^)/