藤垣会計事務所

なぜ成長を求められるのか?

22.10.19
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おはようございます!

世の中がDXの話題が多くなり、

DXについていけなくなるのはマズいことなんじゃないかと

不安を感じる人も多くいらっしゃるかと思います。

会計の世界では

今後のインボイスの発行についても

電子での方式を会計事務所ソフト会社さんたちや

税理士会も関わって、

世界基準から外れないような日本基準を策定しているようです。

なにごとも自由でバラバラな規格では

あとから作業する側が疲弊してしまいます。

はやくしっかりした統一規格ができるといいですね。


 


さて、

今日は企業がなぜ社員の成長を求めているのか?

という話をしましょう。

最近読んだ書籍で

「数値化の鬼」

という本があります。

私が学んでいる織学の代表の安藤さんの書籍です。

前作はベストセラーとなり、

その続編にあたります。





織学では組織のあり方がとても明確に語られています。

パッと聞くだけだととても冷酷で冷たく感じられるかもしれないけど、

その本質を理解しようとすると

人の心理や行動に至る原理に対して

とても効果的に仕組みを考えている考え方だと分かります。





そして今日のテーマです。

有益性といって、

その価値のことをお話ししますね。

会社は社会から有益性を求められています。

何かしらの価値を提供しているから

会社は売上を上げ利益を出せるのです。

そして会社の中では、

社員に対して有益性を求めるのです。

社員は自分の価値を提供することで

会社から認められるというわけ。





でね、

現状維持をしていては

価値は薄れていくんですよね。

だって時代は進化しています。

私たちの業界だとDXなど分かりやすい例です。

同じことをしていては

どんどん時代に取り残されていくんですよ。

だから個人は成長を続けていかなければ

その有益性は維持できないんです。

現状維持は退化なのです。





一定の割合で会社には成長を諦めた人がいます。

そうなると問題が起こるんですよね。

例えば、

万年負け続けている高校の野球部を想像してください。

3年生の上級生はもう成長なんて求めていません。

そこにやる気満々の新入生が入ってきたとき、

上級生は何て言うでしょうか?

新入生のやる気を削ぐようなことばかりするんじゃないでしょうか。

今さら頑張りたくないからです。

どうせ負けるんだから、

頑張らないようにやろうぜ!ってね。





でも会社ではそれは通用しないんですよ。

部活とは違いますからね。

万年負け続けたら、

会社は潰れてしまいます(^-^; 





数年前にベストセラーとなったライフシフトでも

これからのキャリアについて述べられていましたね。

寿命が100歳に伸びることで、

人生の途中であらたにキャリアを学びなおさないと

いけなくなるってね。

50歳から80歳までのキャリアのために

50歳から大学に入りなおすとかね。

20歳の時の知識と経験は80歳まで持たないんだそうです。

だからこそ、

常に成長しなければならないとも言えますね。





成長というととても負担感を感じられるかもしれませんが、

毎日1ミリだけでもいいから前進すればいいんですよ。

一日に一つでも新しい言葉を覚えることくらい

難しくないですよね。

一日一語だと一年で365個もの言葉が見につくんですよ。

ぜひ積み重ねていきましょう!

私もコツコツ精進していきます!